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今ある薬が効かない細菌の登場

緑膿菌感染症や細菌性赤痢など多剤耐性グラム陰性桿菌に対する最終手段として用いられるコリスチンの耐性菌が既に中国で登場しており、今この細菌に効く薬剤はなく、打つ手はない。
中国、バングラデシュなどで家畜の病気予防のため、餌と一緒に無造作に与えることが原因と考えられている。人だけでなく、家畜や殺虫に使われる薬剤の使い方の基準の明確化や販売、使用規制が急がれている。
今世紀は感染症の世紀になるのではないか。

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