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外資系大企業からユビーに転職した理由


はじめに

はじめまして、Ubie 株式会社 (ユビー) にバックエンドエンジニアとしてジョインした oliva です。
2024/1/1 に入社してそろそろ 2 ヶ月というところなので、入社エントリを書きます。
ユビーへの転職理由やユビーで今何をしているかということを書いていきます。

自己紹介

NTT コミュニケーションズ (配属先はNTTレゾナント)でソフトウェアエンジニアとしてキャリアをスタートしました。
メディア サービスの DevOps、リアルタイムコミュニケーションのための SDK の DevOps やその SDK を使った SaaS の開発をした後、日本マイクロソフト (MS) でテクニカルサポートエンジニアを経験しました。
その後、ユビーに転職し、今に至ります。
3歳の長男と2歳の双子のパパもしてます。

なぜソフトウェアエンジニアに戻る? しかもスタートアップで?

育児が忙しくがっつり集中できる時間は業務時間だけといっても過言ではない状況であり、そのため、1 日 8 時間程度を何に使うべきか ? を考えるようになりました。
1 日 8 時間を自分の理想の将来像に近づいていると思える時間、かつ、楽しい時間にしようというのが、転職を考えたきっかけです。
一応念のために補足すると、前職が自分の理想の将来像に近づかない、かつ、楽しくない時間だったと言っているわけではないです。
特定の技術分野の分かり手同士で協力しながら技術的なお客様の課題を解決すること自体が楽しかったですし、自チームの担当プロダクトに関するお問い合わせにおいては自分たちがわからないのであれば日本の誰に聞いてもわからないという状況での仕事は責任感も大きく充実していました。

転職時点での自分が考えていた理想の将来像は、事業を語れて事業をドライブできるエンジニアです。
あえて広義の意味でエンジニアという単語を使っていて、技術を自分の強みにして事業をドライブできる人材になりたいという意味です。
この記事を書いてて、事業をドライブできるエンジニアとは?となったので GPT-4 に聞いてみました。

「事業をドライブできるエンジニア」とは、単に技術的なスキルを持つだけでなく、ビジネスの側面を理解し、それを推進することができるエンジニアのことを指します。このようなエンジニアは以下の特徴を持っていることが多いです:

1. **ビジネスマインド**: 事業の目標や戦略を理解し、それに沿った技術的な解決策を提案できる能力。

2. **コミュニケーションスキル**: 技術的な知識をビジネス関係者にわかりやすく伝える能力。また、ビジネスチームと連携して、共通の目標に向けて働く能力。

3. **問題解決能力**: 技術的な課題だけでなく、ビジネスの課題も理解し、効果的な解決策を考案できる能力。

4. **プロダクトマネジメント**: 製品のライフサイクルを理解し、顧客のニーズに合わせて製品を改善する能力。

5. **リーダーシップとチームワーク**: チームをまとめ、プロジェクトを遂行するためのリーダーシップ能力。チーム内の協力を促進し、チームメンバーの能力を最大限に活用する。

このようなエンジニアは、技術的な専門知識だけでなく、ビジネス戦略の理解と実行能力を兼ね備えており、企業や組織にとって非常に価値のある存在となります。

GPT-4 からの回答

こんなエンジニアに自分が最短で近づけそうなところを探すというのが転職の軸です。

ソフトウェア エンジニアとしての転職をした理由は、ソフトウェアエンジニアという職種が好きなのはもちろんですが、MS でテクニカルサポートエンジニアとして 3 年弱の間プロダクトを使うユーザーの声と向き合った経験や、ソフトウェアの外側からのトラシューの経験を踏まえて、自分がソフトウェアエンジニアとしても強くなったんじゃないか??という期待があったからです。

実際に強くなったかはさておき、楽観的な期待を込めて、ソフトウェアエンジニアとして事業をドライブできる人になりたいと考えました。

スタートアップに決めたのは、大企業に比べるとスタートアップのほうが自分自身でドライブできる部分が大きそうという体感と、Yahoo Japanの会長の川邊さんの動画がきっかけになりました。
https://x.com/dennotai/status/1727812705955049511?s=20

https://logmi.jp/business/articles/254868#s2 から引用

上図内の “サービス E” の立場で小さくまとまってしまった経験があり、今度はベンチャー企業で日本から世界に届くようなプロダクトの開発に挑戦してみたいと思いました。

国内の大企業から外資の大企業に進み、そこからスタートアップに行くことには、家族もいるので不安がありましたが、その点については次の次の節で回収します。

なぜユビーに ?

ユビーに興味をもったきっかけは、偶然が 3 つ重なった結果です。

  • NTT時代の同僚からの声かけ

  • MSの同僚がユビーに転職

  • 媒体経由でカジュアル面談のお誘い

バッググラウンドで共通点がある知人が 2 人もいると知ったことが入り口でした。
話を聞いてみて、以下の点がとても魅力的でした。

  • ミッション「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」を果たすために、to生活者, to医師 (病院), to製薬企業と多角的にプロダクトを提供していて、それらのつながりが綺麗にデザインされている

    • どれか 1 つの事業が伸びることで、残りの事業にとっても大きなリターンがある

    • Ubie の事業が大きくなればなるほど生活者が幸せになる (これ個人的にデカい)

    • すでに US でも事業を始めている

  • 事業成長に集中できる制度たち

  • 当事者意識が高く、思い切り trust していいメンバーばかり (≒ 強い人ばかり)

    • エンジニアはもちろん、現役医師、元官僚、元製薬企業出身者、元コンサルなどミッション達成のために必要なバックグラウンドをもった人材がそろっており、同じ方向を向いている

    • カルチャーガイドを基に、カルチャーマッチを重視した採用

強い人と一緒に、自分の子供を含めて多くの人間の健康寿命を延ばすっていう難題へのチャレンジに集中できる環境楽しそうすぎる!!

というようにユビーで働いてみたい気持ちは大きくなりました。
ただ、大企業しか経験したことがないので

  • スタートアップで働いていけるのか?

  • 給与的に家族に大きな迷惑をかけてしまうことになっちゃうんじゃ?

  • マイクロソフトでもっと大きなチャレンジしたほうが合理的か?

などなど不安や迷いが残っている状態でした。

スタートアップに転職する不安はいつなくなった?

不安が小さくなったきっかけ

NTT 時代の同僚のじょにーを含め、数人で飲んだときに、じょにーが以下ブログの内容を話してくれたのがきっかけです。

3.キャリアの安定とは変化に強くあることだと考えた

キャリアの安定とは何かと考えたときに、変化の激しい環境の中で自分自身の考え方や働き方を柔軟に変化させられる、そいういうマインドや経験を持っていることが、この先働いていく上での強さや安定につながると考えました。

https://note.com/famous_yarrow63/n/n99f8290e5674

ユビーはミッション達成のためには変化を恐れずにどんどん変わっていく会社であり、一緒に飲んだ入社して数ヶ月のメンバーもすでに大きな変化を体験したということでした。

どうしたらユビーの難易度の高いミッションを達成できるかという高い視座を持って、変化進化を続けながら会社を大きくすることに集中するという経験は、自分の中で大きな財産になることは間違いなく、その経験はスタートアップでも大企業でもどこの会社に行っても活かせるはずと考えるようになりました。

この時点で志望度が 80 % くらいになりました。

100% ユビーで働きたいと思えたきっかけ

志望度が 80% から 100% になったきっかけは採用面接です。

スキルを測る目的も含まれますが、面接では基本的には Ubiness と呼ばれるスタンスのマッチ度を測られます。

面接前には自分にとってのベストを尽くしたと思えるエピソードは用意したつもりですが、面接官はユビーの中の人として Ubiness と私とのマッチ度を測るため深掘りで質問をくれ、面接を通して自分の経験の浅さに気付かされることも多かったです。

面接を担当してくれたメンバーはいずれも自分の理想のエンジニア像に近いと感じ、ロールモデルとして追いかけたいと同時に、ユビーの中に入って対等に働きたいと思いました。

落ちたら落ちたで現職でもっと頑張れそうと思えるいい体験でした。

Ubie で今何やってる ??

私は to製薬企業向けのプロダクト周りのシステム開発をしています。
業務で使用している技術スタックは以下です。

  • バックエンド: Go

  • フロントエンド: Nextjs (TypeScript)

医療や製薬の知識がない状態で入社しましたが、社内の勉強会や業務メンターにサポートしてもらい、少しづつ業界知識をつけながら仕事しています。

新規のシステムや既存システムのアーキテクチャの変更をするときには Design Doc を書くと社内の有識者に助けてもらえますし、Slack でもカジュアルに相談できる文化にも助けられています。


UbieではOKRを運用していて、全社単位のOKRとアラインメントをとりながらサークル (チーム) 単位のOKRが設定されています。

個人の評価制度がないこともあり、ストレッチした目標の設定が可能ですし、事業部の単位でこまめに OKR の達成度を追っています。

自分がソフトウェアを書くことでサークルのOKRの達成率が上がっていき、自サークルが前進していることを実感できますし、サークルが前進したということは会社も前進しているということでもありますので充実感を感じています。


さらっと収入面のことも触れます。
前職と比べると、「月収は同じ」で「ボーナスがなくなった」代わりに「ストックオプション (SO) がある」状態です。

ボーナスがなくなったけどそれ以上に会社をでっかくするぞ!という気持ちでオファーにサインしました。

ただ、オファー時はもちろん収入の算数はしましたが、働いてみると、熱量が圧倒的に高い組織の一員として働くことができる業務体験がプライスレスな部分だと感じています。
この業務体験にフリーライドせず、自分自身も Ubie の熱量をもっと高くできるようなメンバーになっていきたいですね。

最後に

Ubie では絶賛一緒に働いてくれるメンバーを募集中です!
もちろんソフトウェアエンジニアも募集しています。
02.バックエンドエンジニア【プロダクトプラットフォーム本部】 - Ubie株式会社
02.フロントエンドエンジニア【プロダクトプラットフォーム本部】 - Ubie株式会社

カジュアル面談よりももっとカジュアルなおしゃべりをしたいんだという方も多くいらっしゃると思います。
そういう場合には、よければ私とおしゃべりしましょう!
おしゃべりだけで採用フローに乗るわけじゃないという前提でいますので気軽にお願いします(もちろん乗ってくれてもいいんだよ)。


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