おりひめJAPANのベンチ構成から見る日本人指導者育成の必要性。

みなさん、こんにちは!

最近、いかがお過ごしでしょうか?
僕は期末試験が迫ってきており、テスト勉強に追われています。
年末に向け、慌ただしくなってきましたね!
朝は寒いし、起きるのがとても大変です。

(タイトル写真は日本ハンドボール協会 フォトギャラリーより引用しました。
引用元: http://handball.or.jp/photogallery/photo/2018/17awhc/)

さて、今回の話を始めていきましょう。

今回、取り上げたいテーマの元となる以下の2枚の写真を見てください。
まずは下までスクロールせずに、この2枚の写真をみてください。
みなさんはどのように感じますか?

引用元: http://handball.or.jp/photogallery/photo/2018/17awhc/

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代表選手良い笑顔! ウルリック、カッコいい!
っていうことは間違いないです。笑
しかし、今回のnoteで書きたいテーマは全然違います。

僕が感じたことは、
GKコーチがベンチにいないんだ
ということです。
(誤解を招かないように補足しておきます。日本代表チームにはアントニ パレツキというGKコーチがいます。)
今日の話はここからスタートしていきます。

先日の女子ハンドボールアジア選手権での、日本のベンチ構成は以下のようになっていました。(IHF主催の大会では、ベンチは4人までのスタッフが認められている)

A:ウルリック キルケリー ヘッドコーチ
B:櫛田 亮介 アシスタントコーチ
C:高野内 俊也 トレーナー
D:藤田 愛 通訳

ここで、僕は日本代表チームに外国人監督を置くことで、ベンチにGKコーチが入れなくなることを強く実感しました

すなわち、監督と通訳はセットで2枠、トレーナーで1枠、そしてアシスタントコーチで1枠により埋まってしまいます。

ハンドボールのベンチ構成で、メディカルスタッフは欠かせないので、この1枠は必ずトレーナーに割り当てられます。
さらに、現代のハンドボールではCPの入れ替えが多く、コート内外の選手の管理をするアシスタントコーチの存在は欠かせません。(特に日本女子代表は7人攻撃を多用するチームなので余計に重要だと思います。)

すると、4枠あるベンチからGKコーチが入れなくなる弊害が生じてしまいます。

僕は、現代のハンドボールにおいて、GKコーチの存在は必須であると考えています。
ヨーロッパでは、GKコーチ用のライセンスがあるように、CPとGKはもはや別のトレーニングを積んでいく必要があります。

そうなると、ゲーム中のGKの管理をするのはGKコーチがメインになってきます。(もちろん、責任者という意味ではヘッドコーチが1番ではありますが、そこはヘッドコーチとGKコーチの信頼関係が大切だと思います)

ゲーム中のGKコーチの役割は、自チームのGKが力を発揮できるようにコミュニケーションを取ったり、交代のタイミングをヘッドコーチに伝えたりと大きな役割を果たすと思います。

日本代表にはアントニ パレツキという素晴らしいGKコーチがせっかくいるので、その力をゲーム中にも発揮してほしかったです。
(まぁ彼も外国人であるので、結果的に通訳は必要なのですが。)

となると、日本人監督であれば通訳の必要もありませんので、最後の1枠をうまく使えると思います。
こういう視点から見ても、大げさではありますが、トップレベルの日本人指導者の育成が必要だと思います。
もちろん、現段階ではヨーロッパの監督を招聘することが代表強化に大きく繋がっていることは言うまでもないことであり、あくまで未来の話を想定して言っています。

日本人監督になることで、通訳は要らなくなり、ベンチにGKコーチを置けます。
あるいは、バレーの代表チームのようにアシスタントコーチに外国人を置くという使い方もできます。
(試合中の選手とのコミュニケーションは監督がやる)

または、全く別の発想ですが、
スーパーアシスタントコーチなんていたら面白いと思います。
トップレベルのGKメゾットとトレーナー資格を持ち、英語で通訳ができ、総務もまじめにこなす日本人コーチなんてどうでしょう。

なかなか現実的ではないでしょうか。
僕は、周りが手が届かないところに手が届くアシスタントコーチになれたら、面白いなと思いました。
人がなかなかやらないところをいかにマスターしていくかが重要かなと感じました。

ほかの球技種目の場合はどうなのでしょう?
国際大会にて、バスケだとスタッフは6人、バレーボールだとハンドボールと同じく4人のようです。
(ただし学生リーグや国内大会の際には、マネージャー登録なので、上記の人数を上回ることはあるそうです。)

ハンドボールでも、インカレは5名までベンチに入れました。
今年の筑波男子の場合は、監督、コーチ、GKコーチ、トレーナー2人という構成でした。
ベンチに、コーチが3人いることはとても大きいことなのかなと思います。

少し話が変わりますが、
バスケの日本代表のスタッフについてです。
以下は先日行われた、バスケットボールワールドカップアジア2次予選、Window5の時のバスケ男子日本代表の招集リストです。

引用元: http://fibaworldcup2019-asian.japanbasketball.jp/wp-content/uploads/sites/108/2018/11/FIBAWC-Win5_24member_1119.pdf

僕はこの招集リストを見たとき、かなりの現場スタッフがいるのだなという印象を持ちました。
サポートコーチ兼通訳という人までいることに驚きました。
(よく考えてみると、通訳が1人しかいないことは、そもそも通訳の人が大変であるし、また外国人監督と通訳の解釈が異なると大変なことになるので、2人いたら良いと思う)

バスケットボール日本代表のスタッフ陣は、とても充実してると思います。
これに対して、ハンドボール日本代表もたくさんの方が協力していますが、現場のプロのスタッフという点で考えると、人数が足りないのではないかと感じました。
バスケットボールとハンドボールは一概に比較することはできないと多くの人は感じていると思います。

しかし、僕はハンドボールが競技育成やマーケティング面などで、追うべき道はバスケが通ってきた道だと、いつも思います。

特に、共にアリーナを使うことや特別な選手(高身長や左利きなど)の発掘が必要なこと、アメリカやヨーロッパ(ハンドボールだとヨーロッパ)が様々な面で発展しており、そこと対等に勝負していくという面ではほぼ同じです。

バスケットボールは世界一の競技人口を持ち、ハンドボールとは大きな差があります。
それでも、”強化をしていく”という点では近いものを持つと思います。

今回は、女子アジア選手権のベンチ構成から感じたことからバスケのスタッフの構成について、様々なことを書いてきました。また改めてバスケとハンドボールについて深く掘り下げていきたいです。

先日のアジア選手権については、Twitterで書いたとおりです。日本開催でしたが、少し盛り上がりに欠けたと思います。

ちなみに、上記のバスケットボールのアジア予選は先月末に富山で行われたのですが、以下のように盛り上がったそうです。

引用元: http://www.fiba.basketball/basketballworldcup/2019/asian-qualifiers/news/fazekas-fires-japan-up-past-kazakhstan-for-sixth-win

同じアジア予選、アリーナスポーツ。
ハンドボールがバスケットボールと同等に盛り上がっていくにはどうすれば良いのか。
この写真に沢山の答えがあると思います。

今日はここまで。
少し批判的な内容になってしまいました。
しかし、ハンドボールがどうすれば良くなるのかを発信していけば、何か変わるかもしれないと思っています。

それでは!

加藤 亮介

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