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こばかなさんのコーチング会の学び

昨日、私が運営の1人になっているグローバルコミュニティのイベントに先駆けて、Twitterでもコーチングを広めていらっしゃるこばかなさんに、”コーチングする側の方法・術”を教えて頂く会に参加しました。する側は少人数のがいいので、生徒8人(皆それぞれ管理職や仕事で悩み相談や誰かへアドバイスすることをしていてそれをブラッシュアップできたら、というベースがほとんどの人)で2.5h、説明からミニ・ワークやって質疑応答まで本当に充実した時間になりました。

コーチングとは、というベース等は、こばかなさんのnoteをご参照してください。

昨日は下記のような内容をそれぞれ説明してもらいました。

この中で私がこれはnoteに書き残しておきたいと思った重要ポイント、気付き、を書いていきます。

まず、コーチングするにあたり
相手の中にある答えを引き出して、その為のアクションを促進すること
なのでこちらが詳しくその人のバックグラウンドや、仕事内容、悩みの全容を知らなくても相手が自分で答えを導きだせればOK。(なので相手の詳細情報を取りにいくことに時間をかけない)。
*質問を投げかけるか、勝手に話してもらうかして、決めたテーマについて、その人の思いや考えを聴いていく=ずっと傾聴、コーチからのアドバイスはしない(相手の状況、態度、決定が何であれ、自分はずっとフラットでいる)。
*相手が気づいていない視点の質問をしたり、深掘りすることによってもやっとしていた思考をクリアにする。
*対応や質問の仕方、引き出しかたはタイプや人によって違うので、常に同じことをしない。きちんと相手を見極めながら質問を変えたり、コミュニケーションを変える。
*コーチングの目的は、理想の未来へのネクストアクションを決めること(めちゃくちゃポジティブで前向きな活動)なので、相手がそう思える質問の仕方をする。
*短いセッションの中で、色々なことを話してもらうにあたり、信頼関係を築くには、共通項を見つけたり自分からテーマについてぶちゃっけ話をしたり、「守秘義務でここだけの話にしますね」と言葉で伝えることによって相手ての安心感を得ることをまず始めにする。
*セッション中は、テーマとゴールは必須で、各段階で出た思考等について、ホワイトボードにメモにしていったり、要約してポストイットに貼ったり、相手も自分も今どの場所にいて何を考えているのか、を可視化しておく。


コーチングの5ステップについて(GROWモデル)
①テーマの設定
②目標設定
③現状把握
④選択肢の創出
⑤行動促進

①まず、始めに、↓の円の中、どのテーマで話したいのか、を相手から聞いて明確にする。これについてだけ集中して話すため。(これをすると、セッション時間が短い時、話が脱線したとき、熱中して情報収拾の話が長くなった時に路線変更する際にも、このテーマですよね、と戻しやすい)


②めちゃくちゃ大事な部分!!  テーマについて、答えは本来相手の中にあるので、質問は下記の④にあてはまるような、考えてみなければ答えがでない、相手の気づきを引き出す質問をする。テーマについて原因や、打開策について”どうしたいか”(未来へのポジティブな思考)を5W1Hのオープンクエスチョンで聞いていく。また出てきたものを素直に受け止めて認める姿勢で広げていく。
(”何で”できなかったの?は過去に言及するし日本人は責められている印象をもつので使わない。”どうしたら”いいと思う?等未来に向けた質問をしていく。)

時々要約を入れ、抽象化する。要約は、自分の意見を入れず相手の言葉を使ったり、短くする等、客観的に。
話が1つ2つしか出てこないようなら、明らかに違うだろうなというものを提示して相手からそれじゃなくて、と引き出してみたり、他には?、人生最後としたら?等の質問を使い、どんどん選択肢を増やす、本来の希望を掘り出していく。
そしてそこから、1つもしくは、出てきたものをうまく掛け合わせたらもっと良いものができるかもしれないので、理想の姿をしぼり、相手が、イメージしてワクワクするような具体的な目標を設定する(いつまでに、どんな状態で、誰かロールモデルがいるならどの人、そうなった時の気持ち、その時周りからはどういう評価をもらっているか等)。


③その描いた理想像と現段階のギャップを確認する(理想が100%なら、現段階は何%?)。そこで案外近いなと思ったらそれはそれでもモチベーションにもなる。相手の持っているもの(情報、人脈、環境、特技、経験、お金等)から使えるリソースの確認をする。

④現状から理想へ足りないものを埋める為の行動(=ネクストアクション)をあげていってもらう。人に聞く、調べる、本を読む、等も利用し、本人がどんなことを出来るのかどんどんあげてもらう。これもたくさん一旦あげてもらう。(ここでもしコーチがその分野に詳しければ1つの案としてアドバイスするのはOK)。

⑤どのネクストアクションを選択するか決めてもらう。(ここで、相手が事そして、ネクストアクションに対していつから、どのように、頻度等具体的に行動について決める。ネクストアクションが習慣になるまではどうするか、等も一緒に決める。(毎日コーチでラインで報告する等)

その後のフォローアップはネクストアクションについてのフィードバックや、そもそもの理想像が変わっていないか等を確認して都度②から⑤を繰り返して最適なものを進めていく。

→具体的な目標を自分の中から引きだし、それについて自分で考えた解決する策を取っていくという、全部が”自己納得”の行動となる=自分を変えたいと思っている人がモチベーション高く動き始める、そしてきちんと行動すれば結果が伴う

というのが全体的な内容です。


私が昨日、これを受けて、自分を振り返りながら思ったのは、完全に私の思考回路が②と③が逆だったな、ということ。自分の現状から、「じゃあもうちょっとだけよくするにはどうしたらいいかなー」と考えて行動したり、バックアップがある中で、「ここを広げてみようかなー」の安全策のネクストアクションをとるタイプなので、本来の理想像、とは違うけど、まぁだいたい満足、くらいで今の人生を歩んでいたんだなということに気付きました。なので、セルフコーチングとして、私の人生の理想像をもっともっと深めて考えて描いてみよう!!と思ったのがすごく良い気付きでした。ジャーナリングしながら現状との乖離の分析をしたり、ネクストアクションを挙げること、ネクストアクションについて現実的な行動習慣を作る、のは得意なので、妥協しない②をまず考えることが私の課題だなと思いました。

そして、私は占い好きなのですが、こばかなさんが占いは、他人に客観的に色々指摘されることで、いや、本当の私はこうだ、とかそれはあってるかもしれない、と思うことがコーチングに似ている、というお話を聞いて、確かに!!と思いました。占い師さんに「貴方は・彼はこうでしょ!?」って言われるとそれは違う!!事実はこうだ!!って思うこともよくあるし、そこからじゃあ私はやっぱりこう思っていたんだと気づくこともありました。そしてむしろ、最近占い師さんによっては、最初から、「じゃあ貴方は最終どうしたいですか?」って聞いてくる人もいるので、占い、というよりコーチングされてたのかもしれない笑

そして、この会で、これを私がチームや会社の人、そして他の人にも今後コーチングを提供出来れば、自分をもっとどうにか高めたいと思っている人の助けになるのでは!?と感じました。でも、人に話すだけ話させる、傾聴、が私はだいぶ苦手で(ついアドバイスしたくなっちゃうお節介な性格)、そして、人が話していることにフラットに聞くのもだいぶ苦手だなと思うので(どうしても主観入れて聞いてしまいがち)、こばかなさんもアドバイスされていましたが、日常生活で傾聴や、人と自分の境界線を引いて話を聞く、ということをまず意識していこうと思います。

ミニ・ワークをしていく中で自分で質問が出たり、実際今コーチングをやっている他の生徒さんからの質問で、それ確かに聞きたかった!! っていうものも答えていただいて、本当に色々スッキリしたし、コーチング、というものがとてもポジティブで人生を実り豊かにするアクションだなと思いました。

沢山の例を出して、テーマや質問の仕方もたくさん教えてもらって、本当にコーチングを1日3件は最近やっているというこばかなさんに先生をして貰えてよかったです。

残りの連休はセルフコーチングに当てますー!!笑

最後までお読みいただきありがとうございました。

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