UN Womenの活動の話を聞いたメモ

こんばんは。

今日は、会社で、UN Women日本事務所の方を招いたランチタイムセミナーがあったので参加しました。
そこで聞いたことや、なるほどと思ったことをメモとして残しておこうと思います。
(日本人の方がスピーカーでしたが、全部英語のセミナーだった上、ノートを全く取らずの記憶ベースなので、私が全て正しく把握できているか、大丈夫かな苦笑)

UN Womenは2030年までに下記SDGsのを達成するという中のNo.5を目指して活動をしています。
この”Gender Equality”を目指すため、”女性をエンパワメントすること”を主として”HeForShe"というタイトルをつけてキャンペーンを行なっています。(エマ・ワトソンの国連でのスピーチは有名なのでご存知の方も多いはず)

このSDGsのNo.5を満たすことは、No.1や(貧困度合いは男女比で言えば女性の方が多いので)、No.4であったり(教育機会がきちんと与えられないのもも女性の方が多い)、No.11であったり(日本で言えばちかんなどにあうのは女性の方が多いので安心できる社会ではない)を結局満たすことにもなるとのこと。

日本では直近の活動として、G20大阪開催に合わせて、NY本部の事務局長が日本に来て、演説をしたそうです。また、一般向けには、6/30に、国連大学で、事務局長や講演者によるトークイベントを行なったそう。この時、オープニングを飾ったのが、早稲田大学のチアリーダー”男子部”だったそうです。弊社でこのイベントに行った人からの感想が、すごい、今日呼びたかったくらい!!というのでUn Women 日本事務所の公式Twitterから探して来ました。

本当に、す、すごい、かっこいい!!!!

ちなみにNYの事務局長は、南アフリカのアパルトヘイトの解放に携わった女性で、もう南アフリカでは同じことは起こらないけれど、自分と同じようにそれぞれの世代がそれぞれで必要な、正しいアクションをしてほしいと願っているとのことでした。

そして、日本でのUN Womenの活動については、資生堂とファーストリテイリングがパートナーとなり、資生堂とは、教育分野での協力、ファストリとは、ファストリの店舗・工場での男女平等や、(多くの女性が働いている)工場の機械化してもっと高度な仕事の機会を提供を推進するように提案しているとのことでした。

話を聞いていて感慨深かったのは、UN Womenという世界でも有名な機関の日本事務所の方が、日本の企業や個人の男性にHeForSheについて説明や協力を求めても、軽くあしらわれることがあるという話でした。それはなぜなら、環境問題や、貧困問題は、報道されると、すぐ目に見えて”かわいそう、なんとかしなければ!!"と人々が思うから協力や寄付が集まりやすい、一方ジェンダーの問題はみんな見て見ぬ振りをするので感情に訴えかけづらい、そこをどうにかしていきたいというお話でした。

質問コーナーで、弊社の人が、Gender Freeの主張と同時に、なぜそこで”女性のエンパワメントの活動”が主になるのか、という質問をしたのですが、そこでお答えされていたのは、(個人的な考え、とふまえて)日本でも世界でもまだまだ、女性が男性の許可を得ないと病院に行ったり働いたりできない状況にある、女性が自分の選択を自分で実行する為には、まず女性をエンパワメントして、自分の選択で生きれるようになって平等が成り立つのではないか、というものでした。

HeForSheのキャンペーンは賛同者を募る署名運動でもあり、賛同した人は下記のサイトから簡単に署名できます。
ただ、署名をするだけでなく、まず、自分の周り、職場や家族へから、このHeForSheのキャンペーンの趣旨を広めたり体現してほしいというのが締めくくりでした。なので、私は自分へのメモが大半ですが、noteでこれを公開しています。

そして最後に私が面白いなと思ったのはこのHeForSheのキャンペーンのインパクトチャンピオン(この活動の推進のためUN Womenに選ばれた10首脳、10企業、10大学)に安倍首相が選ばれていること。自民党や安倍政権って何か女性をエンパワメントするような政策してますっけ!? 笑 スピーチまでしているのに、選ばれただけで満足してないできちんと行動してほしいなと思いました。

HeForSheのキャンペーンに賛同する人を日本では2019年内に100万人、と本部から目標を設定されているそうです。(なぜなら日本は先進国ですでに教育水準も高く、経済も成長しているのに男女平等のランキングでは先進国の中では下のほうだから)
私は署名活動ってことを知らなかったので、セミナー後すぐ署名しました。(会社のポータルサイトにリンクあったの知らなかった苦笑)
もし、賛同する方は下記から署名できます。 ”I Commit”ボタンを押してGoogleアカウント等でサインインするだけ。

Twitterで毎日のように、男性側も女性側からも、モラハラのツイートが流れてきてうんざりするくらいなので、私は男女”平等”の意識をもつ人がもっと増えればいいなと日々思っています。
また今日セミナーに出て色々な例を聞いたことで、私自身が、自分がきちんと平等な目で人を見ているか、よく考えていかないといけないなと感じました。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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