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3歳と生き物を学ぶ

今回のテーマは「3歳児との生物」です。

3歳(といってもあと2ヶ月で4歳)の息子にもテーマを用意してみることにしました。

今回の内容は以下のようになってます。

  • 3歳からの生物基礎

  • 3歳からの植物実験

  • 3歳からの生き物の分類

  • 3歳からの天気の記録

  • 3歳からの世界のバイオーム

次回は7歳用のバイオームです。

参考になれば!

3歳と学ぶ生物

生物/無生物

カードやフィギュアを使ってこの世界にあるものを生物と無生物に分けるおしごとです。この世の全てのものは生物と無生物に分けられることを知ることに繋がります。カードをPDFで用意しているので使ってみてください。

やり方
①生物が生物であるための条件7つを話す。食べる、動く、呼吸する、排泄する、成長する、生殖する、反応する(感受性)
(人間や動物が普段していることを話しながらこの7つを探し出すと◎)
②カードを「生きているもの(生物)」「生きていないもの(無生物)」に分けてみる。
③「生きていないもの(無生物)」を更に「過去に生物だったもの once living」と「今まで一度も生物ではないもの never living」に分けてみる。
④身の回りのものに関しても、この3つに分けられるかどうか話してみる。

今回のカードではこのような分け方をしています。

生物 living→カエル、きのこ、鳥、花、木、蜂、リス、人間

無生物 once living(過去に生物だったもの・または生物の一部だったもの)→コットン、牛乳、革ベルト、紙

無生物 never living(これまで一度も生物ではないもの)→スプーン、火、飛行機、水

ライフサイクル

動植物のライフサイクルについて子どもと話してみます。
ある程度理解ができていたら、カードでそれぞれの動植物のライフサイクルを並べてみます。
※カードはちびむすドリルのワークから切り取って使っています。

答えを印刷すると番号付き、問題のページを印刷すると番号なしのカードが作れます。

あらゆるもの、生き物のライフサイクルをまとめた本はこちら。


植物の実験

植物が生きるために必要なもの(日光や水)を考えるための実験です。
私たちは今回にんじんのヘタの部分を使ってみました。片方は日光に当てたもの、もう片方は日光に当てないものでしばらく観察してみました。

左が太陽に当てたもの、右が蓋をしていたもの(2日目)
左右逆転しているんですが、左が太陽に当てたもの、右が当てなかったもの(6日目)。

この実験で、太陽に当てなくても葉は出てくる、でも変な色になるということを発見することができました。
このあと、この変な色になってしまったにんじんに太陽を当ててみるというのでやってみると葉の色が緑になっていて、やっぱり植物には太陽が必要なんだねという話をしていました。

この他にも、水をあげる/あげないで観察することで水の必要性も見えてくると思います。こんな感じで子ども主体で色々と試してみると発見があります。お試しを。


動植物のニーズ

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