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#35_星野リゾートにひとりで泊まってみた。~界日光~

星野リゾート全制覇を目指すOLです。

35施設目は…「界日光」


栃木には、「界川治」「界鬼怒川」「界日光」「リゾナーレ那須」と4施設ありまして、その3施設目です。日光って関東なので割とふらっと行ける距離ではあるのですが、だからこそね、いつ行こうか考えちゃって。今回は、2023年のふるさと納税で、栃木県に寄付しまして、3万円分の星野リゾート宿泊券を。界日光は、他の施設と比べると少し割高で、一番安い和室のお部屋(景色なし)にしたのですが、なんと…2月は閑散期だったのもあり、お部屋が空いてたみたいで、中禅寺湖ビュー和室へアップグレートしてくださいました。(待って…私、今年本厄なんだけど、いいことありすぎじゃないか?)そして、今、界日光のHPを見て驚きの事実。「2024年の3月1日から、改装のための長期休館」あ、ぶ、な、い、ギリギリじゃないですか。全然知らなかった…、運が良すぎる。知らずに滑り込んだわけですね。2023年8月5日に予約してた。(ふるさと納税のチケットが届いて勢いで予約したのかな)ほんとに運が良かった。「今まで行った中で、どこの星野リゾートがおすすめですか?」って聞かれた時にこれから、「界日光はかなり穴場ですよ」と答えようと思ってたけど、長期休館なのか…寂しい。とはいえ、リニューアルとのことなので、新しくなったらまた行きたい楽しみも出来たのはめちゃくちゃ嬉しいな。ほんと良かったんです、界日光。それでは紹介していきます。

東武日光駅からバスで40分。くねくねの山道を超えて、ザ・リッツカールトン日光のバス停から徒歩7分(中禅寺湖のバス停から送迎バスもあります)

この日は、気温5℃くらいで、めちゃくちゃ快晴の最高のお天気。

軽井沢でちょっと厚着しすぎたなと思ったから、マフラーなしで薄いダウンで行ったけど(若干マフラーはあってもよかったんじゃないか?と思いつつ、日差しが強くてあったかいから、手袋あれば大丈夫だった)。それにしても、美しい。中禅寺湖の周りって、大使館とかも多いんだけど、そういうことか…ほんと日本というか、スイスのアルプスのような(行ったことないけど)なんだろう、美しい…と見惚れちゃう景色。関東でこんなにふらっと来れるところにこんな素敵な景色あったんだ…。


GoogleMapが謎の裏道を指示してきますが、無視して看板通りに。この看板が出てくるところからもうにやにやが止まらないです。


◆館内ツアー 

改めまして、35施設目「界日光」

界日光は元々”日光の離宮 楓雅”という高級老舗旅館で、リノベーションされて、2014年に星野リゾート”界”として生まれ変わったそうです。なので、いつもの界の雰囲気と違うところもあって、それもまた良き。

エントランスには、金屏風。

共有のラウンジ。

洋館なインテリア。中禅寺湖畔に昔ヨーロッパから来日した大使たちが別荘を設けて、この辺りが避暑時期の社交場になっていたことから、洋食屋さんとか、洋館風なところが多いみたいです。めちゃくちゃステキ。

この共有ラウンジから見える景色が圧巻。照明も月が浮かんで見えるような。もう全てに感嘆。すごい。

ラウンジには、オレンジジュース、(夕方はいちごみるくも)お菓子もありました。ラウンジに、コーヒーと紅茶があるのは、界の施設共通なのですが、ジュースとお茶菓子があったのは、界日光がはじめて。星のやと同じおもてなし。

15:00-21:00まで、日本酒も4種類飲み放題。ほんとおもてなしが凄い。

お風呂は、もちろん露天風呂もあるし、貸し切りの家族風呂もありました。(3000円)家族やカップルにもおすすめです。

お風呂上りには、梨ウォーターと、ルイボスティー。(アイスキャンディーも)


◆ルームツアー

お部屋には、お花の名前、月の名前と、部屋ごとに分かれていて、それも風情があって凄くいいです。私は有明月というお部屋。

この格子。これは、界アンジンと同じお部屋の作りで、ワクワクを高めてくれる。

中禅寺湖が見渡せるお部屋です。しかも、この景色は、ベットに寝っ転がった時に、一番綺麗に見えるようになってるんです。

こっちの景色も凄いのです、圧倒的にそびえたつ男体山もずっと眺められる。

いつもの通り、左側のベッドで寝て、朝ごはんの後に右のベッドで漫画を読みます。キリっと整ったシーツと清潔でふかふかのお布団で読むマンガはまた格別。

◆お食事(夕食)

この”能”を見て、思い出すことはただひとつ。そうですね、もうあれしかないです。”俺の家の話” ですね。大好きで大好きなクドカン脚本の長瀬智也さんの芸能界引退作です。”あまちゃん”あたりから、”俺の家の話”もそうだし、”不適切にもほどがある”も、クドカン独特ワールドの中に、家族のあったかい話と切ない伏線がミックスされるようになって、ただ笑えて楽しいだけじゃなくて、お話としても夢中になれて…大好きで大好きです。話が逸れました。逸れたんですけど、このお面と舞台を見ただけで、幸せな気持ちになれるから、だから日本のテレビドラマが大好きです。

それでは、本題に戻ります。天井もステキ。

このお献立の紙をめくるのも10何回目なわけですが、毎回わくわくします。

チョコのプレートもありがとうございます。毎月お誕生日みたいで最高です。本厄です。


◆お食事(朝食)

この品数の多さに、朝から癒される。器もステキです。


◆旅のマンガ

おかざき真里先生「胚培養士ミズイロ」

「サプリ」「かしましめし」のおかざき真里先生の作品です。伊丹空港の本屋さんで表紙の絵が好みで手に取ったら、まさかの大好きなおかざき真里先生の新作。もうこれは運命だと思い、いつもマンガはメルカリで買ってるのですが、本屋さんで新書を購入しました。この作品のテーマは、不妊治療を胚培養士さんの視点で描いていく話で、漫画でいうと、コウノトリみたいに、1話ずつ新しい患者さんとそのエピソードが展開されていく感じです。おかざき真里先生は、〝働く女性〟の葛藤と、プロとして働くことの格好良さ、その描き方が素晴らしすぎる。自分とは全然違う職業の話だけど、自分も自分の仕事を頑張ろうって不思議と力をもらえる作品です。コウノトリを見た時の、ズシン…と来るけど、心があったかくなる作品です。これ男性誌で連載されてる漫画で、そこでテーマに不妊治療を持ってきたのも、そこにもおかざき真里先生の伝えたい想いがあったのかなとか。ほんとに、3箇所くらい号泣シーンがあるので、電車で読むのは要注意です。

◆おまけ

東武日光駅から徒歩10分くらいのところに見つけた、コワーキングスペース。なんとzoom会議もOK(喋っても大丈夫)、半個室ありで、1時間400円。事前予約も可能。という神のような場所がありました。このリモート大時代、どうしても1時間だけzoomしないといけないみたいなシチュエーションがやってくる人も多いと思うので、そんな時におすすめです。

こんな感じの半個室があって、

電源アリ、Wi-Fiありの神席。


界日光のエントランスからも男体山が綺麗に。

ひとり旅には慣れてるんですけど、このひとりの時に、写真撮ってもらうのは、いつまで経っても慣れないです。せめてもでいつもやってるのは、右足を重心に、左足を斜めにすることで、ちょっとでもスタイルがよく見えないかみたいな抵抗はしてみてます。

30代をもっとクレイジーに生きる
OLのミカ

◆HOTEL ABOUT


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