東京のラーメン/塩ラーメン5撰/塩そば専門店 桑ばら

池袋/塩そば専門店 桑ばら

池袋駅東口。
サンシャイン・シティなんかがある方だ。
池袋は複雑で東口に西武デパート、西口に東武デパートがあるひねくれた駅である。
昔の西口などはかなり荒れていたが、今となっては東口に「乙女ロード」なる場所が出現するなど、昔のいきり立った池袋は鳴りを潜めている。

そんな池袋の東口。
サンシャインの真下である。

その店はいつも開いている。
休みはなく、休憩時間もなく、常に開いている。

常に人が並んでる。
昼飯時を過ぎても並んでいることもある。
このサンシャインシティの真下の路地へ目掛けて人がワラワラと寄ってくるようだ。

そしてよく分からない張り紙がしてあり入りづらいのが特徴。
だが心配することはない。

「食券先買い」

アミューズメント・パークだと思えば良い。
接客はすごく丁寧なのだ。
しかも都内でも指折り数えるくらいに丁寧だ。
この張り紙や雰囲気もお客さんを楽しませる為の一つのアトラクションだと思えばいい。
店内にももクロがすげーかかってるけど……

常に並びはある。
だが、待たない。
何故なら━━━━

回転が早いから。

例え10人待っていたとしても15分待たないだろう。
だから安心して店の外で待つ。
カウンターが開くと看板娘に呼ばれるので席へかける。

席へついたらとりあえずももクロ。
いや、ちゃうわ。
食券を渡し待━━━━

特製塩そば
¥1,050

━━━━たない。

わずか3分余りで出てくるのだ。
ものすごく提供の手際がいいのも回転の速さに繋がっている。
それにしてもこの呆気にとられるような透き通ったビジュアル。
入り口から券売機そして着席してこの丼が出てくるまで想像できないモノである。

この麺が特徴で松本製麺の極細で固めの麺だ。
ものすごく食べやすい。
そして塩スープに合う。
この塩スープは鶏ガラや魚介をベースに岩塩で味付けしてある。
海苔に乗っているのは干し帆立を粉末にしたモノでこれをスープに溶かし込むとより旨味が足される構造だ。
以前はもっともっと塩の角が立っていたが今は塩の角が丸く旨味が際立つ仕様になっている。
麺をすすると鶏油が絡まってそりゃあもう……

このバラチャーシューも桑ばらたる特徴でしっかりと炙られている。
これはバーナーを使わずに炙っているからガス臭くない。
こういう拘りも必要不可欠で。
食感はザクザクで肉にはよく味が染みている。
スープにも程よくタレの味を落としこのチャーシューと麺とスープの相乗効果だ。
実に美味い。

そしてもう一枚のバラチャーシューは炙られていない。
違いがわかってとても良い。
ワンコイン、¥100を出すと炙りバラチャーシューが別皿で頼めるから肉が足らない人は覚えておくといい。

メンマはごま油で炒りつけてあり柔らかい。
提供後の味を構成する大事な要素。

そして大粒の肉雲呑が三つ。
雲呑皮は大判でチュルンと食感もよく肉ダネの味付けも良い仕事をしている。

味玉は上品な味付けで黄身がねっとりとしていスープを汚さず美味い。

━━━━そして桑ばらといったら

裏そばである。

毎日日替わりのラーメンがあるのだ。
限定数があり、だいたい昼飯時を過ぎるとなくなってしまう。

鶏白湯和えそばとかこんなのが毎日日替わりで出てくるのだ。

あくまで常連さん向けのモノだ。
常連さんを如何に飽きさせないように、美味しいモノを提供できるかという心配りだ。

年越しなんかにはこんな鴨が半身くらい乗った鴨中華を出してくれたりして。

たまらんでしょ。
これを目掛けてくるのも本当にありなことで。

今回は塩ラーメンのオススメ店舗として紹介をしたが、裏そばがかなり熱い東池袋なのでした。

「塩そば専門店 桑ばらの魅力」
という記事も昔に書いてあるので興味があれば是非ご一読願いたい。

営業時間

 基本通し営業(20時くらいまで)

定休日

無休

座席

カウンター8席

備考

常に並んではいるが、回転が速いので特段待つレベルのモノではない。安心して来店してOK
神田/塩生姜らー麺専門店 MANNISH
巣鴨/らーめん 生姜は文化とは姉妹店。

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アリタコージ

料理作ってます/割とだらしないスローフード/伊達と酔狂
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