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【序の幕】超気軽に東京から大阪まで自転車で行ってみた話 (東京〜横浜中華街)

あー、やっと文章書くレベルにまで
落ち着いてきた。

つーことで、東京〜大阪間で何が起きてたのかを書いてるんだけど情報量多くて書ききらない。

というか、何も知らない方に向けて取り敢えずタイトルからしてちょっと何を言ってんだかわからねータイトルだとは思うが。

ハチミツとクローバーかな?

なんて云う煽りすら受けそうな今回のお話。
なぜこんな事をするのかと説明するのであれば━━━━

んんん、思いつきです。

超気軽に大阪に着くまでの間、美味しいものを食べて
各地の観光をしようっていうただのお遊びを思いついた。
どうせ大阪には行かなければならないことが決まっており、それなればなんぞおもしろいことはできねえのかなと考えてふと思いついたのがコレ。

チャリンコでイケばイイじゃないっスカ!?

我ながらトチ狂ったアイデアを実践したまでの話なのである。

兎に角前日までに、リアバッグに荷物を詰めてただひたすらチャリンコ漕いで美味いモン食ってやろうじゃねーかって云う。

2017年11/1(wed)午前4時

1日目


お日様が目を覚ますと同時に
それはひっそりとスタートした。
なんともない。
ただ、長距離のラーメン行脚の帰り道を無くした旅なのだから。
金額にして3万を要してチャリンコをレストアし準備は万端だ。

都内に関しては余りにも走り慣れているので
難なく下町を海の方へただひたすら向う

テーマが旅。

料理はどこへ行ったんだと言われそうなもんだが。
兎に角自力で輪行は一切無しの行程。

輪行(りんこう)とは、公共交通機関(鉄道~船~飛行機など)を使用して、自転車を運ぶこと。 サイクリストや自転車旅行者が、行程の一部を自走せず省略するために使う手段。

見慣れた風景を目に焼き付けつつ。
序盤から飛ばしてチャリンコやら自身やらを損傷しないように東京の冷たい風を全身で受けて進んで行く。

都内は走り慣れてしまえばチョチョイと端から端からまで自転車で移動できたりする。
商業車が往来する時間帯などは自転車の方が移動が早いほどだ。

と、いうことであっという間にあばよ東京。

非常に腹が減っていたのだ。

川崎大師の参拝門のすぐ先に朝飯がある。
━━━━筈だった。

ファッ!?おいィ!!!?

只今AM7時

やってねえ以上だ。

道 中 割 愛

川崎から横浜まで1時間と少し、
ボクは赤レンガ倉庫にいた。

実はこの時点で帰ることを考えると80kmを越してるのでかなり負荷のかかる場所に居るということ。

この先これを大阪に着くまで続けていくだけなのだ。
(ボッチの赤レンガ倉庫は死ぬほど空気が痛い)
さぁ、そろそろ腹が減ってきた━━━━

ちゃんとかんがえてあるのだよ!!!

そう、中華街の朝の名物と云えば━━━━

関帝廟。
そうそうジャーン!!!ジャーン!!!ジャーン!!!ジャーン!!!ヒゲの無双おじさ━━━━
ちゃうわ。

こっちのヒゲ。

ここに用事があるのだよ。
AM8:30
中華街は朝の賑わいをみせこの時間帯はまた別の顔を見せる。

謝甜記「2号店」である。

2号店でなくてはダメだ。
朝の8時半からやってるのはこちらだけの上サービスの質やらザーサイ食べ放題やらでこちらに来ることをオススメする。
1号店に赴いた際にはかなり残念な思いをしたもんだ。

待ちはほとんどなくすんなりと着席。
ここ謝甜記は朝粥で有名な店なのだが朝粥をやっているのがこちらだけで、ここに観光客が一極集中する。
行列必死だが平日な上、一巡済んだ時間帯だったので行列は免れたらしい有り難い。

このお茶はプーアルとジャスミンをブレンドした非常に口当たりの良いモノ。
乾 き が 取 れ る 。

哎呀ー!!!
(アイヤー!!!)

シウマイがサービスで出てきたぞ!?
謝甜記に通ってるがこんな事はなかった。

嬉しいじゃないっスカ!!!

そうこうしてる間に━━━━

貝柱粥

こいつを待っていた。
謝甜記の粥は鶏や干し貝柱そして干した牡蠣などで4時間ガッツリ炊かれている。
調味は塩のみだが旨味の濁流なのだ。
油条といわれる中国の揚げパンがあしらわれていてそれがクルトンのようにアクセントとなる。

生の貝柱がこれでもかぶち込まれている。
味蕾を突く。

こんなのを朝から喰える喜びよ。
この為だけに車をかっ飛ばし横浜中華街までよく来ていたものだ。

この食べ放題のザーサイがポイント。

壱号店にはない。
ザーサイは有料なのだ。
これだけでも並ぶ価値がある事を憶えておいて欲しい。

こいつを粥に好きなだけぶち込んで無言で汗をかきながら平らげるんだ。
横浜中華街の悦びといえよう。
是非横浜に泊まった際には寄ってみてくれ、癖になる。

こうして取りあえずの「極上」な朝飯は終了した。
道中へと戻るとしよう。

━━━━序の幕、了。
二の幕へ続く。