「オートチェス:オリジン」シーズン2を3週間プレイしてクイーン1000ポイントになるまでにした3つのこと。

初めまして。Ombreと申します。メインでプレイしているゲームはハースストーンというカードゲームです。

今回はスマートフォンアプリ、「オートチェス:オリジン」のシーズン2を3週間プレイした結果、最高ランクであるクイーンのポイント1000まで到達できたので、私がクイーンを目指すために行った3つのポイントについてまとめたいと思います。

クイーンを目指す方や他のゲームをプレイしていて新しくこのゲームを始めた方向けの内容となっております。

1000ポイント画像

1.ゲーム序盤の自分の立ち位置を理解する。

このゲームは8人との対戦の中で自分の順位をどれだけ上げることができるかで獲得できるポイントが変わってきます。理想としては毎回1位を目指していきたいものですが毎回そう上手くはいきません。

最高ランクであるクイーンでのポイント変動の目安は1位で+25、2位で+20、3位で+10、4位で-3、5位で-10、6位以下は沢山下がる(雑)といった感じです。キング2、3でもほぼ同様だったと記憶しています。

駒の重なりや周囲のプレイヤーとの相対的な立ち位置が悪いにも関わらず無理に1位を目指すと6位以下になってしまい多くのポイントを失ってしまう可能性があります。ですのでゲーム中の自分の立ち位置を正しく理解し、それにあったプランを取ることが重要だと感じました。

具体的に意識した序盤の立ち位置は3つ、①連勝、②連敗、③真ん中です。

いずれの立ち位置でも最終的な目的は「構成を完成させるラウンド17から21までに可能な限り多くのゴールドやライフを獲得すること」です。立ち位置が異なるとその手法や、最終的な構成が変わってきます。自分は多くの場合ラウンド5、6の時点での戦力次第で、どの立ち位置を取るかを決めるようにしています。

①連勝・・・「選ばれた強者の立ち位置」

連勝はこのゲームで最もゴールドを稼げる立ち位置です。勝利ボーナスの1ゴールドに加えて連勝ボーナスが最大で3ゴールドを得ることができます。

その分、とにかく強いことが要求されます。ソウルブレイカーやソウルテイカーのようなゴブリンやリッパー、煉獄の騎士、剣聖のような優秀な2コストの駒が重なっていたり、裏切りのデーモンやライフルマンのような単体で強力な駒が引き込めている場合に取ることができる「選ばれた強者の立ち位置」です。

具体的な目標としてはラウンド9までを連勝ボーナスが付いた状態で終えラウンド10のボス戦での獲得ゴールドを増やし周囲とのゴールドの差をつけることです。

ラウンド11以降も連勝できるかどうかはかなり構成が強くないといけないので駒の重なりに大きく影響します。もし幸運にもラウンド13まで連勝でき、かつ控えに重なっている駒やシナジーを強化できる駒がある場合にはレベルを7にしてラウンド15の狼戦まで連勝ボーナスを維持することを目指します。

手元のゴールドが少ない状態でラウンド13でレベルを上げて負けてしまうと利子ボーナスを得られなくなり結局そこまで稼いだゴールドの優位を活かせない可能性もあるので、ラウンド13では念入りに周囲の構成を確認しレベルを上げて連勝できる見込みはどれだけあるか、利子を優先した場合どれくらいのゴールドの優位性を確定されるか等を判断したいところです。

R17で周囲のプレイヤーもレベル7となり構成も強力になってくるので連勝の継続はかなり難しくなってきます。そこから先はそこまでのゴールドの優位を活かしてレベルを先行したり、他の立ち位置のプレイヤーでは完成させることができないような強力な駒を完成させて上位を確定させることが最終的な目標です。また連勝ができているという事は体力の面でも優位性があると思うので1位を目指してプレイしていきましょう!

序盤の連勝を継続させるためには勿論駒が重なる幸運は必要ですが、次に当たるプレイヤーを意識することも重要です。

このゲームでは5の倍数のボス戦を挟んだり、いずれかのプレイヤーが敗北しない限り、一度当たったプレイヤーとは対戦することはありません。例外としてラウンド4で当たった相手とはラウンド9で当たることがあります(多分)。ですのでまだ当たっていないプレイヤー中からもし当たった際にライバルになりそうな相手を狙って駒を配置し勝ちやすくなるようにすることで連勝の継続を狙います。

特に戦神、デーモンハンターを持っているプレイヤーと、アサシンやハンターのような構成によって配置が大きく異なるプレイヤーの盤面はチェックします。自分のデーモンハンターが相手の戦神をターゲットしないように、相手のデーモンハンターによってこちらの人狼や裏切りのデーモンのようなスキルが強力な駒が阻害されないように、ハンター構成にはアサシンを対角に配置してライフルマンを早々に落とすように、などの目標を持った配置を行った状態で対面することができれば連勝を伸ばす可能性は格段に高くなるでしょう。

②連敗・・・「耐え忍ぶ策士の立ち位置」

連敗はこのゲームで2番目にゴールドを稼げる立ち位置です。勝利ボーナスの1ゴールドは得られませんが、連敗ボーナスも連勝と同様に最大で3ゴールドを得ることができます。

しかも、駒の出方や重なりに依存せずにとることができる立ち位置です。相手よりも弱い駒を出したり、まったく駒を出さないことで自分の意志で負けを選択し、ボーナスを得ることができます(フルオープン被せは除く)。そうして得たゴールドを用いて他のプレイヤーよりも早い段階で構成を整えてレベル7、レベル8から連勝に転じることを狙った「耐え忍ぶ策士の立ち位置」です。

実際、上位のプレイヤーが行う連敗戦術は鮮やかに決まり、ラウンド13頃からレベルでも先行して一気に連勝して1位を取ることも多く見かけるため連勝できていないのであれば積極に狙うプレイヤーも多いかと思います。

連敗はこのゲームのリソースであるライフとゴールドの交換を行う戦術です。よってライフの損失をどこまで抑えられるかが大切になってきます。ライフルマンやシャドープリーストを使いながらギリギリで負けるラインを見極めることが重要で、特に他のプレイヤーも連敗を狙っている場合には難しい判断が迫られます。ですので自分もクイーンになるまではあまり行いませんでした。

また連敗から入る最終構成は自由度の高かった連勝の場合と異なり限定され、構成価値が安く早期に完成可能な構成を狙いたいです。

具体的に言えば、ドラゴンメイジやビーストウォリアーのような4コストの☆2が必要で構成価値の高い構成ではなく、ドルイドによって低コストで高いパフォーマンスを発揮でき、最終シナジーを出すのがレベル7と早いウィングスハンターが挙げられます。

他のプレイヤーが構成を完成させる前にガチャを回して構成を完成させ、そこから連勝ボーナスを獲得しながらライフの損失を抑えることができます。

また上手く連敗が維持できればゴールドを活かして1位を目指すこともできますが、自分の場合は連敗は積極的に狙いたい戦術ではないためこの立ち位置になった場合は3位に入ることを目標にします。欲張って利子のためにゴールドを貯めずに、連敗で得たゴールドを積極的に盤面に反映させることで常に卓で1番か2番に強い構成を作るように意識してライフを守るために早めにゴールドを使っていきます。

③真ん中・・・「コツコツ稼ぐ凡人の立ち位置」

連勝するほど強くもなれない、かといってわざと連敗するほど弱くもない、特別重なってもいないけどシナジーは出ていて駒もそこそこ、強さが丁度真ん中くらいの時に狙う「コツコツ稼ぐ凡人の立ち位置」です。

連勝や連敗のように振り切った立ち位置ではないためほとんどの場合、自分はこの立ち位置になります。

勝ったり負けたりで連勝・連敗ボーナスが取れない分、とにかく利子ボーナスを大事にしつつ、ライフを高い水準に保つことを意識します。終盤で勝てない構成が完成し始めてもライフを高く保てれば下位のプレイヤーとのライフレースで優位に立つことができ、順位を引き上げることができます。

具体的には連勝を狙っていき途切れた、もしくは絶対に当たったら負ける相手を見つけたタイミングでこの立ち位置に入り、利子ボーナスを獲得し始め、ラウンド10のボス戦をレベル5の状態で乗り越えられるくらいの盤面の強さであればラウンド9でレベルを上げずにゴールドを抱えて更に多くの利子ボーナスを得られるようにします。

最終構成に必要な駒以外は抱え込まずに利子ボーナスを優先させるため、早いうちから最終構成をイメージしながらプレイする必要があります。そのため後述する「最終構成の形を知る」ことが他の立ち位置よりも重要になります。

そうして無駄を減らしてコツコツ稼いだゴールドを用いてラウンド17のレベル7、ラウンド21のレベル8でのテンプレの構成を構築して3位以内を目指します。

選択する構成ですが、大樹の賢者、熊のドルイド、ウィンドレンジャー、ドラゴンナイト、バーサーカーや煉獄の騎士の☆2のような最終構成への足掛かりとなる駒が入ったタイミングで決定します。その際、被りそうな周りのプレイヤーを確認して、そのプレイヤーよりも少し早いラウンドでガチャを回してテンプレ構成のパーツを拾うことを意識しましょう。

Jako1910さんという方の配信でこの真ん中の立ち位置の存在を知り、この立ち位置を取れるようになったことで下位を取ることがかなり減り、安定感が増しました。


纏めると、

①連勝:再現性低い、最終構成は自由、目指すは1位!

②連敗:再現性高い、最終構成は早くて安いもの、目指すはそこそこ

③真ん中:再現性高い、最終構成は早めに決める、目指すはそこそこ

出来ることなら毎回連勝したい。



2.最終構成を知る

序盤の立ち回りがどんなに上手く行っても最終構成が弱ければ終盤は一気にライフを減らされて敗北してしまいます。

ですので、特別この構成以外は使わない!のようなこだわりがなければ強力であることが約束されたテンプレの構成の中からどの構成に行くかを決めるのが最も無駄な駒を抱えることなく利子を得ることができるため効率が良いです。

代表的な最終構成ですが、アジアサーバー1位のtuttuさんがブログにて紹介をしています。

この記事はウィンターワイバーンが実装前のものではありますが、日本は強いプレイヤーの方が多く、twitterやブログ、配信などで構成例や目指す上でのポイント、各構成に関する意見等を発信しています。感謝しながら刮目しましょう!



3.上手い人のプレイを見る。

ポイント2で上げたように日本人では上手いプレイヤーの方も多く、twitchのようなゲーム配信サイトでそのプレイを見ることができます。実際にどのような過程で駒を揃えて最終構成に向かっていくのか、その手順を真似ることができればランクを上げることができるのは間違いないでしょう。

しかし、ただ漫然と見ているだけでは中々真似るのも難しいと思います。ですので自分が座学としてオートチェスのプレイを見ていた際に注意していた点を参考までに紹介します。

①レベルを上げるタイミング

一般的にはラウンド5でレベル5、ラウンド9でレベル6、ラウンド17でレベル7、ラウンド21でレベル8で構成完成というのが多いかと思います。ですのでその基本から外れた場合には、その時の状況を振り返り、判断に至った理由を考えてみるようにしました。

②利子を作るタイミング

駒を買って戦力を整えるか、ゴールドを温存して利子を取るのかの判断がこのゲームの難しいところだと思います。例えば、ラウンド10で戦力が弱くなるのに高コストの駒を売却して10ゴールドを作ったな!や、買えばリーチの駒があるのにラウンド12で20ゴールド維持してる!などポイントになる局面での利子の作り方には注目してみると面白いと思います。

③テンプレ構成の配置

テンプレ構成の駒が分かってレベル21で構成を完成させることができてもしっかりと配置できないとその強さも活かせない可能性があります。

上級者の方は終盤は相手の構成や駒によって配置を臨機応変に変更はしますが、ラウンド21から30までの間は多数のプレイヤーを相手にするため満遍なく戦える基本的な配置を行います。まずはそのテンプレ配置を真似るようにしましょう。



以上3つのポイントを押さえてプレイを続け、私はクイーンになれました。

シーズン2は10月の中旬まで続きますので今から初めても十分クイーンは目指せると思います。

皆さんがオートチェスをより楽しめ、より勝てるようになりますように :)

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