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書くこと

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書くこと/聞くこと/伝えることについて
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凡人は書く

凡人は書く

一発で完璧なんてありえない。

note投稿がグッと減ったけど、400字詰めの作文用紙に書きためる習慣はかろうじて絶えておらず、とりわけ、最近では毎朝ポメラにえいやと打ち込むようにしている。

ちょっとした意識として置いてるのは、「何を書くかを考えることなく思ったことをそのまま書き出す」ということ。「まだ眠いな」とか「うーん、頭が回らず、何を書こうかなぁ」とか。最初の一文が書ければあとはもう引っ張

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「カタルタ×マインドマップ」って、相性いいかもしれない(検証)

「カタルタ×マインドマップ」って、相性いいかもしれない(検証)

大学生のときに出会った「マインドマップ」という情報整理術。たしか、ICU近く連雀通り沿いのブックオフの100円コーナーでみつけた古本が最初だったけなぁ。懐かしい。そのときに旨味を覚えたのか、いまだにメモや企画づくりなどに大いに役立ってくれている。

何か一つを決断するときには、いろんな要素や選択肢があったほうがいい。なので、一度バーっと書き出しちゃって、その情報を広げられるだけ広げちゃう。広げたも

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今日からぼくもポメラニアン

今日からぼくもポメラニアン

ポメラを買ったった。

ついに、というべきか。10年くらい前に友人からDM10を譲り受け使っていたが古くてお亡くなりになってから、「雑念を遠ざけながらシンプルに書く」ためのツールとしてのポメラをずっと欲していた。

2年ほど前に一度DM200の購入を試みたが、いろいろ調べてみると「そろそろDM300が出るんじゃないか」情報を拾ってしまい、次ができるまでは待つかと待ちに待ってると、300でなく250

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カタルタで書くか

カタルタで書くか

ぼくだけなはずがない。定期で「マンネリ」という輩がやってくるのは。

朝、昼、夜、の一日、そしてその×7日、さらに×4週の中で同じルーティンに囲まれ、「あれ、自分ってロボットだったっけ?」という問いが脳裏をよぎる生活に対して、何かしらの処置をとらなくては、取り込まれるぞ! と危険は感じてるわけなので、その”何かしら”を模索する。

模索してもなかなかにいいアイデアには出くわさないもので、結局、同じ

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オールナイトニッポー0729

オールナイトニッポー0729

水木しげるにちなんで、水・木(曜日)はお休みにしてます。そして、休(み)はQ(uestion)について考えたい日でもあります。

休みの日でもなんとなく予定はあるわけで。とはいえ、午前の会議をすっぽかしてしまい、午後の会議はどっぷりやって、定期でやってくる偏頭痛を察知して夕寝し、起きたらもう日が変わる寸前だった。そんな日。

そのなかで、ひさびさに文章について考えていた。「読みやすい文章とは」「こ

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「続けるために、力を抜くノダ」ーーブログ歴9年で(やっと)気づいた60%ライティング

「続けるために、力を抜くノダ」ーーブログ歴9年で(やっと)気づいた60%ライティング

のまど間にくるたびに、なにかしらのイベントをさせてもらっている。前々回は「カクテルのつくり方」、前回は「日本各地のまちづくり紹介」、そして今回は、「ブログ」をテーマにしたものだった。

ということで、「みんなでブログでカクノダ!」を開催することに。

ウェブで書くというのは、9年近くやってきた(最初は「ameblo」使ってたなあ。黒歴史「mixi」を含んだら10年)。5年目くらいからは、ライターと

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noteを書き続けるために

noteを書き続けるために

今年5月から2~3か月くらいほぼ毎日noteを書いていたけど、気持ちがフッと切れちゃって、しばらく更新が止まっていた。

「書くこと」は”使わないと鍛えられないし衰えるし”の筋肉みたいなもので、noteを続けるに越したことはない。と思っていたにも関わらずに更新が止まったのには、やっぱり理由があったみたい。

おそらく、元々たいして上手くもないくせに、「書くこと」に対して自分のハードルを高く設定しち

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キクノダ! vol.0

カクノダ!

00:00 | 00:00

【しゃべった人】
・野田青
・野田緑

【しゃべった内容】
・カクノダとは
・青がライティングをはじめるまで
・緑がライティングをはじめるまで
・「止まり木」としてのカクノダ
・WIR(ライターインレジデンス@上毛町)の振り返り
・ライターの「職業」と「職能」を可視化していく
・カク人が増えるワークショップをはじめる

「書ける」の奥にあるもの

「書ける」の奥にあるもの

デザインや映像というのは、できる人とできない人の差がわかりやすい。だからか、その価値はそれができる人口(分母)に左右される気がする。

ただ、「文章」というのは、小学校から国語という授業を通じて学び、大学でのレポート、社会人になってからもメールや資料作成もあるため、日本人であれば、それなりには書くことができてしまう。

それゆえに、「文章が書ける」ということ行為自そのものには価値を感じてもらいにく

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書き進め方にもいろいろある。

書き進め方にもいろいろある。

さて、わかりやすく言えば、ライティングチームとして、一緒にプロジェクトを進めてみている「カクノダ!」。

それぞれが編集・執筆の仕事をするメンバーで集まってはいるけど、お互いに領域が違うので、その視点や技術の共有をしたり、困ったときのセーフティーネット的な”場”にもなっている(かもしれない)。

一人で書き上げられるかもしれない一本の記事を、リサーチ・企画・進行管理・リライトなどをあえて作業分担し

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楽して日記をつけるとき

楽して日記をつけるとき

 システム化しておくと楽っちゃ楽。自分が意識すべき「型」があれば、まずはそれを「守」ることから始めればいい(「破」「離」はそのずっと先に)。

 2年ぶりにほぼ日の日記を再開して、書きやすさを優先するときに、ときどきやってる方法を書き留めておく。

 「文章の設計図をつくる」「ネタはぼんやりとした感情から」ということを書いてきたけど、その最後として、「感情始点の日記の設計図」についてまとめてみたい

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自問自答でネタさがし

自問自答でネタさがし

 文章を書き始める前に、まずは設計図があるといいよね。

 という前回に引き続き、設計(構成)うんぬんの前にある「どうやって書くネタをみつけるか」という話をどうにか書き終えておきたい。

 これは自由研究学会vol.2のときの発表資料になるんだけど、ネタは上記のような分類で意識すればいいとして、今回書き留めておきたいのは、情報よりも情緒に重きがゆく「日記/エッセイ」のネタのみつけ方について。

 

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文章が苦手な人こそ準備したい設計図

文章が苦手な人こそ準備したい設計図

 何事も備えあれば憂いは(少)ない。

 今日、蔦屋に立ち寄ったとき、キョロキョロとせわしない視線でもって店内をうろうろしていると、こんな本を見つけた。

 児童作家・はやみねかおるさんの『めんどうくさがりなきみのための文章教室(飛鳥社)』。

 ライター時代には、こういう書き方の本をよく読んでいたなぁ(結局大事なのはその実践の量なんだけど)、と思いつつ、手に取ってパラパラをめくる。

 書くとき

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”閉じた”メディアだからできること。

”閉じた”メディアだからできること。

ほぼ日日記の2ヵ月目が終えようとしている。

ぼくの場合、「毎日1本」でなく「30日30本」という、自分のなまけ心を考慮した数値設定になっているわけだけど、それもどうにかクリアできそう。

そして、昨日は1年半ぶりに再開したメルマガの配信を終えた。あまり文字数は気にしてなかったが、7000字超くらいになった。「編集」しようという気がない、書いたまんまの「無修正」な文章なので、かなりずさんだった気も

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