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トヨタからのお年玉鼎談「イチロー×豊田章男×小谷真生子」

野球選手のイチロー、トヨタ現社長の豊田章男、アナウンサーの小谷真生子、の三人が話し聞き合う動画『イチロー×豊田章男×小谷真生子 2018 「ここだけの話」』を観た。

きっかけは、じぶんがイチローファンだ、ということだけ。ただ実際に観はじめてみると、イチローの言葉だけでなく全体的に気づきをもらえた鼎談だった。

立場は異なるからこそ見えてるものが違うこともあれば、異なるからこそ同じく見えているものがあることを、前後編の2時間内でのしゃべりの中から感じた。

「なぜ”カレー”という基準を持つのか」「No1から練り上げられたOnly1であること」「苦なことはできない」「間違いをたくさん経験するからこその研究者」「所有から使用へ - タオルのような車とは」「チームだけど個人競技 - 野球と企業の場合」「77歳で亡くなる、と決めた」「空間と時間」

などのトピックは聞いてて、ほえーたしかに!と手を叩きなるもの、(ステージがまったく違うのに、偉そうながらも)そうだそうだと共感させてもらうものが多かった。

一番印象に残ってるのは、豊田章男氏が「何と闘っているのか」という問いに対して、ちょっと前までは「トヨタらしさを取り戻す闘い」で、AIによる自動運転などに取り組むようになった今は「未来のモビリティをつくり上げていく闘い」だと話したところ。

”move”という言葉がもつ”移動”だけでなく”感動”を提供できるTOYOTAであるために、障害者や高齢者などの人でも移動の自由を得られるように。

加えて、社長自身がレクサスのテストドライバーを務めているのも含め(これは「カレーが基準」の話とつながっている)、かっこいいなぁおもしろいなぁこの人、と惚れてしまった。

不勉強ながら、あまり豊田章男という人間について知らなかったけど、かるくリサーチしてみるだけでもわかることもあって、その調べる時間もひっくるめて、お三方の鼎談動画にはいい時間を過ごさせてもらった。

「トヨタイムズ」という新メディアの編集長に香川照之が就任してたのもひとつ発見だったが、今後どんなコンテンツが配信されるかたのしみだ。

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