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働き方に「のど」が足りない

終わりがくると、次の始まりを考えてしまう。

もう11月も半分が過ぎて、一年が終わるのだなぁ、と自分のしなくちゃいけない作業をそっちのけで、ちょっと他人事のように時の流れを感じている。

今年は20代の終わる年でもあって、一年というよりも十年くらいの歩みをつい振り返ってしまう(アラサーって妙に感傷的なんだよな笑)。

よくよく覚えているのが、22歳のときに「どんな働き方をしたいのか」を自分を問うてみたら、「兼業主夫ができる働き方」というのが挙がったのだった。

どんな「仕事」をしたいとかは特に定まることもなく、「書く」系のことはやるかもだけど、特定の肩書につよいイメージなんてものはなく、「どんな暮らしがしたいのか」→「じゃあ、それはどんな働き方なのか」→「その働き方でできる仕事は」という論理で、未来に想いを馳せた。

それから2年が経った24歳、「兼業主夫」というワードは変わらぬままに、仕事との向き合い方として出てきた言葉は「紙とペンとのど」だった。

「紙=考える」「ペン=書く」「のど=しゃべる」ということを仕事にできるようにする意味で、どこでもできる(だけど「そこでしかできない」を組み合わせる)仕事のつくり方を考え始めたのはこのへんだっただろうか。

29歳現在を考えると、場づくりやプロジェクトの「企画」に関わるようになったし、自分自身が取材などをして「執筆」するようなったし、だれかに執筆をしてもらう「編集」だったり、書く人を増やすためのプログラムづくりをするようになった。

「紙」と「ペン」はなんとなくクリアしていたようだ。ただ「のど」はどうだろうか。「渋谷のラジオ」などでしゃべらせてもらえるようになったり、各イベントにおいて司会進行をさせてもらうことも少しずつ増えてきた。しかし、仕事量(食べていけるかどうか)としては雀の涙ほどなので、まだまだ足りない。

「紙とペンとのど」を使って、「兼業主夫」ができるように働く。

30代はここに限りなく近づけたらなぁ。で、レゴブロックのようにさまざまな創造につながる1ブロックとなれるように、専門性もあり流動性もあるコンテンツに自分自身がなれるかどうか、はこれからの課題だ。

マンネリ化した自分の在り方を変えていくためにも、「紙」と「ペン」の精度を上げていくのはもちろん、これまで足りなかった「のど」をもう少し使えるような働き方を、2018年は突き詰めていけたらいいなぁ。

と、えらく早めの2017年&20代の振り返りをしたのでした(11月で2017年は終了、くらいの気持ち)。引き続き、せっかちすぎますが、みなさま、よいお年を。

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