働き方の"修飾語"を考える

「主夫になりたい」

 それが、会社を辞めた理由だった。

 22歳から24歳まで、都内の外資系のITベンチャーに勤めていた。米国に本社にあるソフトウェアを扱っている企業だったが、そこでの2年間は刺激だった。

 外資系で日系企業の体質とは違うのか、各社員が「転職を前提に働く」という価値観を持っており、とにかく成果主義だった。在籍中の数字が最重要で、成果がでなければ強制リタイアとなるシビアさもあった。

 また、ベンチャーという若い企業で、僕が勤めていたときは成長期でもあったせいか、売上はもちろん、世間での認知度の変化をまざまざと味わえた。

 従業員が100名もいかない企業だったため、業務的にもやらせてもらえる範囲は広く、尊敬できる先輩もいて、成長しようと思えば成長のできる環境があった。今振り返っても、いい会社だったと思う。

 だけど、ボクは辞めた。退社理由としては、「入社時に目標にした営業成績に届いた」こと、「営業とは違ったスキルを身に付けたい」と感じたことがあった。しかし、一番の理由は、冒頭の「主夫になりたい」だった。

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大見謝らじを

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大見謝の頭の馬鹿

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