脱・本嫌い宣言
小っちゃいときから本が嫌いだった。
でもいつも私のすることなすこと、本につきまとわれてきた。
現国(正式名称を忘れた)の時間がちんぷんかんぷんだった高校生のときも
当時大好きだった彼氏に読書をすすめられた大学生のときも
どうにか予備校本だけで司法試験を乗り切ろうとした大学院生のときも
いつもヤツに見られていた。
「いい加減、読めよ」という目で。
ヤツの視線に気づいていたけど、気づかないふりをしてきた。
30年以上本を無視して生きてきて、気づいた。
どうやら私は本から逃げられそうにない。
なりたい自分になるには、多分読まざるをえない。
本嫌いの私が本好きになれるのかはわからないけど、読むしかない。
ついでに言えば、私は映画もあまり見ない。
なぜ本も映画もたしなまないのか、自分でなんとなく気づいている。
ハマるのがこわいのだ。
ハマると、そこに莫大な時間を費やすことになる。
本を1冊読もうとすると、映画を1本見ようとすると、ざっと2~3時間。
いろんなことをしたいのに、ひとつのことに無我夢中になって時間を費やすのがこわいのだ。
のめりこむのをおそれる私の前に、立ちはだかる本の山。
最初はイヤイヤ読む本も、いつかは読みたくてたまらなくなるのかしら。
本嫌いの私の第一歩。
すごく楽しくて今の私にぴったりの講義をしてくれた藤本智士氏の本から。
本が好きになる魔法にかかりますように!パンパン!
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