「あい、リュウノスケさんの言う通り、オナニーしたよ」
　呼吸が落ち着いたところで、あいが俺をじっと見つめる。
「うーん」
「え？　あいのオナニー、興奮しなかった？」
「いい顔してたし、声もエッチだったんだけど……」
　俺は元気のない肉棒をあいに突き出した。
「あいちゃんなら、元気にできるよね」
「どうかなあ」
「やってみせてよ」
　俺は肉棒を突き出す形でベッドの端に座った。
　あいはベッドからおり、俺の股の間に膝立ちになる。
　舌先が肉棒に触れる。
　根元から先端まで生暖かく、ねっとりとしたものがヘビのように這う。
「あっ」
　パクッと俺の睾丸があいの口の中に入った。
　肉棒とは違い、すうっと吸われるだけで全身がひやっとする。
　一つ間違えたら、大怪我をするスリルと自在に動く舌先のヌルっとした感触がたまらない。
　これには元気のなかった肉棒もムクッと勃った。