2019年J2第8節鹿児島戦雑感

どうもお久しぶりです。Zdenkoは生きております。実に第2節琉球戦以来の更新となります。言い訳してもしょうがないので早速本題に…と言いたいところですが、今回のブログ。図説なし、内容も薄々です。。。すいません、今週風邪こじらせてまして…

とりあえず、中身ですが、鹿児島のプレス、攻撃、ファンマとシモビッチの3点について書きました!が、文量はほぼほぼプレスについて。他は軽〜く触れるだけ。文字通り、雑感です。


①プレスについて


大宮のプレス陣形は523、これに対し鹿児島はDH一枚が下がり両SBを上げて3124でビルドアップ。前線3枚はそのままDFライン3枚を、WBは前線に入ったSHを監視しつつ機を見てSBへアプローチ。
523でプレスをかける際のポイントは、前の五角形内でボールを保持させないこと、五角形の側面からボールを前進させないことの2つ。
まず、前者については鹿児島のビルドアップ隊3+1に対して2+3で対応していたため、内側を使われることは少なかった。が、前半38分頃、間延びした状態からプレスを開始したため、DHが五角形内でフリーでボールを受け、ボランチ脇に縦パスを通されたことでピンチを迎えていた。
次に後者、前者が封じられていたため、SBを起点に大宮のDH周辺へボールを送り込むのが鹿児島の主なビルドアップ手段だった。前半は大宮のDFラインが高く、WBが素早くアプローチをかけていたものの、フォローに入ったDHを捕まえきれず、ライン間へ縦パスが通ったためにピンチを迎えるシーンもあった。後半になり、SBへの対応をシャドーに切り替え、ショートカウンターに繋げるシーンが2度ほどあった反面、内側からシャドーが守備をするので前に運ばれるシーンも多くなり前半より押し込まれる場面が増えることに。ただし、ゴール前に人数が揃った状態で守備が出来ていたこと、鹿児島のゴール前のクオリティが足りなかったことにより、無失点で切り抜けることができた。
今後、期待したいこととしては以下の3つ

1.五角形の内側を使わせない
3トップのパスコース制限、DHの素早いアプローチがポイント。使われるくらいならDFラインにボールを持たしておいても良い。間延びした状態からプレスを開始しないよう注意する。

2.五角形の側面を起点にさせない
縦への前進を防ぎたい場合・高い位置でプレスをかけたい場合はWBが対応、自ゴール前に人数を残しておきたい場合はシャドーが対応することになる。が、あくまで基本的にはという話で、その場その場での判断が必要。どうしても起点を潰せないようなら、ブロック守備に移行すること。また、WBやシャドーのプレスに連動してCBやDHがライン間やサイド裏のスペースを潰すことも重要になる。

3.DHの脇、裏を使わせない
この部分は2.とも関連。WBやDHはボールを奪えないにしても、パスコースを制限するようなアプローチをすることで、CBも思い切ってカバーができるはず。ただ、ライン間への縦パスに反応し、あわよくばインターセプトできるのが菊地しかいないのが現状。この点、畑尾・河面・河本ができるようになると、恐ろしく強くなるはず。


②攻撃面について


ビルドアップでは、DHに上手く食いつかせることで河面がフリーになるシーンがあった。もっと積極的にDHがボールを受けることで、効果的なビルドアップが見られるはず。
アタッキングサードへの侵入は、この試合ではめぼしいシーンがほとんどなかった。ここ数試合でキレのある動きを見せている奥井だが、サイド奥に侵入できるものの、クロスが得点に結びついていないのが現状。サイド奥で奥井が起点になり、DHやシャドーがニアゾーンに侵入するなどできるようになれば得点へ繋がるだろう。


③ファンマとシモビッチについて


ファンマはプレスやサイドへ流れる動きなどダイナミックな動きができる。ポストプレーではワンタッチでの叩きを優先する分、精度に欠く部分がある。一方、シモビッチは中央に留まってのプレーが多く、プレスもアプローチをするというよりは、パスコースを制限するような動き。ポストプレーはボールを収めることを優先するため、安定して味方に繋げることができる。
両者こういった特徴の違いがあることから、およそ次の使い分けができる。

ハイプレスやカウンターを狙うような攻守の切り替えが激しい展開が予想される相手
→ファンマ

ボールを支配し、クロスを多く入れられるような相手
→シモビッチ


以上、鹿児島戦の雑感という名のリハビリブログでした!

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