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ウェブ屋じゃない人にこそ知ってもらいたい時代の流れ 「モバイルファースト」って何?

こんばんわ。
合同会社ピクセルグラムのwebディレクター小川です。

みなさん、モバイルファーストって知ってますか?
ウェブ制作に携わる人は理解している人がほとんどだと思いますが、ほかの業種の人にもぜひ理解してもらいたい言葉ですので、そういう人たちにもわかりやすく解説していきます。また、「モバイルファースト」から得られる本質のお話も少しだけします。

さっそくですが、モバイルファーストの定義(意味)からお話しますと、、

モバイルファーストとは、『最近はパソコンよりもスマートフォン(モバイル)のインターネット利用者が多くなってきたから、ウェブサイト(ホームページ)もスマホ向けに作ろう』という手法のこと。


(レディーファーストと同じように、モバイル(スマホ)ユーザーを優先的に考えてウェブサイト設計しようってわけです。)

例えば、そのようにスマホからのUX(ユーザーの体験)を第一に考えてウェブサイトを設計することで、ユーザーはスマホ特有のフリック、ピンチなどの直感的な操作でサイト内のコンテンツを快適に楽しめます。

また、スマホからのアクセスではPC版と違って画面が小さいだけに、その中で表示するコンテンツを絞るなど、とにかくスマホユーザーを優先して気を配る設計です。(勘違いしがちですが、スマホ版のサイトを先に作ればいいというわけではありません。)

実際にスマホユーザーの割合は年々増えていて、総務省実施の「平成28年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」では、20~30代のスマホ利用は90%超え、全世代でも70%を超えています。最近ではホリエモンもスマホひとつあれば仕事ができるって言ってますね。この急激なスマホ成長の流れは今後も注目すべきと言えます。

まとめ

ここまで簡単に説明をしましたが、私たちが「モバイルファースト」を通して得られる考えは、ユーザーはどのような環境でどのようなデバイス(スマホ?PC?タブレット?)を使ってインターネットにアクセスしているかです。

モバイルファーストという施策(手法)も結局はマーケティングとしての役割を担っていますので、例えば客層ターゲットのペルソナ設定、Google Analyticsなどを活用し、ユーザーの行動や性質を推測することと本質は変わりません。

デバイスが変わればユーザーの環境も変わってくる。これが例えAR/VRゴーグル、アップルウォッチになっても同じです。

時代の変化とともにユーザーの環境を考え、発信するコンテンツを最適化することが大切だということです。

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