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頑張る人が昇進できない理由

  • 今回のテーマは、「頑張る人が昇進できない理由」というテーマで話していこうと思います。


    意外に聞こえるかもしれないですけど、これにはちゃんとした科学的根拠があるんですよね。


    まず、僕たちの脳にはドーパミンという記憶増強物質があって、これが「やる気」や「報酬」を感じさせるホルモン。頑張ってるとき、特に新しいことにチャレンジしたり、成功を感じたりすると、このドーパミンが放出されて、すごくいい気分になる。でも、ここで問題が一つ。


    頑張り続けると、特にストレスが多い状況だと、コルチゾールという記憶障害物質も分泌される。コルチゾールは要するにストレスホルモンで、これが多くなると、頭がボーっとしたり、決断力が低下したりする。だから、頑張れば頑張るほど、実はパフォーマンスが下がって、泥沼にハマるってわけです。こうなると、生活習慣病とかのストレス関連の疾患につながっちゃう。


    これが「頑張る人が昇進できない」理由の一つ。頑張っても頑張っても、ストレスが溜まってコルチゾールがドバドバ出ちゃうと、仕事の質が落ちてしまう。そうなると、上司も「この人、最近パフォーマンスがイマイチだな」と思ってしまうわけで、昇進のチャンスを逃がしてしまうんですよね。


    でも、こういう時に大事なのは、適切な休息とリラックス。ドーパミンを効果的に使いつつ、コルチゾールの影響を最小限に抑えるためには、しっかりと休む時間を設けること。日本のように休みづらい文化だと難しいかもしれないけど、これができれば、長期的に見てパフォーマンスの維持や向上につながるんです。


    僕も、過去に頑張りすぎてしまって、身体を壊してしまった人を見てきたんだけど、なんだろう、責任感が強い人ほど、与えられた仕事を100%でやろうとするんですよね。期待に応えたいっておもいで。それで、自分の身体のケアを忘れてしまうほど仕事に時間をかけてしまって、ストレスが増えてしまって、やがて会社にいけないとか、うつになってしまってとか、結果的に仕事のパフォーマンスが下がることになっちゃう。


    あとは、仕事を頑張りすぎるのもあるけど、周りとの人間関係ですよね。

    前回のアメリカと日本人の仕事の文化の話でも話したように、日本人ってやるべき仕事に対して、集団で進める意識が強い文化があって、あんまり個人に介入しないんだよ。いっつもいるのに、実は全然私生活知らないとか。

    あなたの周りにもそういう人いっぱいいません?



    個々のコミュニケーションが薄いと、一人頑張ってしまう人がいて、周りがケアできない環境なんですよね。チームでやろうっていう環境なら、一人だけ頑張ることなんてありえないです。分担して助け合ってやっていくもの。


    そう意外と、集団でやってるにも関わらず、個人の集まりってかんじで、その辺はやっぱり、働くのが美徳、たくさん仕事をするっていうそもそもの考え方を変えない限り、中々難しい。


    だから、頑張るのもいいけど、時には力を抜いて、自分の心と体をしっかり休ませることが大事。日本人は、人生の中で仕事の割合が多すぎる。仕事=我慢するものってなっちゃうと、どうしてもストレスって増えていくから。チームでやるべきこと、やりたいことを決めたら、自分のやりたいが乗っかってるから、楽しいっていう要素が入ってくる。そこが大事。

    楽しむってこと。楽しむ要素を入れるってこと。自分だけじゃなくて、みんなで。そこに一人リードする人がいれば、組織は成り立つ。


    これが、昇進するための、いや、もっと言うと幸せな働き方のための秘訣かもしれない。



    今日は、頑張る人が昇進できない理由というテーマで、お話しましたー。



    ではでは、おみーでしたー

    またねー(^^)v



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