見出し画像

なんの役にも立たないJ庭55レポ

お疲れさまでした!✨
驚くほどバタバタぐだぐだのイベントが終わりました……でも、楽しかった。構ってくれたみなさん、本当にありがとうございます。

前回書いたやさしいJ庭の歩き方はたくさんの方がRPしてくださり、「今回初めて行くので助かります!」というお言葉をたくさんいただけて嬉しかったです。少しだけでもお役に立てていたらいいなぁ。
なにせこのイベント、開催のたびに会場も違うし入場の方法も違う。春と言いつつ前回は4月だったのが今回は3月だったし、いろいろ読めないんですよね……🤔

とにかく、晴れててよかったです。私は緊張と興奮で熱くなる→外の空気で寒くなるを繰り返していました。会場内はすごく薄着で歩いていたと思います。暑くてマスクも外しているタイミングが多くて、のっぺらな顔をお見せしてしまった…すみません。(超健康なのでそれだけはご安心を)

今回は初のサークル参加側(委託)を体験させていただいて、未来の自分のために反省・反省・反省を綴ろうと思っています。前回と違って役に立つ記事ではないのでご注意を。

出発!合流!入場!

首都圏に住んでいるので超早起きじゃなくて助かりました。遠方の人は前日入りしたり、飛行機や新幹線に乗ったり、本当に大変だと思います。お疲れさまでした。
私は本の入ったスーツケースを忘れて(大問題)一旦家に戻ったりしましたが、無事予定通りの時間にビッグサイトへ到着。

前記事を読んで最初に写真を撮ってくれた人、ちらほらいて嬉しい🌟

ふぅ~、おもちってばやればできる子!
そして……待ち合わせ場所を間違えました!⚡️海のように広い心を持つ二人は文句も言わず待っていてくれてありがとう。

今回のメンバーはサークル主の万年青二三歳さん(以降青さん)と、直前に無配委託を決めた永川さきさん(以降さきさん)と私です。サークル主は初めてという青さんと、サークル参加は初のさきさんと私。みんな初めてなんて嬉しいな~と呑気に考えていました。

みんなでサークル待機列に進みます。やっぱり、一般入場列よりコンパクト!おかげでそれほど待たずスムーズでした。そして会場に入って思う。「広っっっ!!!」
比較対象が少ないですが、設営前の空間はただっぴろく驚きました。あと西3・4ホールはくの字に曲がっているので、端と端は視界にも入らない。端っこのサークルだったのでちょっと寂しく感じます。

設営……って何するの⁉

ここから私のパニックが始まります。青さんはサークル申込とアンソロジーの献本があるため、颯爽と去る。残された私とさきさんは早速設営に取り掛かることに。設営グッズは青さんが全て持ってきてくれていたので、人の荷物を漁りながら道具を出し、テーブルクロスの長さを測って、固定していく……。この時点で「絶対設営は二人必要だ」と思いました。きっと慣れていたら一人でできるのでしょう。
その後段々ダンボールを組み立てるのに二人で数分頭を悩ませ、カードアンソロジーの見本の貼り方に頭を悩ませ。着々と周囲が準備を完了していたので、気持ちが焦ってずっとわーわー言ってました。
「開場って何時だっけ⁉」「で、いま何時⁉」を何度聞いたことか。さきさんがとてもしっかりした方だったので、助かりました。「準備でこんなに焦ったことない!」と言ってましたけど🤣

本拠地に戻ってきてからは大量の荷物の中から「あれどこ⁉」と探し続ける青さん。本当にたくさんの荷物をありがとう。値札の金額を間違えていたり、合同で作った無配の数が合わないとか、わりと大声でパニックを表していたと思います。周囲のサークルさん、煩かったよね。ごめんなさい🙏🏻そんななか取り置きの確保を準備してくれたり、無配セットを用意してくれたり、頼りがいのある隣接メンバーたちがいて本当によかったです。設営時にご挨拶に来てくれた人に「あとで来て!」と叫んだのは私です。お恥ずかしい。

「落ち着いたら行こう」「落ち着いたらしよう」と思っていたこと、最後まで落ち着かなかったのでできませんでした!😱

ついに開場!

流れ星のように時間が過ぎ、開場のアナウンスが流れます。みんなが拍手をしているなか、Xでよく見ていた設営完了の写真を撮りました。すぐに二人へと共有し慌ててXに上げたのですが、最後まで私しか上げていなかったことから皆のパニックぶりがよく分かります。たどり着いてくれたみなさん、本当にありがとうございます!💖

壮観!左にあるのが必死に組み立てた段々ダンボール。右に手書きの値札があるのがほっこりしますね(当時はパニック)

開場直後は最低限の買い物をしに行ったのですが、まじで会場広い……端から端へ歩くのが遠いのよ。並んでるからあとで行こう!と思っていたところ、あとで行ったら全部売り切れ&忘れてました。さばみそ先生……帰ってから気づきました😭
あと人気サークルさんは絶対売れるので遠慮せずにもっとたくさん用意してほしい。(勝手な読者の意見です)売り切れが早いのよ……せっかく来たのに泣いた人、たくさんいると思います。私はめっちゃ泣いた。

私の本が、売れただと?

青さんのサークルへ戻ると、「もう何冊も売れたよ!」と報告が。え…嘘……!🥺
信じられないのですが、私の読者さん、現実に存在したみたいです。(失礼)実際にサークルに立たせてもらうと、ほんとにいた!!!🥺(失礼です)
パニックから大興奮へとシフトチェンジした私は、喋り続けていました。栞欲しい人は言ってね~スタンプ欲しい人は言ってね~とお知らせしたのに、来てくれた人に話しかけ続け、大量の無配を押し付け、帰らせてしまう。
あとから気づきました。みんな言いたいこと言えなかったよね⁉ごめんなさい。結局栞は後半で押し付けまくり、スタンプはほとんど出番のないまま終了しました。

おもちスタンプ…🥲次回は全員に尋ねます!

テンション上がって青さんのサークルなのにぐいぐい前に出ちゃったし。委託なんだからもっと控えめにするべきでしたね。

なんというか、自分の作った本を自分の手でお渡しするのって信じられないほど幸せなことなんですね。いま思い返しても涙が出てきます。次があるとしたら、お買い物に行かず全て自分の手で渡したい。そう強く感じ、決心しました。
自分の名前でサークル参加するのは今できないので、何年後かになるとは思いますが。そのときは買い子さんと設営係がほしい。青さんとさきさん、よろしくね……(小声)

反省点

本は早めに入稿していたんです。余裕じゃーんと思っていた私、直前まで本を作って、無配(無料配布品)を大量に作りあげる作家さんたちを見て、焦る。「無配ってそんなに必要なの!?」(同人界隈の知識ゼロです)
直前になって無配を作り、お隣さん企画を提案してくれた人のおかげで追加の無配を作ることもできました……無料といいつつ汗と涙の賜物です。
私の無配は隣接の夏芽玉さんが印刷とカット、折ることまでしてくれました。時間がなさすぎたので徹夜になるところでした。本当にありがとうございます💕

みなさまのおかげで、可愛い無配ペーパーができました♡

無配といえば青さんはさまざまな種類の無配を用意されていたし、さきさんは仕事の事情で値付けせず、製本された本を無配にされていました!みんなすごいです。大切に読みますね。青さんのクロスワードパズルも大好きなのでBOOTHからダウンロードします。無配も次回は余裕をもって作ります。貰うと嬉しいもんね。

・無配は数に余裕をもって作ること。隣接メンバーに渡せなかったので反省。
・値札も青さんにテンプレートをもらって作ったのですがこれも直前で必死でした。事前にやっておけばよかったね、自分。
・設営では値札の裏に自分たち用の値段を書いておけばよかった。500円と1000円しかないのに、パニックで計算できなくなりました。
・POPを作ってPOPを貼るグッズまで用意していたのに、設営終盤で力尽きました。悔しい。

力作のPOPはお披露目できず😇

・年齢確認のために成人ラインの年を覚えておくべきだったのに、何も調べておらず……「みんな昭和であってくれ!」と思ってましたすみません。
・サークル番号を分かりやすいところに設置するべきでした。前に貼るものを青さんが用意してくれてたのに、後から気づくという。後からでも貼ればよかったのですが、力尽きてました。

これ、やっぱり貼ればよかったね😂

・家においてきた本の数、献本、通販の予備etc…ちゃんと計算しておくべきでした。勢いに乗って献本の分を売ってしまい、自分の分まで危うく……そして通販分の特典の数を間違えてしまって翌日まで大慌てでした。
・差し入れに名前書いてね〜!とアナウンスすればよかった。それを書くと差し入れしなきゃと思わせてしまうと遠慮したのですが、やっぱり、誰かわからなくなるぅぅぅ🥲(全て美味しくいただきます)
・「無配は先にセットにしておいて渡そう」と青さんが言ってくれていたのに忘れ、お会計の際は無配を渡すことに必死になってしまった。受け取る方も多種多様な大きさの無配に戸惑っていたと思います……すみません。

感動したこと

自分の本もそうなのですが、人の本でさえお渡しするたびに感動しました。青さんの新刊は5冊もあったのですが、全部セットで買っていかれる方が何人もいらっしゃって「すごいファンだ……!」と嬉しくなり。さきさんの本はみなさん「これが無配ですか⁉」と驚いていたし、それだけ貰いに来てくれたファンの方もいらっしゃいました。
140字カードアンソロジーのカードたちも、ピンポイントで買いに来る方が多くて「参加メンバーの誰のファンなのかな」と楽しく妄想しました。貼ってある見本をみて、青さんの素晴らしい説明を聞いて「おもしろそう!」と買っていってくれた方も。

私の作品は性癖が濃いタイプではないので、控えめな読者さんが多いと思ってます。それでも勇気を出して声を掛けてくれた方や、私のはちゃめちゃトークに付き合ってくれた方がいらっしゃって本当に優しい方ばかりで嬉しかった。ムーンの読者さんが多かったのかな?差し入れやお手紙も、ありがとうございます。
通販で買ってくれた方にも本当に感謝しています。イベント参加が難しかった方も、いつかお会いできると嬉しいなぁ。

相互さんでご挨拶にきてくれた方、ありがとうございます。わたわたして自分からご挨拶に伺えず、大変申し訳なかったです。しかも作家さんは後から買いに行こうと思ってもみなさん完売されていて……悲しいけど嬉しい!

とにかく一緒に参加させてもらった青さん、さきさんが優しくて。唯一前回の秋庭で顔を知っていたメンバーでもあり、とても心強かったです。
青さんには委託だから出しゃばらないぞ!隅っこに置かせてもらおう!と思っていたのに、ガッツリ関わらせてくれたおかげでとても勉強になりました。とにかく楽しもう精神と、なにも否定せず受け入れてくれるマインドが大好きです。
さきさんは急遽一緒に参加してくれて本当に助かりました。私一人ではずっと布を測ってたと思います😂ほんわかしているのにしっかり者!三人の中では一番お買い物もご挨拶もちゃんと済ませて、御本も一番最初に頒布完了されていて、すごいと思いました。
二人とは前庭で少しお話ししただけなんです。でも途中からすごい仲間意識というか、一緒にやり遂げた同志という感覚が強烈に湧いてきました。
SNSで人と関わるのが下手で知り合いの少ない私ですが、この二人とご一緒できて光栄でした。二人に挨拶に来る作家さんへついでに挨拶させてもらって、でかい顔してすみません。でも楽しかったな〜!

おわりに

失敗してもいい!という青さんの考え方がいいですよね。今回信じられないほどの失敗と反省がありましたが、人に言われるよりやってみないとわからないことが多い。何度も参加されている方だって、毎回なにかしらの失敗を呟いていらっしゃるのを見ると、完璧なんて目指すものじゃないと実感します。
毎回の参加は無理だと思うけれど、少しずつ前回の反省を活かして良いサークルを作り上げていけたらいいなぁ。まだまだ未熟な私は、一人では無理。失敗を慰め合って、笑い合える仲間がいるからこそ「次もがんばろ!」と前を向ける気がします。

一緒にやり遂げてくれた二人、隣接サークルとして助けてくれた夏芽玉さん、猫丸さん、灰崎さん、藍さん、松本カナエさん。ありがとうございました!
日々交流させていただいている作家さん、読み専さん。そっと応援してくれている読者さん。みなさん大好きです🩷ありがとうございます。

とにかく最高の経験だった!小説を書き始めてから「いつか」と思っていたことが、ここのところ思ったよりも早く実現しています。幸せだなぁ。
基本的には「無料で楽しんでいただく」をモットーとしているので、投稿サイトでの活動を軸にがんばりつつ、たまには紙の本を作ってみなさんとの交流を楽しみたいと思います。

これからもよろしくお願いいたします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?