【妊娠記録】それもこれもマタニティブルーか。


鉄剤を飲み始めてまもなく一週間が経つ。

「おえっ」とか「うぷっ」とかなるかと思っていたけれど、特に目立った副作用はなし。
これまで割と薬の副作用が出やすい人生だったので、今回の薬が体に合ってくれていた?ことがとっても嬉しい。

そして、実は昔から錠剤を飲むのが苦手なのだけれど、今回は喉に一度もつかえることなく元気に飲むことができている。粒もそんなに小さくないのに。自分でもびっくり。
30歳を目前に、少し成長した気分。



昨日は夫と両親学級へ。

私の通っている病院は、立ち会い出産希望の場合旦那さんも両親学級に二回参加しなければならない。そんな事情もあってか周りも夫婦で来ている人が大半だった。

私たちは元々立ち会い出産願望がさほど強くなかった上に、帝王切開になったのでおそらく夫は出産に立ち会わない。(できれば手術室の外で無事を祈っていて欲しい…)
でも出産や産後の情報を取り入れる機会は夫にとっても必要だろうなと思い、一緒に両親学級に参加することに決めた。


講義の途中、夫に「陣痛が来て破水して…みたいな、いわゆる一般的な出産を経験してみたかったな〜って思ったりもする?」と聞かれた。

率直に、自然分娩を経験してみたかったなと思うことはある。
これだけ書くと語弊があるかもしれないけど、前提としてどんな出産方法も素晴らしいと思っている。その日までおなかの中で大切に育ててきたこと、母から子への愛情は何も変わらない。
母体や胎児の状態によって、自分の意志に関わらず出産方法を選んだり切り替えたりしなければならないことだってあるだろうし、とにかく安全が第一。

それでも、特に私の場合は「予定」帝王切開だからなのか。息子のタイミングで産んであげたかったな、と思う時もある。
昨日の講義も、当たり前のように自然分娩前提で話が進む。もちろんあの場にいた妊婦さんの大半は下から出産するんだろうけど、少し寂しくなってしまったのも事実。

こんなこと考えてたの私だけだったのかな。でもきっとみんなそれぞれ、周りには見えない悩みや不安を抱えて参加していたんだろうなぁ。
そして、私の気持ちに気付いてくれた夫はさすがだった。


もう一つ、ベビー用品の準備や家の環境はほぼ整ったのだけれど、入院・出産時や産後の生活について夫と全然共有ができていなかったことに気が付いた。

そもそも帝王切開予定日に夫が休みを取るのかも確認していない。チャイルドシートは無事車に装着済みなのだけれど、果たして退院の日に夫は病院まで来てくれるのか?
そして、お義母さんは「産後手伝いに行くよ」と言ってくれているけれど、一体いつから?期間はどのくらい?
いやいや、何も決まっていないじゃないか。。

(事前に何事もなければ)日程が決まっているので夫の仕事の都合はつけやすいとは思うけど、おそらく今休みのことを訊ねたところで夫は「うーん」とだけ言い、考えることをしないと思う。「退院後一週間有給取ってよ」とも思わない。会社の制度的にどうなのか分からないけど、取れたとしてもおそらく性格的に取らないと思う。自分から「休む」と言い出すことはまずない。

産後も産後でどんな生活になるのか。平日はワンオペの心構えでいるけれど、土日の育児参加はあるのだろうか。少し経ったら美容院くらいは出かけられるのか。
妊娠糖尿病の産後診察はどうしたらいいんだろう。まだまだ小さな息子を抱いて私の用事で病院に連れ出すのは心苦しい。行政の預かりサービスは生後半年からだから頼れるのは夫のみ。土曜日の病院の予約は取れるのか、もし取れなかったら夫は平日休みを取ってくれるのか。息子と二人で過ごせるのか。

嗚呼、悩みは尽きない。両親学級に参加してこれに気付けて良かった、ということにしておこう。
今夜夫が元気そうだったら少しだけ話してみようかな。


さすがにこの時期に二時間の座学はどっと疲れてしまった。他の方々は全然平気だったんだろうか、私が体力ないだけなのか…?
不安と疲れでいっぱいな母をよそに、息子は元気過ぎるくらい動いていた。講義中もいつものようにしゃっくりをし始める。なんて呑気で、かわいいんだろう。

今週は珍しく予定皆無。一日くらいはスタバにでも歩いて息抜きしよう。


#妊娠 #妊娠生活 #妊娠後期 #妊娠32週

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?