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大学生になっても治らない…ライナス症候群の話

こんにちは。
今日も名古屋で女子大生をしているおもちです。
noteの更新を週何回にしようか迷っている今日この頃です。


さて、今回は私が大学生にもなってもなお発症し続けている“ライナス症候群”のお話。何それ?と思った方も、私と同じ症状だという方も、気軽に読んでいただけたら嬉しいです。
ではいきましょう!


ライナス症候群って何?


ライナス症候群とは一体なんなのか。これは別名を聞くと納得して頂けると思います。
別名:タオルケット症候群
なんだ、ただのタオルケット依存症かよ。そう思う方が大半だと思いますが、ライナス症候群という名前にもしっかりとした理由があるのです。
そもそもライナスというのは、スヌーピーやチャーリーブラウンで有名な漫画『PEANUTS』に出てくるキャラクターの名前。作中でその男の子は“毛布依存症”として描かれています。いつも青い毛布が手放せない事から“ライナス症候群”と呼ばれるようになったのですね。
あくまで沢山ある呼び方の一つですが、なんとなくかわいいので今回はこう呼ばせてください。

どんな症状なの?


前に書いたように、ブランケットを手放せないキャラクターから付けられた“ライナス症候群”。もうほぼ答えを言っているようなものですが、具体的に説明していきましょう。

・毛布、タオルケット、ぬいぐるみなど、ある特定のものが手放せない。
・それを手にすると安心し、無いと不安になる。
・症状の大きさは人によって異なる。
・幼少期になりやすく、成長するにつれて自然と手放せるケースが多い。
・精神的に弱く幼いからと言われがちだが、明確な理由はよくわかっていない。

こんなところでしょうか。ここからは私の場合と比べながら話を進めていきたいと思います。

まずは手放せないものについて。私は赤ちゃんの頃、真夏でも毛布にくるまって寝ているような子でした。強者だよね。それを見かねた両親が毛布よりも薄いタオルケットを与え、今でもそれが手放せません。生まれた時からライナス症候群といっても過言では無いんですよね。(ただそのタオルケットの名前は“毛布ちゃん”です。ややこしいでしょ。)

でも、常に肌身離さず持ち歩いているわけではありません。私の場合は
・寝るときに触っていたら安心する
・旅行などで無いとどこか不安になるが、眠れない事はない
というような感じです。症状は人それぞれなのでなんとも言えないのですが、帰宅してすぐに触りたい人から一度やめたけどまた触りたくなった人まで本当にさまざまな事例があるんですよね。それを一括りにしてライナス症候群と言っているので、はっきりした原因は掴めていないのが現状だと思います。 


周りの人に理解されにくい


そしてこの病の一番の悩み、それは周りからは理解されにくいということです。私は両親から沢山の言葉をかけられました。
「いつまで持ってるつもり?」
「早く捨てなさい。」
「そんな年になって恥ずかしい。」
10代になった娘がタオルケットを手放せなかったらこんなこと言いたくなる気持ちもわかります。わかってはいるんです。ただ、溜まったストレスを解消する一番の方法が手触りの良いものを触る事なので、結果的には堂々巡りを繰り返してここまできてしまいました。
私は一生この毛布ちゃんと生きていくのか、それはとてもとても恥ずかしいことなのか…そんなことを考えていた中学生の頃、たまたま読んだ漫画のおまけページで目が止まりました。なんとその作者さんがタオルケット依存症だったのです。はっきりと書かれていたわけではありませんでしたが、ボロボロになっても20年以上捨てられないタオルケットがある、という内容だったと思います。大人でも私みたいな人がいるんだ…!と驚き、すぐにそのページを母に見せました。世の中には色んな人がいるのね〜という軽い反応でしたが、これは私にとってはとても大きな出来事でした。タオルケットと離れられないのは自分だけではない、このことが分かっただけで心がスーッと軽くなっていきました。


社会人にも多いライナス症候群



成長するにつれて手放せるケースが多いと書きましたが、必ずしもそうとは限りません。社会人になってストレスが溜まり、ライナス症候群になるという人も増えているようです。私は人それぞれ違うライナスの青い毛布を、いつどのタイミングで手放したっていいと思います。いつまでもこんなの恥ずかしいと思ったらそれが手放す時期だということです。


イギリス人男性の3割はテディベアと一緒に寝る!?


嘘みたいな本当の話。イギリスの成人男性の3割が安眠、リラックス効果を得るためにテディベアを持っているんだそうです。びっくり。イギリスでは幼少期から一人部屋で寝る習慣があり、寂しくないように親がテディベアを持たせることが多いそう。その流れで成人してもそのぬいぐるみを捨てられない人が約半数を占め、一緒に寝ているのは3割くらいなんですって。ある意味これもライナス症候群だと言えるのではないでしょうか。本当の本当かはイギリス人に聞かないとわかりませんが、研究結果も出ているようなので気になる方は「イギリス人 テディベア」 で[検索]
可愛いしほっこりしました。イギリス人と友達になりたい。


今回はライナス症候群についての話でした。とても深刻な病気という訳ではありませんが、こんな人も世の中にはいるんだよという事が伝わればいいなと思います。あまり理解はされないのかなぁ。書いている私にもよくわかりませんが、今日も毛布ちゃんと一緒に寝たいと思います。

それではまた次のページでお会いしましょう、バイバイ!!


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