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お酒を飲む理由

中学生の長男、道徳の授業で戦争についてやったらしい。
生徒一人一人を国に見立てて、現在の状況を客観的に見た授業だったようで、
夕食時に、お喋りな長男の話を聞きながら意見交換をした。
道徳は担任の先生がやるから、先生、事前勉強が大変だな、と思った。

さて、
話の流れで長男に「なんで飢餓とかある貧しい国の人口が増えるわけ?」と聞かれたので私なりの返答を。
「教育が行き届いてないからだと思うよ。簡単に言うと君たちは性教育という教育を受けているから命の成り立ちを知っているし避妊という知識もあるでしょ?そして貧困と犯罪はセットの場合が多い。レイプも起こりやすいから望まない妊娠も多いはず。だから、そういう国に行って少しでも良い環境を、と思って青年海外協力隊とかもあるし、国境なき医師団という団体もあるわけだ。だからまぁ、今この時もこの状況をどうにかしようとしている人たちがいるはずだから、そういう事に目を向けた方が希望が持てるよね。」

饒舌な長男が「…なるほど」と絶句していた。

ちなみにこれを喋っている私はほろ酔いであり、
この文章よりもっと多く喋っている。

私は夕食時にはお酒を飲んでいて、ほぼ毎日ほろ酔いの状態である。
だから、前述のように、息子に聞かれた事以上の返答をする傾向にある。
息子たちには迷惑な話かもしれないが、
酔っていると伝えたい事がスラスラ出てくるし、
息子たちの話もゆったりした気持ちで笑って聞ける。

毎日の息子たちとの会話は、今回のような真面目は話は少なくて、
学校生活のくだらない話や、友人たちとのたわい無い会話の内容だったり、先生とのやりとりだったり、笑える話が多い。
私はほろ酔いなのでちょっとの事でもゲラゲラ笑って聞いている。

毎日、この夕食時に、幸せだなぁ、と感じるのである。

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