一言で言えば「一言で言えない」

春になると変な人増えるよね。


前回の続き

夫の発言を受けまして。

夫がなんでも聞いてくるのは私のせいだった。
「そんなこと聞かなくてもわかれや!」って思ってたけど、私を頼ってるというより私の機嫌を損ねないための彼なりの配慮だった。

なんというか、端的にいうなら[常識の違い]というか…
「え?!家でも酢豚にパイナップル入れんの??!ありえない!」「チョコミントが一番好きってまじ??!」みたいなことなんだと思う。(こういう反応しちゃう…)
自分の常識が絶対に正解であるという思い込みが激しくて、それに少しでもはみ出たら気持ち悪い(≒納得できない)というか。(主語は私です)

そりゃ(夫は)思考停止に陥るよ。なるべくしてこうなった感。(感つけてマイルドにしようとしてる感。)
あ~…本当にモラハラ気味で自分が嫌になる(てかストレートにモラハラじゃね?本当に夫と出会って良かったね。)と、冷静な今なら思う。

駄菓子菓子!夫がものを知らないっていうのも得てしてあると思うのです。
料理する時に出る生ゴミそのままゴミ箱に捨てるし(姑はそんなことしないしむしろ引いてた)、段ボールをゴミに出すときできるだけコンパクトにしようとしないし、それこそ食事中の咀嚼音、お箸の持ち方、玄関で脱いだ靴の向き。
私が指摘するのは本当にこういうことに対してだけなんだけど(指摘したところで直らないからそもそもたまにしか言わない)、彼からしたら「(俺がそれをして困る他人がいないし、今まで誰からも指摘されなかったんだから)別によくねぇ?おもちが細かすぎ!」案件なんだよな。
正直、こんな程度(常識)のことで思考停止起こされても…。という気持ちがないといえば嘘になる。
なんで舅も姑もこういうマナー教えなかったんだろ。勝手に身に付くものだと思っていたか?でも身に付いてないって気づいてるのにこの年になるまでスルーしたのはいただけない。ちゃんと教えてあげないと本人が困るんだよ?現に配偶者に言われて思考停止しちゃってるんだし可哀想。

あと、「土日もおもちがしんどくないように料理作ったり、娘の面倒見たりしてるよ。それでもおもちと娘に対して興味ない…?」という夫の言葉に反論するならば、
料理→自分がお腹空いて作るついでだから私のも作る
掃除→自分が不快だから自分の気になるところだけを掃除する
娘の面倒→平日娘との時間が短いから触れ合いたいだけ(保育園のことや定期健診、予防接種、爪切りなんかは夫自身の育児リストにない。これを人によっては育児の良いとこ取りって認識になるんだろう)
要するに夫がしてくれてることってしないと夫自身も困ることと、夫がしたいことだけで構成されてる。(遡るけど、共同生活に向けた物件探しも電気ガス水道開始も生活費のことも全部つわり中の私がしたのよ…←自分で精査するのが面倒くさいから私の案を受け入れたくせに後から文句言い出す)
でもこれを指摘すると「そうやって俺がしたこと全部を悪い方に解釈するならもう何もできない!!!」ってなるとこまで余裕で想像できる。私目線で見るあんたは日常において自分の時間を費やして私のために何かしようとしないし、娘のために積極的に動こうともしてないんだって、気づくことは一生ないんだろうなぁ。

そもそも共同生活って育児って自分がやりたくないこともやらなきゃいけないじゃん。
夫の解釈では夫がしていないことはこの世の中で必要ない(存在しない)ことになっている。
いや、誰しもそうなんだけど (私だって「アフリカの難民の子ども達は今この瞬間にも内戦や食料不足で命を落としている…!」なんて常に考えて過ごしてない)、夫と娘の生活が円滑に営めているのは私が細かい(けどやらなきゃいけない)ことをやっているからなのに、気づかない。(アフリカの話じゃなくて半径1メートル以内で毎日起こってることなのにもかかわらず、言わなきゃ(言っても)一生気づかない可能性すらあるから、ある意味すごい)
そう思うから、「私と娘に興味がない」という結論に至ったんだって早く理解してほしい。(無理だろうな。そもそもそこまで思考を巡らせたことないだろうし)

あと、そもそもマナーとかモラルの意識が私より低いから[スルーできることとできないこと]は圧倒的に私の方が[スルーできないこと]が多くなる。だからいつだって私がモラハラする側だし、ロジハラで責める側になる。

私をこういう気持ちにさせるのだって、何かしらのハラスメントに当たるはずでしょ?誰か早くそういうハラスメントを作ってよ。
想像力の乏しいバカを守るためだけに強い言葉を作るのはもういい加減やめてくれ。
娘が寝てる間に、私は私で悩んでるなんて夫は考えもしないだろう。


そういう奴だってわかってて4年も付き合って最終的にでき婚って何してんだよバカなの?って感じだけど、話し合いの時にこれ以上ないほど秀逸なタイミングでハーフタイム設けてくれたり、おもしろい人なんだよー。そんな人今まで見たことないわ。
夫のことを考える度に、私は自分の人生において何よりも「おもしろさ」を重視してるんだなって思う。
喧嘩の内容は付き合ってるときから変わらないけど、おもしろエピソードはどんどん増えていくんだよなぁ。素敵なことだ。
「物心ついたときから」を「真心ついたときから」とか言うし。急に真心でてきて私も真心もびっくりなのよ。(その場しのぎの私の丸め込み方を覚えたとも言える)
今のところは夫も改善に向けて取り組んでるし(いつまで続くか知りませんが)、素直な人ではあるんだよ。
私が夫のことを「おもしろい人」って思ってる間は何されても我慢できるんだと思う。
おもしろくなくなったらわからん。それは夫も同じだろう。

もう私も切り替えて日常に励んでおりますので、尻切れトンボですがここらへんで終了。夫もがんばっているので私もがんばります。(何を?)

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