ポッドキャストウィークエンドに救われた。
2023年12月16日(土)、東京は下北沢にあるBONUS TRACKにてポッドキャストウィークエンド(PCWE)が行われた。
ポッドキャストウィークエンドとは、ポッドキャストに関わる配信者、リスナー、企業・団体が集い、交流できる国内最大規模(自分調べ)のポッドキャストイベントである。
僕は第3回目にしてようやく参加することができた。
そして、イベントを終えて、
「ポッドキャストウィークエンドに救われた」
そう思った。
あそこに行きたい!
昨年、2022年10月1日(土)に行われた第2回ポッドキャストウィークエンドには参加せず、自宅からSNSを通じて会場の様子を見ていた。
これまで姿の見えなかったポッドキャスターやリスナーがそこにいて、実際に交流している様子はまさに、「声でつながる」媒体であるポッドキャストが、「声を超えたつながり」を作り出している瞬間で、ワクワクが止まらなかった。
来年はあそこに行きたい!
そう思って、「ポッドキャストリスナー用のアカウントを作ろう」と思っている矢先、自分がポッドキャストを始めることになった。
ポッドキャスターとしてのPCWE
実際にポッドキャストをしてみると、ありがたいことに沢山のリスナーさんがいてくれて、感想をくれる。それは本当に嬉しいことで、何よりの励みになった。しかし、僕たちは「声」を届けることしかできなくて、その声を聴いてくれているリスナーさんはどんな姿をしていて、実際にどんな表情をして聴いてくれているのかはわからない。
だから、不安になることも多いし、孤独になる時もある。
ポッドキャストを初めて約1年。そういった感情が高まっているタイミングで、イベントに参加した。
当日の最高気温は21度。12月とは思えない気候だった。
そして何より、会場の熱気はそれ以上で、開場前から並んでいるお客さんが開場と同時にお目当てのブースに駆け足で向かっていく様子から、イベントの熱気を瞬時に感じ取れた。
僕もその熱気に負けない熱気で、ポッドキャスターの証(ステッカー)をもらえる「ウィークエンドボード」というブースに行き、ステッカーをつけて歩き回り始めると同時に、次々とリスナーさんから声をかけていただいた。声をかけていただいた方に渡すために作った番組のステッカー約100枚ほどが終了時にはほとんどなくなっていた。
「本当にいてくれたんだ」
そう思った。
自分が抱えていた「不安」や「孤独」は一瞬でなくなり、それ以上の「温もり」でいっぱいになった。
そして、皆さん笑顔だった。
笑顔で溢れていたイベント会場は、居心地の良さしかなくて、ずっと幸せだった。ずっとニヤニヤしていたと思う。
リスナーとしてのPCWE
もちろん、ポッドキャストリスナーとしても楽しみにしていたPCWE。
当日会場には何組のポッドキャスターがいたのだろうか。
いわゆる"ヘビーリスナー"である番組のポッドキャスターには絶対に会いたい。そして、この熱を伝えたい。そう意気込んでいた。
きっと参加していたリスナーは皆、そう思っていたに違いない。
イベントを通して感じたことの一つに、リスナーの熱はポッドキャスターのそれを超えていると思った。
だから、ポッドキャスターは番組を続けられているし、このイベントも続いているのだろう。痛感した。
今世紀最大の勇気を出して、多くのポッドキャスターさんに声をかけ、その熱は伝えられた..と思う。若干、いや、結構暑苦しかったかもしれないけれど。
皆さん優しくて、写真やサインにも心よく応じてくれて、「好き」の気持ちが何倍にも増した。
ポッドキャストウィークエンドに救われた。
こうしてあっという間に終わっ(てしまった)たポッドキャストウィークエンド。
ポッドキャスターにとっても、リスナーにとっても、そこはやはり最高の場所だった。
第3回ポッドキャストウィークエンドのテーマは、「声が声を祝福(ハグ)する週末」。
声を超えたつながりを通じて、僕たちポッドキャスターはこれまでの活動を誇りに思えた。
そして、僕たちリスナーはこれまでの感謝を伝えられたと思う。
そこは、お祭りのようであり、なんだか本当に幸せで満ち溢れた祝いの場のようにも感じられた。
この幸せを噛み締めながら、また今日から、ポッドキャストとともに生活していきたいと思う。本当に素敵な時間をありがとう。
ポッドキャストウィークエンドに救われた。
最後に、ポッドキャストウィークエンドを主催された運営の皆様、出店者・スタッフの皆様、大変お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
また、次回、開催される日を心待ちにしております。
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