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2018 第33節 vsヴィッセル神戸

ホーム最終戦後のセレモニーについて。
この試合が終わった翌日には書こうとしていた。
してはいたのだが、きつい。

前回、セレモニー今年は残留決めて良い雰囲気でやれるねって思ってnoteを書いた。

日本代表戦を挟んで迎えたホーム最終戦。
その試合前、前日に副社長でもあるGMの久米さんが逝去されたことが川淵三郎のツイートから公式発表の前に漏えいし、空気の重たさがなんとなく漂いながら始まった。試合は諸々あってAT18分の末、3-3の引き分け。
カードによる退場者が2名。負傷による退場者が2名。
普段サッカーを見ない人達にまで知られる大荒れの試合になってしまった。
その後出場停止処分の件やらなんやらで日々なんだか険悪な空気が漂っていて色々書こうとしていた気力も削がれてしまった。
あの時、無理して書いても消えかけた炎に油をぶち込むだけになりそうで、書くに書けなくなってしまった。

今、簡潔に書くとするならば
・人命に勝るものはない
・試合に関わる人全てに敬意を払いたい
ということ。
翻って試合を思い返しても1つ目は試合進行の中で守られることはなく、
2つ目は108分を通じて要所要所で綻びがあり一気に決壊してしまった。
最初から2つ目を守るつもりがない選手がいたような気もするが、気のせいだろう。
もしそんな選手が本当に世の中に居るとするのならばこれから先の人生で、どこかの口を滑らせた指揮官以上に酷い目に遭うだろうし。
自分からすれば所詮他人の人生だから。
正直、こっちが知ったこっちゃない。というよりも時間を割きたくもないというのが本音で。

そんなことよりもあの荒れた空気をホーム最終戦セレモニー、兵働引退式開催までの間によって和らげることが出来た。ってことに拍手したい。
これ今思い返しても本当に凄い事で
(ちょっとハードル低いのかもしれませんが)
例年、嫌な空気の中で行われていたあのホーム最終戦セレモニーが、
あのものっすごく険悪な空気を消し去ってくれた。
これ実は大いなる進歩だったのではないか?
あれは自分たちだけでなくあの場に残っていたヴィッセル神戸を応援する人達の協力なくしては決してできなかったこと。
開催前に帰れコールをした愚かな田舎者たちに腹を立てることなく、セレモニーの雰囲気を作り上げることに最後までご協力いただいたことに感謝しています。
来年はお互いに対戦相手を負傷させることを厭わない思考を持たない選手だけで試合をしたいものです。

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