気まぐれに書く記事

なにかを批判することの是非について考えていたら、ふと就活の時のことを思い出した。

グループディスカッションの話

就活の序盤の頃、特に面接の対策を立てずに何社か受けていたが、その選考中にグループディスカッションがあった。

その当時僕は、相手を論破したら勝ちだろと思っていてわりと強気な態度で臨んでいたと思う。

何かお題を出されてそれについて議論するというありきたりなものだったと記憶している。何か突っ込めそうな発言があれば、こっちの方がいいと思う、私はこう思うと、自分の意見を言って相手にどう思うかを聞かずに満足して終わるということをやっていた。

何社か受けてなんか受からんぞと思って、調べていると協調性とか反応の仕方とかがわりと重要だとわかった。当たり前と言えば当たり前だけど、いかにオリジナルの意見をアピールするかを考えすぎていて、周囲の意見に迎合するのは何か負けた気がしていたのだと思う。

本命の会社はなかったので、大学の専攻に関係する業界を狭い範囲だが、わりと手当たり次第に受けており、落ちたこと自体はそこまで気にしていなかった。

何回か受けて、面接の雰囲気がわかってきた段階で、あるメーカーの1次か2次か忘れたが序盤でグループディスカッションがあった。

今までのやり方を反省して、違う方法で臨もうと意気込んでいた最中悲劇が起きた。

某KO女子が、人の意見を否定しまくり、自分の意見が正しいと主張しまくりで、以前の俺でもそこまではやらんぞというぐらい、自己アピールをしまくって場をかき乱していった。

僕も含め、周囲の人は発言が控え目になりタイムアップを迎えてしまった。俗に言うメガンテをぶっ放された。確かに威力はある。うまく場を誘導できればよかったが、あの緊張感の中で立ち回るのは場慣れしていないと難しそうだ。結果、僕はダメだったが、KO女子もまず駄目だっただろう。暴走している就活生を不採用にしたくなる気持ちがわかった。

仮に僕が面接官ならグループディスカッションはやりたくない。暴走している学生を見るのはたまになら仕事の息抜きとして面白いかもしれないが、個人の深堀ができない。人数を絞るために理由をつけて行っているだけじゃないかと勘ぐってしまう。

グループディスカッションをやるにしても、面白い議題にしたり、少し変わったやり方でやってみたいと思う。

僕自身が、グループディスカッションに向いていない性格だと思っているので、グループディスカッションに対する恨みの記事を書いた。

おわり


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