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ワンショット展 受賞者インタビュー 中村龍平さん

今回は、(株)文教スタヂオで毎年行われている写真コンテスト「ワンショット展」がテーマ。第16回の受賞者にインタビューをお願いしてみました。

快く引き受けていただけたのは、中村龍平さん

まずは中村さんの受賞作「彦根落城」をご覧ください。

「彦根落城」記録的豪雪の瞬間をとらえた一枚

●中村さんはいつ頃から写真を撮られているのですか?
最初にカメラに触れたのは文教スタヂオに入社が決まってからです。カメラを買って練習しようと思い、文教の本社にTELをして現場で使っているカメラメーカーを教えてくださいとお願いしたところ、当時の総務部長、Tさんに「フジカ」を使っていますと教えていただき、ソンナメーカーシラナイヨ、となったことを覚えています
(集合写真に特化したカメラということを知ったのは入社後)
大学にアルバム(イヤーブック)を作るサークルのようなものがあり、そのサークルのカメラ担当の友達に古いカメラを1台もらって、カメラトレーニングを受けていました

●愛用しているカメラについて教えてください。
文教スタヂオで使用しているのは9割キヤノンのカメラですが、上記で友達からもらったカメラがニコンのEMというカメラだったので、以降、プライベートは俗にいうニコン党です。
・EM
・FM2
・F5
(上記ニコンフィルムカメラ)
・TC-1
(ミノルタフィルムカメラ)
・S5pro
(フジ デジタル)
・D700
(ニコンデジタル)

くらいが持っているカメラですが、イベント撮影や入学式の応援ではD700+フィルムカメラ用の80-200mmがメイン機です

●今回受賞された作品のテーマ・作品や作品名に込められた想いを教えてください。
平年の36倍という記録的な大雪の中、いたるところでスタックする車や雪で通れない歩道など、まさに冬将軍に攻め込まれて城下町彦根が陥落したようでした。その意味を込めて彦根落城と命名しました

中村さんの作品。情緒あふれる古民家が郷愁を誘います。

●撮影時の設定、撮影時苦労した点などを教えてください。
1/1600 F2.8 ISO200で撮影
当日何とか出社したもののとても仕事どころではないと早退を決意、せっかく来たのだからということでカメラをぶら下げて徒歩で帰宅中、一圓興産のスタッフがホテルの横でスタックしている現場に遭遇、とっさに撮影しました
(そのあとはちゃんと作業手伝いました)
その日は解放絞りで撮影しよう、というテーマを決めて撮影していたので、F2.8はそういう理由です

●普段、被写体はどのように決めているのでしょうか。
ワンショット展受賞の常連、天橋立のAさんや伊豆のIさんのように、いいポジションでじっくり作りこむような撮影は正直していません。
幸い本社は入学式やイベントなど、業務での撮影がいろいろありますので、そのような機会を使っています。ですので、おおむね被写体は人になります。

●撮影にあたり意識しているポイント・こだわりなどはありますか?
可能な限りですが、1つの被写体に対して複数の方向、高さを変える、焦点距離を変えるなどして撮るようにしています。撮り方が変われば同じ被写体でも見え方が変わると思いますので。
また、ある程度テーマを決める(絞りを固定、フィルム+マニュアルカメラで、など)こともやることは多いです。
社員旅行の時はあえてフィルムカメラ持参することもあります
現場応援などで撮影するときは最初おとなしい口調で、撮影の時に豹変するみたいな感じでメリハリをつけた撮り方をしています。
10年後、写真を購入いただいたゲストが写真を見ながら「あの時のカメラマンが、」みたいにカメラマンも想い出の1つになることがある意味究極の目標です

●今後はどのような写真を撮っていきたいですか?
じっくり腰を据えて風景を撮影するようなことは今まであまり経験がないので、やってみたいとは考えています