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240327_グローフェ「グランドキャニオン(大峡谷)」組曲_きらきら水曜本編_FM八女

とりあえずの説明:
福岡県八女市をエリアとするFM八女というコミュニティFMでお送りしている「きらきらミュージックBOX水曜日クラシック」の番組内容の記録です。
・きらきらミュージックBOXは火曜~金曜で放送されていますが曜日ごとに内容がぜんぜん違います。水曜日はクラシック音楽を中心にお送りする曜日で、このNOTEは水曜日に放送した番組内容を放送してる本人が忘れちゃうので記録するためのNOTEであくまで個人的な備忘録ですが検索とかしてお越しになった方に何かしら役に立つことがあればいーなーくらいに思っているものです。
・放送局全体の著作権の配慮から一番上の配信ライブ動画には音楽が含まれません。著作権の切れたクラシック音楽だから流してもいーじゃんとは思ってますが放送局全体なのでそうもいかないみたいです。
・配信ライブ以外の音源動画はYouTubeより無差別にこの動画でよさそうだなっていう感じで引用した参考動画です。当NOTEとは基本的に無関係で音源全てを確かめたわけでもないです。
・登場人物は まつお(松尾隆志) と こーだい(野上倖大)です。

YouTubeリアルタイム配信動画がこちら(放送局による著作権違反対策のため音楽は流れません)

オープニングトーク

先週は祝日で番組なかった こーだい 今年度で予定通り退職降板の水曜きらきらはラスト放送 翌日木曜日午後がホントの最後の出演 こーだいから1年間聞いていただいたリスナーさんへの感謝 まつおの長男が就職で引っ越し こーだいがこれからもクラシック音楽楽しんでほしいので今日は わかりやすい絵画的な音楽を聴こう

F.グローフェ グランドキャニオン組曲
第1曲 日の出

ティンパニのソロが夜の闇を動かすと 高い音の弦楽器の風が吹き渡り クラリネットの上昇音階が次第に明るさを増していく中 ピッコロとフルートの鳥が朝の喜びを歌う クラリネットがやっていた上昇音階の光はいつの間にかトロンボーンとホルンに受け渡されて少しずつ強く
ファーディ・グローフェ作曲 グランドキャニオン組曲 第1曲 日の出 誰もが引き込まれるような魅力的な朝の風景の描写 終盤に向けて 大盛り上がり
最小の音量で始まった音楽をめちゃくちゃ盛り上げて終わる音楽

第2曲 赤い砂漠(中盤抜粋)
第2曲 赤い砂漠 という曲に入りました 序盤少しカット 今は中盤戦 一番音量が大きくなったところだけ 本来は第2曲も 静かな描写から始まって 赤い砂漠の 不穏な空気を十分作った上でこの盛り上がりポイントが来る

第3曲 山道を行く
第3曲 ちょっと唐突な短いフレーズをオーケストラが提示して その恩恵を模倣するソロヴァイオリンが激しいカデンツァを披露して始まる 山道を行く 
その後 いかにも西部劇のなごやかシーンででも流れそうなアメリカっぽい楽しいメロディの部分が小学校の音楽の教科書に採用されることがある 小学校の頃聴いたという方もいるかも 裏の方でカッポカッポ言ってるのが まぁ馬だかロバだか ロバかなにかを連れた山道の描写 たまにスピードが上がるのは下り坂を駆け下りているところかもしれない ゆっくりになるのは休憩中か お昼寝でもしてるか
いかにも絵画的でリアルな描写 ロバの足音みたいなのを含めた この鮮やかな場面転換とかが子どもたちにもわかりやすいだろうということ
3’40 谷底のコロラド川の水辺についたかのような みずみずしい描写に変わって 涼しい風が吹いてくる 旅人はひとときそこで休んで またロバとともに歩き出す 
この山道の音楽は何度も上り下りを繰り返した末に 小さい音で山小屋からオルゴールが聞こえてくる その後 今までで一番すごい坂道を駆け下りて行った先でハァハァ言いながら終わっていく

第4曲 日没(中盤抜粋)
3曲目 山道を行く を全篇かけたいと思って少しほかの部分を省略気味にしています。この第4曲 日没 も 素晴らしい景色を見せてくれる音楽 今日は残念ながらほんの少しだけ 第5曲 豪雨 に進んでいく

第5曲 豪雨(後半抜粋)
フィナーレ 第5曲 豪雨 。本来は第3曲 山道を行く の あの ほのぼのメロディなど 静かな描写で想起して始まるが 少しだけ省略 いよいよ嵐が近づいてきた部分から曲の最後まで
稲光 や 遠雷のゴロゴロ いよいよ嵐の本番の部分 音楽としてはとても盛り上がって かっこいい 
このさき 嵐が止む部分聴こえてくる 普段あまりない楽器の音 風を切るような音 するはず とくに静かになったとき目立つ →風を切る音 普段出てくること少ない珍しい楽器 一般的にウインドマシーン 風音器
曲の終わりに向けてあらためて雄大なグランドキャニオンを表現してこの音楽を完成させていく 


ディスカバー・ザ・クラシックス

【説明】ディスカバー・ザ・クラシックスというコーナーは元になった音楽とその音楽をカバーした他のジャンルの音楽などを並べて聴いて貰うコーナーです。

なかにし礼訳詞 日本語による ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調 作品125

第九の第4楽章フィナーレ 歓喜の歌 あえて 去年の年末も聴いた なかにし礼さんの歌詞 ちょっとめずらしい 日本語の第九を 堤俊作指揮 東京シティ・フィル

カバー曲「半世紀少年」 / ユニコーン

ユニコーン 奥田民生 1993年に活動停止 解散 2009年に再始動 その後2017年に出された メンバーの50歳を記念して作られたアルバム収録曲


フリートーク

ちかごろあまりわざわざ言わないが今日のグローフェ 3月27日が誕生日 誕生日とか没日とかを基準に作品を選ぶとランダム性が高くなる
グローフェの代表作 グランドキャニオンに加えて ミシシッピ組曲 ナイアガラ瀑布組曲など ウインドマシーンとか必要だったりして演奏するのもちょっと大変な話
この時間からはもらっていたオスカー・ピーターソンのリクエスト 

Fly Me To The Moon / Oscar Peterson

Mack The Knife / Oscar Peterson

Days Of Wine And Roses / Oscar Peterson

お別れの曲として↑この曲を予定していたのにエンディングテーマのまま終了しました

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