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#16

月曜日に仕事始め。新年一発目のお仕事は阿佐ヶ谷にあるミニシアター「ユジク阿佐ヶ谷」さんで横5m縦2mの巨大な黒板にチョークで絵を描くという珍しいものだった。早速新しいことから始まって幸先がいい。

黒板とチョークで絵を描くのも高校生の時の落書きぶりだと思うし、壁サイズの絵を描いたこともないから、どうなるだろうかと心配だったけど、意外にちゃんと描けて驚く。一応事前にiPadでラフは描いておいたものの、画面が大き過ぎて水平垂直やサイズ感もよく分からない状態だったので、ざっくりとしたアタリをとった後は開き直ってその場の感覚で描いていったのが逆に良かったのかもしれない。

ユジクは普通に営業してるので、お客さんがいる中で描くという事で、それもちょっと心配してたけど、いざ描き始めたら集中してしまって全然気にならなかった。描いてると次々手を入れたい場所が見えてくるので、「あとちょっと、あとこれだけやったら」と作業してるうちになんとなくタイミングを逃してしまって結局一度も休憩をしなかった。結果昨日は昼抜きに。

チョークの描き心地としてはパステルに似ていてとにかく指がカサカサになって辛い。擦らない分まだマシだが、黒板を変に擦ってしまったときの地獄のようなキュイキュイ音がたまに出てしまって、自分はともかくその場に居るスタッフさんやお客さんに申し訳ない気持ちになった。

二日間かけてなかなか良い絵が描けたと思う。ずっと残るものではないけど、壁サイズの絵を描く経験値を得られて嬉しかった。

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作業が終わった後、ユジクの物販コーナーで売られているロシア雑貨に釣られていくつか買わせていただく。特にチェブラーシカグッズが秀逸。マトリョーシカの表面にワニのゲーナの細長い顔をなんとか描いてしまおうという力技に優しい気持ちになる。こういうことで良いんだよな、ホントに。

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