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#26 制作計画

連休終わり。

いや世間的には明日が最終日なんだけど、僕は明日の昼に奥さんと娘を迎えに行くので、僕の自由な二日間は終わった。

さて絵を描けたかというと、、、描いた…かな?いや描いてないな。ほとんどちゃんとは描いてない。ドローイングのテストみたいなのを少しペラペラ描いただけ。

というのも、現在の自分の経済状況、スケジュールを改めて確認してみたところ、「あれ、これデッドライン割ってない?」っていうくらい結構まずい状況にあることに気付いてしまって。以前の投稿で「今回は全体のラインナップを定めず描きながら考えていこう」みたいな話をしたけど、そんな悠長なことをしている余裕は最早一切無かった。このままいたずらに時間を消費してしまうと資金だけが底を尽きるし、その後に詰まっている仕事にも影響が出てしまう。

ということで今は手を動かすよりも先に開催までの道筋を明確にしておく作業が必要だと判断した。

まずは作品とグッズの制作スケジュールと開催までに必要になる費用を前回個展時のデータを参考にざっくり割り出した。まだ残ってる仕事を片付けるのに1週間くらいかかることと確定申告が地味に悩ましい。

必要経費の割り出しと同時に今回個展でどれだけの売上を目標に設定するかということも合わせて考えなきゃならない。必要な売上によって作品数が決まり、作品数によって額装代やグッズの制作費などのコストも大きく変わってくる。

売上目標は必要経費と制作にかかる日数分の稼ぎを回収できるラインで考えなければならない。「少なくともこれくらいは売れるかな?」という場合と「あわよくばこれくらい売れたら」という場合を想像する。後者の想像をするのは楽しいが経費の回収は前者を前提に考える。

自分の作品やグッズにはどれくらいの価格が見合うかをイメージしながら、どんな作品をそれぞれ何点制作すれば十分な売上が見込めるのか、逆算して決めていく。同じ作者の作品であれば、大体の場合価格は大きさに比例する(のが妥当だとお客さんは感じると思う)ので、高い価格をつけたければ大きい絵を描かなければならない。もちろん大きい絵は制作が大変。じゃあ小ぶりな作品を数売ることを目指すか。沢山描くのも大変だけど。結局お金を稼ぐのに楽な道は無いという結論に行き着く。

そうして算出した作品の大きさと点数の分布を元に、以前にアイデア出ししてあった絵の具体的なサイズを決めていく。この絵だったらこの大きさで描けてこれくらいの価格をつけられるかなとか。意外にも既に結構十分な数のアイデアがあったので、それを振り分けたら大体必要点数は埋まった。

今回は制作期間が前回の半分の1ヶ月間くらいでやらなければいけない状況なので(今後のことを考えてもそれくらいで個展の準備が出来るようじゃなきゃダメだという考えもある)、少しライトな感じでやろうかなとか考えていたのに、数えてみると前回の個展よりも点数が(ドローイングを抜きにしても)だいぶ多い。前回あんなにヒイヒイ言いながら描いていたのに大丈夫なのかこれ。

描き始めてみたら「これは無理だ」となるかもしれないがとりあえず時間内に描けるところまで描くということで。

とりあえず二月中に今の仕事を完成させて、三月の頭の三日間くらいで確定申告を終えるぞ。そこからが本番(おそろしい)。

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個展まで(4〜5ヶ月間程?)に何本くらいの記事になるかは分かりませんが、1000円で全ての記事をご覧頂けます。個展の準備資金に充てさせていただきますのでご支援頂けると嬉しいです。

2020年春頃開催を目指している個展に向けて、作品についての思考やお金まわりの経理の話など、制作にまつわる色んな事を書いていきたいと思いま…

作品制作に繋げていきたいと思いますので是非よろしくお願いします。