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寄り道はお寺

アジサイの寺で知られる岩船寺に向かう道は途中結構狭くて、ナビに意地悪されているのかと思うほどだった。
でも、きっとそれが一番の近道だったんだろう。

岩船寺にはかつて来たことがあって、石仏巡りもしたことがある。浄瑠璃寺までつながる石仏の道。

三重と京都と奈良が接しているあたりの京都に位置している。

三重塔がシンボル。本堂にある阿弥陀仏は作られてから1000年以上経つという。

アジサイはこれから。新緑と黄菖蒲が美しい。

カメラは SIGMA fp で、レンズは LUMIX S 20-60 というのが今回のチョイス。

20mmというのが威力を発揮してくれる。

この2年間はレンズやカメラは増えまくったけれど、旅には行けなかった。

そろそろこうして再び仏像巡りなんかもやってもいいかなと思えてきて、この2年間買いそろえたカメラやレンズの中からどれを持って行くべきか、というのがテーマになってきた。

行先に応じて選ぶのも楽しみになりそう。

お寺なんかだと、広角域までカバーしてるズームレンズ一本あれば、となりそう。

何台も持ち歩きたくないもんね。できるだけシンプルにしたい。
ズーム一本か、単焦点なら二本かせいぜい三本までかな。

途中でレンズ替えるのもなあ、とか思ってみたり。

おおお、大きなカエルが。

モリアオガエルの生息地で、その情報はあらかじめ web サイトで見ていた。
ここのお寺はサイトもきれいしインスタにも情報をアップしておられる。

この白いお花はハクチョウゲですよと住職が教えてくれた。

アジサイが咲いたらもっと三重塔が映えるだろうなあ。

広すぎずにアップダウンもほどほどで、疲れない程度に歩いて丁寧に見て回れるお寺。

小さなお寺は家族経営って感じがすごく伝わてくるのがいいなあって思う。

ホームページも手作り感があって、行くたびに何かしら工夫しているのが感じられる。
がんばっておられるなあって思う。

そういうのに触れると、オレもがんばらなあかんなあって思う。

でもがんばるがんばらないよりも、あったかみなのよね。
親しみやすさというか。
実のところオレにはそっちのほうが響く。

お寺とオレたちみたいな普通の観光客との距離が近い。
スケールの違いで、大きいと少し離れて感じ、小さいと身近に感じるってところかな。
こっちの感じ方だけなのかな、とも思う。

これって別にどっちがいいってわけでもないんだけど、自分の好みとして、身近な雰囲気が好きなのよ。

カメラ持って撮っておられる住職の姿とかも。

ああやって撮った写真をインスタグラムにアップされてるってことですね。
その写真を見て、訪れたくなるわけです。

岩船寺から浄瑠璃寺は歩けるくらいだか車だとすぐ。
せっかく来たんだから寄ろう。

前回来たときはこの池が工事中だった。

アザミがいっぱい咲いてて目に留まった。

ここも本堂と三重塔だけのコンパクトなお寺。家族で経営されてるんだろうなあって感じる。
岩船寺よりは少し大きいかな。

ここはネコのお寺でもある。そこら中にネコがいる。

ネコは人に慣れていて、警戒心がまるでない。

ここは本堂に九体の阿弥陀仏が鎮座しておられる。
そのうちお二人が入院中だったけれど。

正月に立ち寄ったときには秘仏の吉祥天女さんを拝めた。あのふくよかなお顔が好きなのでまた公開中に来よう。

池の対岸から本堂を見て拝むのが正しいらしいね。

仏像も立派だし、お庭もステキ。でもちょっとはずれたところにあるので人は少なめでゆるゆるお参りできる。
京都ではあるけれど奈良っぽいなと思う。

オレの勝手なイメージだけど、京都のお寺のほうが立派で品がよくて観光客が多くて順路とか守らないといけないが、奈良のお寺はこぢんまりしてて古くて家族的でのんびりできる。
だから奈良派なのよね。

もちろん奈良にも有名な立派な観光客が多くて順路守らないとあかんお寺はいっぱいあるし京都にも小さなアットホームなお寺はあるだろう。
あくまでざっくりとしたイメージ。
間違ってるかもしれないけれど。

ここはネコだけじゃなくチョウも人に慣れていた。

ここもアジサイはこれから。
寄り道できる場所だから、ちょくちょく行こう。

京都だが三重からすぐでほぼ奈良の三重塔に寄り道して

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 / SIGMA fp

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