見出し画像

クリエイトする皆さんに読んで欲しい記事です

こんにちは。 めがねびと です。😊😊

今回は、私のこどもの頃の話をしたいと思います。

今回の記事は、たくさんの方に読んでいただきたいと思っています。


結論を先に言うと、「クリエイティブの価値は個人の中にある」「おとなの価値観をこどもに押し付けないで欲しい」と言うことです。


では、お話を始めていきましょう。

私が小学校低学年の時に、学校の行事で近所の公園に写生大会に行きました。

私は、そこにいたクジャク(オス)の絵を描きました。

下書きは終わり、あとは色を塗る段階になりました。

水彩絵具を使って色を塗り、途中まで仕上げました。

しかし、私は水彩絵具で完成させるのが面倒になり、こっそり、クレヨンで残りの箇所に色を塗りました。

私はなんとなく後ろめたい気持ちになりました。


その絵を見た先生が、「なんでこんなことしたの?どうするのこれ!?」と言いました。

私はやっぱり「いけないこと」をしたのだと思い、そのクレヨンの上から、修正しようと水彩絵具を塗りました。

しかし、クレヨンは油成分があるので、水彩絵具で修正することができませんでした。

「私はいけないことをしたんだ・・・。この絵はダメな絵なんだ。」と、思いました。

そして、私はその絵をこっそりビリビリに破って、教室のゴミ箱に捨ててしまったのです。

同級生が作品を提出する中、私は作品を自ら破いたため提出することができません。


しかし、不思議なことに、学校の先生には、作品を提出しなかったことを問われることはありませんでした。(←これも「なんで?」って思っています)


そして、その後、授業参観の日が近づいたある日。

なんと、授業参観のため、その写生大会の絵が後ろのボードに提示されることになったのです。

もちろん、私の絵はありません。


参観日当日、母は私に「なんであんたの絵はないんぞね!(激おこり)あんたの絵はどこぞね!?」と強く怒り、私は帰り道、泣きながら帰りました。

「破って捨てた」と、私は泣きながら答えました。

その時、「なぜ私が破って捨てたのか?」と言う理由を母に話をしたかどうかは覚えていません。ただ、このエピソードは私の思い出として、強く刻まれています。


大人になった私がこのエピソードを思い出して思うことは、

「クレヨンで塗ったっていいじゃないか。自分がこれで良いと思ったのだから。」

「大人の勝手な価値観(今回は、水彩画しかダメよ!)を押し付けないで欲しかった。」という気持ちです。


こどもの頃の自分に言いたい。

「クレヨンや水彩絵具で塗った君の絵は素敵な作品。大切な作品だよ」と。



この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?