この週末も相変わらずだった。

 金曜日が雨で、さらにレジ袋有料化の直前に今使ってるバッグの持ち手の部分が破れそうなことに気がついた。慌てて百均で同じものを探すもやはり売り切れ、あと残ってるのは黄緑の網目バッグとかお弁当箱しか入らない小さいサイズとかの誰が買うんやシリーズ。しょうがなく縦長のLサイズ、といっても1.5Lペットボトル2本でギリギリのを買ったけど、お会計で「レジ袋どうなさいますか」と聞かれておいおいってなった。レジ袋の代わりに買うんやろって思わずツッコミを入れたくなったけど、オッと冷静になって「値札シール切ってください」と言って即使える状態にしてもらった。

 明らかに今まで使ってたバッグよりも容量がないから、買う量もだいぶ減った。スナック系がお値段の割にすごいかさばるから、ここが結構つらいところ。最近燻製さきいかにハマってて毎週2つ買ってるんだけど、それプラススナック2つ、あとは普通の食材という感じで終了。「食材用」イングリッシュマフィンとやらが6個で200円だったのでついつい買ってしまった。焼いてしまえば普通にいけるのでかなりお得。明日の朝も多分これでピザ風にして食べるだろうな。

 今週末、自発的なものではないけど、先日書いたQooboのメーカー「ユカイ工学」さんが自分の記事を直リンで掲載した記事を書いて頂いてて、「あなたの記事が話題です」というメールがnoteから届いてた。

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どうやってこの記事にたどり着いたのかわからないけど、繋がる部分ではしっかり繋がってるんだなと実感。この件以外でもレーベル主宰や映画監督といった自分寄りの方々にも時々いいねをもらってるし、思いついたことはやっぱり発信するのが吉なんだなと改めて思った。


 この週末は新作映画のレンタル消化がメイン。ケン・ローチ監督の「家族を想うとき」がもうマイベストTOP30に即入る大作で大満足、ティッシュ8枚使うぐらいボロ泣きしながら観てた。幸せとお金という現代社会の厳しい現実を痛烈に描いた作品、親の気持ちもわかるし、子供の気持ちもわかる。レンタルなので返却しないといけないけど、このまま持っておきたいぐらいだ。もうひとつは「テルアビブ・オン・ファイア」。こちらはコミカルに寄ってはいるけどパレスチナ問題がテーマの深い作品。DVD特典の監督談話がある意味本編で、あそこの問題の根深さを切実に訴えていた。Netflixにどっぷり浸かっているけど、こうした円盤ならではの特典はかなり大きい。映画館に行くものと思ったらだいぶ安くつくし、映画への貢献という意味で新作もためらいなく借りるのがベストだ。

 土曜日の夜は、麻雀の勉強会に参加。勉強という通り、参加者は初心者~初級・中級者。とりあえず麻雀の空気感を味わうのが最優先という感じで2時間遊んだ。ボイスチャットを使って話してたから気づかなかったけど、テキストのほうで「おもちさんの話し方は割と詰めている感じに聞こえたので、出来ればもう少し力抜くような表現だとありがたかったかもです」という風に書かれていて結構ショックを受けた。標準語を話すことを意識してはいるけど、とっさの時に出る言葉はやっぱり大阪弁。明らかなミスをやらかした打牌に「えっなんでそれ切ったん」と言ったのが相手の気分を害してしまった感じだ。この「なんで」というのが詰めている風に受け取られたみたいだけど、これが大阪でいう「なんでやねん」というツッコミだと理解されないのはかなりきつい。さらに勉強会というのもあって、ミスはどんどん言っていくものだと思っていたのもちょっと温度差があった。やっぱり自分はボイスチャットするとハラスメント行為になりそうだし、今後この勉強会&お遊びをどうしようかなとかなり悩んでる。

 少し仮眠を取って、今度はソロで普通に打っていく。最近始めた「雀魂」というゲームが天鳳よりも楽しみ要素があって、ちょっとランクを上げていこうかなと思ってる。

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 ネット麻雀はリアルのように同じ人と戦い続けるもんでもなく、一発勝負。東場で大体の力量や打ち筋を分析していざ南場という感じだ。下家が明らかに手慣れている打牌選択なので、事実上一騎打ち。
 南1局のこの場面、5巡目で早くも下家が2副露で混一色の聴牌。先に西を落として6m、4pという感じでもう気配はプンプン。問題は自分が抱えている「南」。この時点で既にアタリ牌になっている。これを切らないと手作りが難しいが、万が一、いや、2つに1つレベルで下家に貢ぐことになる。これは絶対に切れないと決断して、最終形は南ツモを願う。

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 ここで赤5sを引いてしまって、持ち時間いっぱいを使って大長考。南を切る選択肢はないから、この手出し5sが通るかどうかを考えていた。
 南を誰が何枚持っているのかわからないし、染め手である以上単騎待ちはむしろ確率が高い。赤5s待ちなら手によってはなおさらで、跳満手もあり得る。ツモ切り連打はしっかり見ていたのでスジは通る分、余計に怪しい。打点は低いとはいえ上家対面に振り込むのも癪なので、長考の末ここでオリを選択。
 結局下家がその打牌後に白をツモって満貫和了。5sは通る牌だったが、やはり南と白を待ち構えていた。普通に突っ張ってたら直撃で逆転という死線をかいくぐった。
 こういうところでカジュアルな打ち手は「ですよね~」という感じで未来予知してるのに振り込む。自分みたいに「万が一」が平然と起こるのが麻雀なのだと見に染みて理解してる打ち手は絶対に切らない。ここがひとつの壁だろうなと思った。
 自分は守備型雀士で元全国ランカーだったので、このあたりの嗅覚はその中でもさらに鋭い。ここが地味ではあるけど個人的なハイライトだった。最後は心理戦で和了を奪取し逃げ切りトップ。なかなか熱い戦いだった。相手の幸運、自分の不運を強引に捻じ曲げる事ができるのが麻雀の醍醐味。自分は前者タイプで振り込み率は現在で4%、勝負所で納得の振り込み、利害一致で差し込む以外はまず振り込まない。おもちさんがいると場が平たくなるとよく言われるけど、自分にとっては褒め言葉。麻雀は人生の縮図という格言もあるし、本当によく出来たゲームだ。

 さて、明日からまたきつい5日間。なんとかどうにか生き伸びて、また週末なにかしら楽しみを見つけよう。今月は大型連休があるから、そのあたりで制作をガツンと進めたい。とりあえずコロナ復帰のドタバタに慣れるところからって感じ。なんとかどうにか頑張ろう。

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