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金足農業高校野球部員は、2040年までに秋田県が消滅することを望んでない

(注:写真は日刊スポーツより抜粋)

鎌倉時代。

北条氏により、三浦氏が滅ぼされる・・・が。三浦家は、秋田県に逃げのびていた。そして三浦家は、同族争いに巻き込まれてから武士を辞めて、黒川で農業を始める。

秋田県秋田市金足黒川は、三浦氏の歴史が刻まれている。「金足?」聞いたことある地名じゃないですか?そうですね。今年、2018年に高校野球で準優勝した金足農業高校の名前が浮かぶんじゃないでしょうか。

秋田県から甲子園に向かったわけですが、高校野球3回戦には、名門の横浜高校と戦うことになる。横浜といえば神奈川。そう、神奈川の鎌倉時代の北条氏を思い出す。

北条氏に滅ぼされた三浦氏のリベンジ?という図式が浮かび上がる。

高校野球にも、その野球をしている高校生には、親がいて、そのまた親たちも、親がいて。結局のところ、その家の祖先とは必ず繋がっている。

秋田に逃れ、武士を辞め、農家になった三浦氏。

そして三浦氏一族からスクスクと育った金足農業高校の球児として
甲子園に出場することになるので、高校野球の3回戦では、

金足農業高校 VS 横浜高校

という図式になるけど歴史の悠久の流れでみると・・・

三浦氏(金足農業高校)VS 北条氏(横浜高校)

という因縁の対決にもなる。

結果は、5対4と、金足農業高校が勝利しますが、鎌倉時代の武士たちの魂は、この試合をどんな気持ちで観戦していたんだろうか?と妄想するのも面白い。

実は、この物語はここで終わりじゃない。

最近、秋田が日本一のペースで人口減少が進んでいるらしく、ほぼ全域が2040年までに消滅する可能性があるとして、日本一消滅の可能性がある都市と言われている。

実は、この三浦氏の話しは、秋田で有名な稲庭うどんの製造・販売・営業を科学的な観点から研究開発されているという科学者でもある眞壁明吉良さんから聞いた事がきっかけになります。

眞壁明吉良さんリライズニュースインタビューはこちらから https://note.mu/bigbangfield/n/n5d63ed9c98aa

眞壁さんから秋田の歴史のお話を伺ったときに、秋田消滅都市とドンピシャ!で繋がった。

その三浦氏というのは、時の権力者である北条氏の滅ぼされた、とされているが、実は、数人で逃げ延びて秋田で復興しているという。

しかも、母と子で逃げ延びて、その一体(今の秋田県八郎潟)を治めていた場所で家臣として使えていたが、そこも落城され、さらに落ち延びて、そこでも争いに巻き込まれ、三浦氏の存続が危ぶまれながらも、存続するために、臨済宗に入り、

最終的には、黒川村に帰農した、という。

その立場、ポジションにしがみついておらず、現在地を明確に診断し、個人主義じゃなく、三浦家という未来に託す生き方は今は亡きサムライ精神に通じる。

そんな奇跡の復活劇を演じていることを聞き、それが秋田の金足農業の活躍とオーバーラップして、とても感動した。

いつ滅ぼされ、消滅されてもおかしくなかった金足農業の先祖である三浦一族の魂は、今、「日本一の消滅都市秋田」と報道されていることに対して何を想うのか?

消滅、滅ぼされかけたが、それを意志によって復活、復興した三浦一族から「意志があれば秋田は消滅しない」

金足農業の野球を通してメッセージを伝えようとしているのを感じるのは

自分だけでしょうか?

そして、眞壁さんが語られた言葉の中に、まさに三浦氏が乗り移ったように思ったセリフがある。

「今、秋田にいる人たちが本当に秋田県を残さなければと思ってやるんだったら、残るだろうし、

ただ流れのまま残さないと言って、国、県から予算を貰ってきて何かやろうぐらいのただのパフォーマンス、考えだけだったら、秋田は消滅すると思います。」

「本気でやるか、ただそれだけです。」と。

どうでしょうか?

日本人は、戦時中にアメリカの空母に突っ込んでいき亡くなった特攻隊員がいますが、ただ彼らが死んでいったんじゃなく、メッセージを残すために死んでいった。

日本人は、”そのメッセージを”受け取れるのか?

それと同じように、歴史は語り掛けます。日本だけじゃなくて、その地方の秋田でも同じように、秋田県の未来は、誰でもない、秋田に住み、秋田を愛する地元民の意志によって作られるんじゃないでしょうか?

誰も何もしてくれない。

金足農業の球児たちの活躍ぶりは、一体何を意味しているんでしょうか?

秋田を代表して。

ただ頑張ったね、と秋田県民に言ってもらいたいだけでしょうか?

今、秋田の地元で本気で秋田の活性化のために動いているジャンヌダルクの「まりっぺ」という女性がいます。

もし、本気で秋田を変えたい、消滅都市にしたくない!という秋田県民の方がいましたら、ぜひ、ご連絡ください。

秋田が消滅都市にならない大きなヒントを彼女は携え持っています。

ぜひ、秋田の地域活性化のために。

こちらからご連絡ください。  ↓
https://yasudamaripepepe.hatenablog.com/


高校野球で活躍した金足農業野球部員は、2040年に秋田県が消滅することを望んでないと思います。

彼らの背後にあるメッセージをぜひ改めて感じてみてください。


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