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「仕事中毒」と「格闘技」の共通点

社会人になったばかりのころは、とにかく休日が待ち遠しかったです。

当時は休日がなければ精神的な安定を保つことはできなかったと思います。

しかし今。
文字通り365日仕事をしていても何の苦もありません。
むしろ逆で、仕事をしていなければ落ち着かないのです。

今の仕事は、自ら創り、選び、好きでやっていることですのでどれだけ大変でも他人のせいにはできません。
仕事をして成果を出すことが私の至上の喜びです。

好きで勝手にやっていることですから、何の苦もない。
苦とさえ思わない。

その状態になれたことはよかったと思います。
仕事中毒になったからよかったというのではなく、自分なりの喜びの中にいられる人生になったからです。

ただ、ビジネスは多くのリスクをとりながらピンチとチャンスの取り合い。
一生安泰という領域にはまだまだ遠いですし、安泰を目指して生きているわけでもありません。
これからも、幾つものトラブルが待ち受けていると思いますが、自分の成長を通じて社会貢献できるよう行動し続けたいと思っています。

さて、そんなことを考えたのも、数ヶ月前に愛媛松山にオープンした「格闘技&フィットネス リトルジャイアントジム」がきっかけです。

総合格闘家・越智晴雄代表の格闘技への情熱、取り組む姿勢。
過酷なトレーニングにより積み上げられてきた肉体。技術。心。
これらを目の当たりにしました。
当たり前のことですが、全てにおいて、明らかに常人のそれとはレベルが違います。
素人の私でもはっきりと理解することができます。

越智代表は、毎日プロ格闘家としてのトレーニングをします。
さらに、その後ジムで会員さんの指導をします。

越智代表は「好きなことを仕事にしている」という見方もありますし、もちろんそういう側面もあるでしょう。
しかし、プロ格闘家としての過酷なトレーニングを長期間に渡って繰り返し現役を続ける。
さらにジム運営もする。
これは仕事中毒などという陳腐な言葉は別次元に置き去りにしています。
もはや狂気を帯びたエネルギーの爆発です。

私はこういう人を見ると、刺激を受けて自分の行動のモチベーションに変わるのを感じます。

また、ジム会員さんからも同じように、大きな刺激をいただきます。
会員さんは学校、仕事、家庭のこと等をした後で練習に来られます。
そして自らの限界へと挑戦し、トレーニングに打ち込んでいます。

酒と慢性的な不摂生で体力と健康を失った私は、
「〇〇さん体力すごいな。気持ち強いな。いや〜すご」
「前より格段に動きが良くなってる!」
などといつも思っています。

「リトルジャイアントジム」の中で起こっていることは、良いエネルギー同士のぶつかり合いです。
ここに身を置くだけで気持ちがギュッと引き締まります。
生活習慣も変わります。
本当にジムをやってよかったと思いますし、もっと良い環境にしていきたいなと心から思っています!

仕事中毒と格闘技の共通点は、
「行動を続けることで、狂気にも似たエネルギー爆発が生まれる。そのエネルギーは自分を突き動かすだけでなく、周囲も巻き込み大きな結果を生み出す。ただし犠牲にするものも多くなる」
というような感じで、漠然とふわっとまとめさせていただきます。

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