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採用のときに【学歴】も【職歴】もみない宣言

まえの会社で、営業部長やってたときに、採用面接してたんですけれども。そのときにおもったこと。たった1時間で、ヒトを判断するのもされるのも、酷だなって。。。


でも、1時間でなんとかその人のヒトトナリをみるために、まず履歴書をチェック。学歴で、ガマンしてきたかどうか、問題解決力があるかどうか。。。職歴で、ガマンしてきたかどうか。。肩書きでマネジメント力(中間管理力)あるかどうか。あたりを見る以外に、そもそも判断のしようがなき。という感じでした。


自分の履歴。大学で農業やってて、仕事は保育やら建築やら転々と散らかってるし、営業部長やったあとすぐに部長でなくなる。を繰り返してきているという。。。ガマン力、マネジメント力、ともに疑いあり。という人生履歴に仕上がっております。笑


創業して。これから採用もあるな。と思い、これからの時代において、採用時に何をみるべきかなという判断基準を、自分なりに書き残しておきます。


①まず、そもそもヒトを採用するつもりがない


「採用せんのかいっ!」というツッコミ。ありがとうございます。まずなぜ採用するつもりがないという点について、触れておかないといけないなと。。

「世の中は資本主義だ」と思ってるヒトが大半だとおもうのですが、株式会社って、めちゃくちゃ共産主義じゃん。っておもってしまうのですが、じぶんだけでしょうかね?

「売上を伸ばす」ことが会社にとって当たり前だと思ってるヒトが大半だとおもうのですが、GCPとかGDPという指標を導入されたのって、アメリカ大恐慌の頃(1929年)らしくって、なんとか倒産やらホームレス化を減らそうってことで、エライ人が100年くらいまえに、対処的、実験的に考えた指標とのこと。

むかし読んだ本に書いてました。ヘンリー・フォード「おれは車のことはよく知らない。が、電話一本で、あらゆる専門家に、すぐに相談できるんだ。」。。。今、全員ヘンリー・フォード無双状態な気がします。ホリエモンさんとか、キンコン西野さんとかクラスになると、もうコミュニティ内に、いない職業はない。という感じがします。


もちろん、昔は、生産性を高めるヒト、いろんな専門家マン、ガマン強いヒト。あたりが、必要だった時代なのだとおもうのですが。。。

ちゃんと説明になってないことは、承知の上でいうと、株式会社という協業モデルが、これからの時代に、フィットしていない感。あるなと。


②起業前提採用という採用を導入してみる


すこし脱線。


ただいま商店街株式会社というのをつくったのですが。ただいまグループ。というオフラインコミュニティつくりを、考えています。


ただいまグループとは。


mission
あたたかい居場所がふえる。をつくる

vision
ありのままで、つるんでる
がんばらないで、暮らしてる
好きなことで、食べている

という理念を、おおむね共感した上で、

商店街の中にある店舗付き住宅をつかって、なんか色々たのしんでくぞ。っていう、オフラインコミュニティになります。その上で、あくまで、ただいまグループ予備軍ということで、、起業を前提というカタチで、ヒトを採用することは、あるかもなって、考えております。


③起業前提採用時に、相手のなにを見たらいいのか


履歴書は、


生産性を高めるマン、いろんな専門家マン、ガマン強いマン。あたりが、必要だった時代。に、最適化された質問項目セット。だということ。


AI、5G、シェア、ブロックチェーン、、、もういろいろ説明ごりっと省きますが改めて、、、これからの時代に合ってないと思うんですよね。


そこで、まだまだ採用とかできる身分じゃないのですが。もし自分が採用担当だったら、相手のなにを見たら良いのだろう、、、というところを書いてみたいと思います。


1.ストーリー(意味)の有無と形成力

じぶんの場合、保育時代は、児童館、児童養護施設、保育園と、転々としていたのですが、「0歳〜18歳と接する」という、テーマの元、あえて転々と、働いておりました。そして、「あたたかい居場所がふえる。をつくる」というテーマの裏側には、「核家族は、子育ての最適解じゃない」という思い。「地域で子育ては可能なんじゃないか」という思いが、隠れています。

whatでもなく、howでもなく、whyが知りたい。。。そんな感じ。


2.やりたいこと発信歴とフォロー歴


「個」の時代。の「個」を2つに分けると、リーダー(やりたいを発信するヒト)とフォロワー(それいいね。って手伝うヒト)になるのかなと。ヒトはいろんな側面(ペルソナ)を合わせ持って生きているので、「このコミュニティではフォロワーだし、このコミュニティではリーダーです。」てな話は、あると思います。



以前、見かけたTEDです。ひとり目の孤独なヘンタイor最初の数人のフォロワーが、できるヤツってことになるんじゃないのかなって、思うのです。


3.倫理と哲学と美学

以前働いていた会社で、「立野の乱」をなるもの興しちゃったことがありますw。詳しい説明はさけるのですが、仕事が出来ないヒト。を全体会議で発表する。という制度が、ガマンできなかったのと、その制度をつくるにあたり、関わった各部署のいわゆる仕事できるヒトが8人くらいいて、誰も止めなかったという社風って、ヤバイんじゃないの?っていうメールを全社メールで送って大炎上。。。担当者さん「責任とって会社辞めます」みたいな事態になってしまったことがありますww。


自分の場合、一緒に働きたいなっておもうのって、ガマンできるヒトじゃなくて、ガマンできないヒトなんですよね。だから、ガマンできなかったエピソードは、きけたらいいなって思います。


制度とかルールをちゃんと守るやつの反対語。が思いつかなかったのですが、「法律できまってるから」とか「会社のルールだから」とかいうやつじゃなくて、判断基準が、自分なりの倫理観、哲学、美学に従って、意見することは、変化の流れが早すぎて、制度とかルールつくりが、ぜんぜん間に合わないであろう、これからの時代に、「頼れるヤツ」なのかなって、思います。


以上。


【まとめ】
問題解決力
ガマン力
生産性UP
だけじゃなくて、

①ストーリー(意味)持ってるか
②やりたいことやってきたか、フォローしてきたか
③美学というか自分ルール持ってるか
で、採用とか考えたい。という話


最後に。最近きいたイイコトバ
人は、意味を食べて、生きている。
意味を食べないでいると、発狂する。

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