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権威に騙されるのは知能差が理解できないせい?

相手のほうが低いという知能差を理解しなかったら不都合なことが起こると昨日の記事で書いた。
堂々とした振る舞いをしてる人を見ると自分より知能が優れた人間だと錯覚することがある。
世間一般で認められた組織を代表する人物が語ることは真実として信じられてしまう現象はこの3年でよく見られた。
世界的権力の地位にいる方はただのハリボテでも、堂々とした態度と権威のご威光で素晴らしく優れた御方と錯覚してしまうのか?

宗教はわざと難解にして理解できない自分は頭が悪いんだ!と思い込ませて教団の指示に素直に従う人間をつくるシステムで出来てるらしい。
宗教に限らず簡単なことをわざわざ難解にして相手の力を奪う手法は色んな場所で適用されてますね。納税とか。

こちらの記事でミルグラム実験について触れてます。

ミルグラム実験とは
“閉鎖的な状況における権威者の指示に従う人間の心理状況を実験したもので、実験の結果は、普通の平凡な市民でも、一定の条件下では冷酷で非人道的な行為を行うことを証明するもの”

ロバート・F・ケネディ・Jr.の以下の言葉が紹介されてます。
67%の人々は、医師の称号のような正当性を認められた権威のある人物がいる場合、その67%の人々は、権威者の命令を受け入れるでしょう。たとえそれが彼らの最も神聖な価値観に反していても。

権威を振りかざしてる人が実は悪だった、と気付いても主張できない人間にも問題があると上の記事で指摘されてます。
特に日本は同調圧力が強いし。
和を重んじることは真実を理解することより大事なのか?
この辺の心理を解読していくのは面白そう。
複雑な心理的葛藤は存在して無くて、ただ知能が低いだけでした!なんてオチだったら笑う。

こちらの記事で紹介されている実験も興味深い。
1席100ドルの高額チケットが完売するような世界最高峰の音楽家が地下鉄で演奏したら立ち止まって聴く人はゼロに等しかった。
肩書がなかったら芸術の価値なんてわからない人がほとんど。


本当に頭が良いとか、物事がわかってるとはどういうことなのか?
奇跡のリンゴの木村さんのような人は叡智を悟ってるんじゃないかと思う。

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実験動物として活躍してくださっているネズミさんの面白アイテムあります。
動物実験をどう感じるかで叡智との距離が測れるかも?

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