丸亀・ニッカリ青江プレミアムウィーク

6月6日・7日と高松・丸亀を旅行してきました。今回のお目当ては丸亀で開催中のニッカリ青江プレミアムウィーク

丸亀城石垣の修復支援プロジェクトとして、ニッカリ青江という刀が期間限定公開されていまして、次に見られるのはいつか分からない!ということで見に行ってきたのでした。

この週末に行く方も多いかと思いますので、多少でも参考になれば&旅の記録として、丸亀での一日をまとめてみました。(丸亀城内の文学碑についてはこちらの記事に別途まとめました→「丸亀城の文学碑(高濱虚子・吉井勇)」)

8:04 丸亀到着

本当はもう1本早い電車でと思っていたのですが、高松で前日行き損ねた場所を回ったりしていたのでこれくらいの時間に。(高松・菊池寛関係はまた別途まとめます)

8:10 レンタサイクルを借りる

まずは駅前でレンタサイクルを借ります。高松もそうでしたが、この辺りは割と平坦なので、自転車があるととても便利です。しかも丸一日借りてもたったの300円!!

特に今回は、夏のような暑さで熱中症になりそうだったので外を歩く時間をなるべく抑えたかったですし、チャリティグッズの購入やニッカリ青江公開などの行列に並んだり、丸亀城天守まで登ったりと脚を酷使しましたし、座って漕げる&移動時間を短縮できる自転車は非常に便利でした。

ちなみに丸亀城の駐輪場は、城内にある丸亀市立資料館の裏にあります。

まるがめレンタルサイクル
7:00~19:00
普通自転車:6時間まで200円、終日300円
電動アシスト付き自転車、スポーツタイプ自転車:6時間まで500円、終日700円

8:20 朝うどん

朝食がまだだったので、丸亀城へ向かう前に少し寄り道。通町商店街のお城側の端に位置する「本格手打ちうどん つづみ」で、ニッカリ青江をイメージした「ニッカリーうどん」を食べてきました。

エビ天と温玉が載ったカレーうどん。ニッカリとカリーをかけているのと、“元は大太刀の大脇差”であるニッカリ青江をイメージして大きなエビ天が乗っているというわけですね。

カレーは辛すぎず甘すぎず、程よくスパイシーで、出汁もよく効いてます。もちもちした麺によく絡んでおいしいです。エビ天も外はサクサク中はプリプリでいい感じ。温玉を崩すと、つゆがまろやかになるので、後半崩して、最後は温玉入りのまろやかなつゆにして飲み干すと、最後の一滴まで美味しくいただけます。

つづみ
月~土:7:30~16:00(水曜定休)
日・祝:9:00~16:00

8:40 チャリティクリアファイル販売に並ぶ

早速城内のおみやげショップへ。9:00からの販売でしたが、この時点でまぁまぁ並んでました。ざっくりしか数えていないのですが50人くらいかな?週末は多分もっと多いんだろうな。

最後尾札ならぬ最高美札を持って列に並びます。遊び心が素敵。

並んでいる途中、チャリティグッズについて「ご自身や大事な人に」「お手元で大事に使って欲しい」「関東でも販売予定なので遠方の方にはそちらをお伝えいただければ」という内容の放送があったのが印象的でした。メルカリなどでの転売が出ていたようなので、それを意識しての放送だったのだろうと思います。

10:00 購入完了

無事、クリアファイル購入できました。週末は特設テントが出ていたようですが、平日だったからか、おみやげショップ内で他のおみやげと併せての購入です。

丸亀城の重ね押しスタンプラリーの専用台紙(200円)もここで購入可能です。城内5箇所のスタンプコーナーでスタンプを重ねて押して行くと1枚の絵が完成するという趣向で、なかなか面白かったので、天守まで登る予定の方はぜひ!

ちなみに、スタンプラリーの2箇所目は、おみやげショップ目の前にある大手一の門ですが、「刀剣乱舞-花丸」を観ていた方は既視感あるのでは……?

おみやげショップ内には丸亀うちわも様々な柄のものを扱っていて、朝はゆっくり見る余裕がなかったのですが帰りに買って帰りました。普段うちわは、茹で枝豆冷ますくらいにしか使わないのですが、部屋に飾ります。

10:20 寶月堂さんへ

ここで一旦お城を離れ、数量限定のお菓子を購入するため寶月堂さんへ。こういうとき、気軽にあっちへ行ったりこっちへ行ったりできるのが自転車の良いところです。が、新作の「四季のニッカリ青江讃岐和三盆」(1500円)は売り切れ……無念……。でも、ニッカリ青江が刻まれた「ニッカリ青江和三盆」(1000円)は買えました。

以前、石切参道で太刀「石切丸」をイメージした若鮎風のお菓子を見かけましたが、ここにも刀をイメージした若鮎風のお菓子「銘菓 ニッカリ青江」を発見。もしかして全国探したら、他にも刀剣イメージの若鮎風菓子があるのでは……?

また、ゲーム「刀剣乱舞」をプレイしている人は思わずフフフとなる「根平糖」や「仙人団子」も販売しています。(残念ながら根平糖はこの時点で既に完売…)ニッカリ青江関係のお菓子だけでなく、讃岐の郷土菓子「おいり」や、珍しいバニラ風味の和三盆もあって、人に渡すお土産を買うのにもぴったりです。

お買い物を終えたら、そのまま店内でかき氷を。プレミアムウィーク限定の「ニッカリ氷」をいただきました。トッピングは香川は大野原町産のレモンと、讃岐の郷土菓子おいり。スプーンには京極家の四つ目結紋が焼印されています。蜜の色はゲームキャラクターの青江イメージでしょうか、上は緑色、下は青色。下の蜜は酸で色が変わる仕組み……ですが、人気のためもともと使っていた原料が足りず、現在使用している蜜は以前ほどはっきり色が変わらないそう。でも、甘酸っぱくてさっぱり食べやすい、暑い日に嬉しいかき氷でした。

11:00 丸亀市立資料館へ

さて本日のメインイベント、丸亀市立資料館のニッカリ青江公開を見に来ましたよ。

入ってすぐのところには丸亀城型の募金箱が。

2階に上がると、ここで本日二度目の最高美札です。30分ほどで入れました。

入場料500円(天守閣のチケットを持っていると460円になります)を払うとチケットと一緒に、地元の名物料理骨付鳥をイメージしたご当地キャラ「とり奉行骨付じゅうじゅうくん」がニッカリ青江を構えた特別デザインの缶バッジ(情報量が多い)もいただけます。

そしていよいよお待ちかねのニッカリ青江にご対面。やっぱり写真で見るのと実物を見るのでは随分イメージが違いますね。見に来てよかった。想像していたよりも、がっしりと逞しく、もともとは太刀だったというのも納得です。質感は冴え冴えと澄んで、真冬の月のようなイメージでした。

隣には、大磨上げ前の太刀だった頃の状態を復元したニッカリ青江の写しも展示されていましたが、復元前の姿も、想像よりがっしりしていて、確かにこれなら石灯籠も切れるかもしれない……なんて思いながら拝見しました。

この他、丸亀城や丸亀城の歴代当主に関する展示や、ニッカリ青江の名前の由来となったエピソードについての展示もあって面白かったです。

展示スペースは写真NGですが、お隣のスペースにあるパネル展示は写真OK。復興支援描き下ろしイラストも素敵でした……

12:00 資料館前エリアで石灯籠と写真を

資料館前の広場には、軽食の販売や「ニッカリ青江が斬った石灯籠」の展示、休憩スペースなどがあり、ここでホッと一息。

(刀剣乱舞ファンには説明するまでもない話ですが)知らない人のために説明すると、ニッカリ青江というのは、「ニッカリと笑う化け物(または幽霊)を斬ったら古い石灯籠が斬り落とされた」という逸話からついた名前なんですね。そういうわけで斬れた灯籠(発泡スチロール製)です。

刀を持った状態で撮影してくれるということで、テンション上がって撮った写真がこちら(笑)バックには丸亀城の天守も写ってバッチリです。

薬研を貫いた逸話を持つ「薬研藤四郎」のオブジェもありました。

軽食や物販で石垣修復支援

この広場で販売されている飲食物は、売り上げの一部が石垣修復に寄付されるということで、私も一つ、クレープをいただきました。京極家の家紋入りクッキーが載った「ニッカリ青江 京極クレープ」(700円)。餡子と抹茶シロップ、きな粉、おいりが使われている和風クレープです。おいりがサクサクしておいしい。

この他、ニッカリ青江が斬った石灯籠をイメージした「ニッカリ青江 石燈籠クレープ」やおいりがたっぷり載った「おいりクレープ」。他のお店では、しょっぱい系の軽食や飲み物もありましたよ。

また、東大阪からは、石切神社参道のすずやさんの協力で、石切さんの飴や七味、羊羹なども販売していました。

(刀剣乱舞ファンには以下略)東大阪には石切丸という太刀を所蔵する神社がありまして、参道には石切丸に関連したお土産が販売されていたり、刀を見に来た人向けに催しをしていたり、地域ぐるみでのPRが盛んです。さらに石切丸とニッカリ青江は、ゲーム内での関係性が近いので(筆者の冷静さが保てないので以下割愛)

天守へGO

一休みして元気になったら天守へ登ります。丸亀城は姫路城や松本城と並ぶ貴重な現存天守の一つなんです。日本一高い石垣と日本一小さい天守閣が特徴。近くで見るとなんとも可愛らしい大きさの天守なのですが、城下から見上げると、石垣の立派さと遠近感で、遥か高くにそびえ立つように見え、却って威厳を感じます。

美しく組まれた石垣や、讃岐富士、瀬戸内海の眺めなど、登る途中にも色々と見所があります。途中、高浜虚子の句碑と吉井勇の歌碑があるのですがそれはまた別の記事で。

また、二の丸井戸は日本一深いと言われる井戸。石垣を築いた羽坂重三郎が敵に通じることを恐れた殿様に殺されてしまったという悲しい逸話を持つ井戸でもあります。今でも水を湛え、覗き込むと水面が見えます。

14:00 資料館で最後のスタンプ

資料館に戻って最後のスタンプを押して、スタンプラリー完成です。

中津万象園へ

せっかく丸亀に来たので中津万象園にも行ってきました。お城や駅からはあまりアクセスがよくないのですが、自転車があれば丸亀城から15〜20分ほど。しかもレンタサイクルの鍵を見せると拝観料が3割引になります。(レンタサイクルのおじさんが教えてくれました。ありがとうございます。)

京極高豊候が作った大きな庭園で、京極家先祖の地である近江の琵琶湖を形どった池に近江八景になぞらえた島が配されています。庭内には稲荷神社や地蔵尊、茶室(日曜日には薄茶を振舞っています)なども。

16:00 ニッカリ青江アゲイン

なんだか名残惜しく、最後にもう一度ニッカリ青江を見てきました。2回も拝観料を払ったのかって?その分多く寄付できるからいいんだよ!閉館間際は人が少なく、昼間よりもゆっくり見ることができました。

16:30 石垣崩壊現場へ

暑さにやられてすっかり失念していましたが、帰りに石垣崩壊現場を見てきました。資料館前の広場から石垣に沿って南(おみやげショップとは反対の方向)へ進みましょう。資料館前の広場に「崩壊現場はこちら」という旨の案内があるのでその通りに進めばOK

実際に見るとかなり痛々しく、この修復にかかるであろう金額を考えると私にできる支援なんて雀の涙ほどのことではあるのですが、ほんのちょびっとでも力になれるといいなぁと改めて思いました。

17:00 太助灯籠

丸亀駅を通り越して海の方へ出ると、丸亀が琴平詣に訪れる人たちの玄関口だった時代が偲ばれる太助灯籠があります。浄財を出し合って作られた信仰の印と航路標識を兼ねたものです。

今でこそ陸路や空路での移動が当たり前になっていますが、かつては四国への上陸は海路が一般的。丸亀や多度津の港は金刀比羅宮の参拝客が入港する港として栄えました。

17:30 骨付鳥

レンタサイクルを返却し、最後にちょっと早めの夕飯をいただきました。駅から徒歩3分のところにある居酒屋さん「やき鳥 三太郎」へ。常連さんや出張で来たビジネスマンで賑わうお店ですが、定食メニューもあり、飲まない人にも優しいです。(ただし喫煙可なのでタバコが苦手な人は注意)

若鶏の骨付鳥がメインの「若の足定食」(1260円)をいただきました。骨付鳥にサラダ、味噌汁、ご飯、香の物がつきます。これに烏龍茶(大)とお突き出しを合わせて1830円。

皮はパリパリ肉はジューシー。タレは甘辛系かなと思いきや結構さっぱりとしていて、胡椒が効いてスパイシーです。しつこくないので、暑さで疲れ気味でもむしゃむしゃ食べられました。白米が進む味。

18:30 帰途につく

これにて一日終了!充実の一日でした。関係者の方々が一生懸命に歓迎してくださっているのを感じましたし、街でお会いした方々も「あぁ、あなたも刀を見に来たのね。賑わっていいね。」などと言って温かく迎えてくださり、とても気持ちよく過ごすことができました。

また骨付鳥食べに来たいなぁ。

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掬屋一

食べることと読むことと旅することが好き。文豪ゆかりの食べ物を作ったり食べたりします。 C95 3日目 東P60bにて、文豪ゆかりのレシピを文献を元に再現する文豪ごはんシリーズを頒布予定。 https://musubiyahonpo.jimdofree.com/

旅と食とときどき文学

旅行と食べることが好きな筆者の旅日記。だいたい食べてます。
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