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内定辞退してから既卒で公務員になる話

どうも、元気なomuraisuです。陽性さんになって自分の免疫力の弱さに気付いたので、補強としてプロポリスを買いました。じゃあ、本題行きます。

1年前の今頃…

私は俗に言うオヤカクに失敗し、就職活動をやり直す羽目になりました。今でも言いますが、内定を得た企業はベンチャーではあるものの事業内容は魅力的でしたし、自治体や企業を主な顧客としていたので基盤自体はしっかりしていました。今年も新卒募集をしていたのでそれくらいの余裕はあるレベルです。

リクナビやマイナビ、インターネットで探せばこの時期でも新卒採用をしている企業はあります。職種・業種を選ばなければ。
私は選んでしまった部分があります。内定先と同じようなことがやりたくても、内定先がニッチな部分を突いていただけに似ている企業を見つけるだけで一苦労です。

年明け~卒業まで

この時期は半分くらい民間企業を見て玉砕する日々が続きました。大学の求人サイトも見ていましたが、要項に満たしていなかったり口コミを見たら合わなかったり…既卒になることが確定しそうなのが嫌で周囲には就職する体で話していました。これは半分本当で半分嘘。
そして、コ○ナの関係で開講が遅れていた日本語教育の講義を受けることになり、そこで冷めていた日本語教育への熱を取り戻します。海外で日本語教師をするとなると、決まった季節には渡航をする必要があります。卒業してしまえば好き勝手に動けると考えた私は急遽メインを日本語教師に変更しました。

3月半ば~6月くらい

①日本語教師としての就活

日本語教師の就活はそこそこの成果を誇りましたが、指導者としても社会人としても経験値の無さが足を引っ張った感じがします。正直、熱意や志望理由・日本語教師としての自分の強みは魅力的に捉えられたはずです。ただ、「こういう時どうする?」というのが弱かった。
結局とある日本語学校から内定をいただきますが、辞退をさせていただきました。これは色んな理由がありますが、ざっくり分けると「待遇面での不安」と「キャリアの不安」です。

詳しい話はこちらから。

②民間企業の就活

日本語教師と同時進行で細々民間企業も見ていました。が、やはりこちらは圧倒的に経験の無さで落ちました。既卒にも色んな理由があるんだよ…(T_T)
私はよくある就活サイトと並行してLinkedInに登録していてずっとほったらかしにしていたら外資系企業からお誘いが来ましたが、英語面接の対策不足で落っこちました。
日本語教育に関する民間企業も面接まで進みましたが、ご縁がありませんでした。受かってたら東京でバリキャリしてましたね笑。

6月の終わり~8月末

①(絶対に参考にしてはいけない)公務員試験

いきなり降って湧いた公務員試験。親としては内定先を諦めて公務員になって欲しかったらしいのですが、個人的には全く賛同できませんでした。
形だけでも受けておくか…と対策する量が少ない教養型で受験できる自治体を幾つか・国立大学法人等職員採用試験を受験することに。まさかの全て筆記試験をパスしてしまいました。
採用(予定)先から合格をいただくまで、公務員になるつもりはかなり低かったので民間企業の就活と同じくらいの対策しかしていません。

②民間企業の就職活動

夏くらいからwantedlyを復活させました。新卒時代も使っていたのですが内定をいただいたタイミングでアカウントを削除したので、作り直しです。
他の求人サイトに比べるとプロフィールを見てくれる企業担当者が多い感じなので、「~というわけで既卒として就活をしています」と書いておけば既卒ということを欠点に捉えることは少なかったです。wantedlyはプロフィールをしっかり埋めれば相手方のニーズと外れない限りお話を聞けると思います。

wantedlyでは外資系企業、自分で応募したのは○天グループ、Jグループの子会社あたりで選考が進みました。公務員試験と被ったのと自分の適性を鑑みて○天以外は辞退しました。○天は対策不足です。

就活の終わり

結局、最終試験に合格した自治体の内定を受諾する形で私の就活は終わりました。未だに求人サイトのアカウントは削除していませんが、たぶんこの後も内定を辞退するつもりはありません。
今後自分のやりたいことをするためにはお金がどうしても必要になるので、ひとまずは公務員になって貯蓄を増やします。

既卒かもしれないと思っている人へ

結論:旧帝や早慶じゃなくても頑張ればなんとかなります。

私は上記の大学出身ではなく、地方のちっっさな公立大学出身です。人事受けする資格もスキルもありません。
「なんで既卒になったのか」を明確にすれば就活が少しだけ楽になります。私の場合「日本語教師として内定を得ていたが情勢を鑑みて自身のキャリアを見直すことにした」「内定後に○○の経験を通じて…ということを感じ、これをキャリアにしたくなった」のようなことを言っていました。目先の利益ではなく、将来を見据えた結果既卒を選んだということをアピールすればそこまでマイナス視されないと思います。

「でも頑張れない…理由がでっち上げでも無理……」という人は、公務員を目指すのが一番楽です。正直民間企業は特別な理由がない限り(企業によってはあっても)既卒の評価は低いです。公務員試験は既卒で挑戦する人が多いです。ソースは私。最終的に既卒で就活をする理由が訊かれる時が来ると思いますが、少なくとも民間に比べると既卒が受け入れられているはずです。その分、試験対策が必要になりますし、「公務員になって何をしたいか、それをすることで自治体はどう変化するのか」みたいなことを明確にしないと他の受験者と変わり映えしません。

私と同じようにオヤカクにぶち当たった人

結果の保証は私にできません。「やる後悔よりやらない後悔」です。これから前に進むためにも、親の意見にとりあえず従うのではなくまずは自分の意見を貫いてみてください。私はずっと自分の意見を言ってそれを保証する材料を用意すれば内定先に行けたのかもしれないと後悔しています。

私の就活体験が誰かの救いになりますように。おしまい。

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