見出し画像

アプリ婚活とスキンシップ(付き合う前・付き合った後)

私は今回アプリで出会った人を好きになって、結構頑張ったことがあります。それは、自分から積極的にスキンシップを取ることです。

今までは「付き合う前にスキンシップなんて…」と思っていましたが、本気で付き合いたい人と出会い、恥ずかしがっている場合ではなくなり、効果があるものを全て試そうと思いました。

これは女性が男性を相手するからできることであって、男性から女性へはまた別の戦略になると思いますが、女性の場合の、どうしてみたかの体験談です。


付き合う前のスキンシップ

昔の私は、付き合っていない相手にスキンシップを取る人に対して、言葉は悪いですが「尻軽」なイメージを持っていました。彼氏や夫がいる女性が、飲み会などで男性に対してペタペタ触れるのを見ると「おおおー」となっていました。

たいてい気軽に異性に触れる人はもてるので、既に相手がいます。そして相手がいるのにさらにスキンシップをしている。そんなところを見ていて、「ちょっと嫌だなあ(できるの羨ましいなあ)」と思っていました。

この本の「付き合えない!」という章の中で、奥手な男性を振り向かせる効果的な行動として、「6つのS」というものがあります。私がアプリで出会って好きになった相手は完全に奥手で、そして私は恥ずかしいとか言ってられないくらいその人のことを好きになったので、これを実践するしかない、と思いました。

この「6つのS」の中に、「触る」があります。

遊びなれた肉食系と違い、オクテ男子は女子に嫌われているんじゃ? キモがられてるんじゃ? とビクビクしています。そんな彼らは女に触りたくても触れないため、スキンシップに飢えている。よって平気で肩とか抱いてくる肉食に比べると、ボディタッチが何百倍も効くのです。

アルテイシア、オクテ女子のための恋愛講座、幻冬舎、2016年、40%

そこで提唱されているスキンシップには、「ねえねえ」「あのさあ」と相手の腕や肩に触る、服を引っ張る、並んで歩いている時や座っている時、さりげなく距離を縮める、などがあります。

私はこれを全て愚直に行いました。2回目の映画館デートで、映画の前後にショッピングモールをうろうろしましたが、その際に「ねえねえ」で軽く二の腕をポンポン、夜になって冷えてきたら、「寒くなってきましたね。なんかめっちゃ薄着じゃないですか?!」と相手の服の厚さを確かめようと服を引っ張る、など。

「どう思われるかなー」と緊張もしましたが、1回目に会った時から相手に既に家族レベルで安心感があったので、思ったより気楽にスキンシップを取れました。そして、彼の反応も良くも悪くもなく、普通に受け止めてくれていた気がします。

3回目のアウトドアデートでは、ベンチに座って一緒にスマホを見るときに、今までになくぐいぐいーっと近づいて座ったり、駐車場に帰るまでに並んで歩くときは、距離を縮めてガツンガツン肩をぶつけてました。

後日、彼はベンチに座っていたときに告白する予定だった(人が多くてできなかった)と聞いて、これらをしなくても好意を持っていたみたいだと知りました。ですが、同時に「あのとき歩いてたとき、肩がぶつかって嬉しかった…」としみじみ嬉しそうに言っていたので、「トライして良かった!」と思いました。

付き合った直後のスキンシップ

付き合ってすぐのスキンシップは、腕組みです。イルミネーションを見る直前に付き合うことになり、外は極寒だったので、イルミネーション会場に入ると同時に「寒い寒い〜」と暖をとるようにしがみつきました。最初は腕に手のひらを置いてみて、抵抗されなかったのでするっと腕に手を絡ませる、という感じでしょうか。

付き合った後にスキンシップのタイミングを逃して悩んでいる人を、Xでもたびたび見かけましたが、私は付き合う前から積極的にスキンシップしていこうと意気込んでいたからか、サクッと済ませられました。

イルミネーション会場から駐車場に向かうところで、今度は手を繋いでみました。彼からギュッと握り返されて、めちゃくちゃ嬉しかった思い出です。

ということで、付き合ってすぐは付き合う前のちょっとしたスキンシップもやはり自分で全て仕掛けてしまいました。婚活の時と同じ精神です。

ハグとキス

そんなスキンシップからスタートして、こちらが手を繋げば、握り返してくれることが当たり前になりました。ちなみに彼から繋いでくれたことはこの時は皆無。この段階じゃそのことは気にしません。

手を繋ぐことが当たり前になって、そしてとても居心地が良いので、すぐに「ハグしたいな〜」と思いました。ですので、その前にまず私の自宅で会った時、結婚したい旨を伝えて、彼の反応を見ました。結婚の話が出る前にスキンシップを加速させてはいけないと思っていました。なあなあになってしまうのではないかなと。

彼は私ほどにはスピーディな結婚は望んではいないものの、既にどこに住むのか、家事育児の分担などを考えてくれていて、いろいろ考えて私と真剣に付き合っていることが分かりました。安心したのでもう遠慮は無用、と私の方からハグもキスもしかけました。

お家デートのスキンシップ

一度家に招いてから、家で会うことが増えました。二人でネットフリックスを見る、ゲームをするなどしてます。最初は机と椅子でしたが、私の家が寒すぎるのでこたつを導入し、その後はずっとこたつ。そのうちソファを購入したので、暖かい日はソファで一緒に座るのが習慣になりました。

すでに手を繋ぎ、ハグやキスもした後だったので、一緒に何かを見ているときは、横に並んで肩をくっつける、手を繋ぐ、腕を組む、をいつもしています。これもほとんど私からしていますが、私がちょっとでも触れると、彼の方からガシっと握ってくれたりするので、満足しています。

まとめ

結構プライベートなことを書いてますが、理由があります。

私は10年以上前に短期間でしたが彼氏がいて、当時は全てのスキンシップが初めてでしたが、最初は相手からしてくれていました。その経験もあり、今回は自分からどんどん積極的に行動できたのかと思います。このように一方がいろいろと経験があると、スキンシップはスムーズに進んでいきます。

問題は、お互いに経験がない場合でしょう。その場合は、「したい!」と思った側が、勇気を出して頑張らないといけないと思います。その場合、どんな感じでするのかの具体的な例が欲しいと思います。この記事は、主にそういう方の参考になれればな、と書いています。

私のスキンシップの大部分は、世の中の映画、ドラマ、漫画、小説からヒントを得ている気がします。特に、アメリカ・イギリスのラブコメが大好きなので、その辺りを大いに参考にしています。なので、自宅の私のスキンシップは欧米並みです…。

また、スキンシップは相手ありきなので、毎回相手の反応はかなり真剣に見ています。私はスキンシップの多い結婚生活を目指しているので、結婚前に相手もそういうことが好きかを見極めたかったので積極的に動いたところがあります。結果、満足いっているので、幸運でした。こればかりはアプリのメッセージや数回会っただけれはわからないので、賭けの部分がありますね。

ただ、付き合う前のスキンシップを自分からしかけ、その相手の反応を見ることで、ある程度は予想がつくかもしれません。彼はその頃から一貫して消極的であるものの、私からしかけるスキンシップには喜んでくれているようです。なので、付き合う前から積極的にしかけてよかったと思います。少しでも参考になったら幸いです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?