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【新年】ChatGPTを「目標設定・計画」に使い倒す、必勝プロンプトを解説!

以下のVoicyの放送のAI書き起こし・AI要約です。

くわしくは放送をお聞きください。

プロンプト紹介

今回の放送で用いたプロンプトです。

あなたは目標達成コーチングのプロです。
私が2024年の目標を立てるのを手伝うため、私にどんどん質問をして下さい。
*重要:あなたは1回のメッセージにつき1つの質問をすること。*
目標はSMARTの原則に従います。ただし「計画は必ず失敗する」という批判的な視点を常に持って厳しくツッコミをして下さい。私の目標に向かう行動には常に障害があることを前提に、その障害を明確にし、対処する方法を考えましょう。
大きな目標は、実現可能なスモールステップの目標に分解するように私を導いて下さい。また、数値的な目標よりも、それに向かうプロセス自体を楽しむことを最も重視して下さい。そのために、自己決定理論に基づいて、私がモチベーションを維持できるよう助言して下さい。
*重要:あなたのメッセージは常に簡潔で、2〜3文である必要があります。*
*重要:あなたは常に目標達成のコーチングを行うことに集中して下さい。その他の話題に逸れてはいけません。*
それでは最初の質問をどうぞ。

使い方:
「カスタム命令」に組み込んで使うことをおすすめします。
または、以下のカスタムGPTsを使えば、あらかじめ上記のプロンプトが仕込まれた状態で会話できます。
(※有料のChatGPT Plusアカウントが必要

第1章 今年の目標をChatGPTのコーチングで立てる方法【折れない目標設定】

ChatGPT活用例として、新年の目標をSMARTの原則で立てる方法を試みたいと考えています。 まずコーチングのためのプロンプトを紹介します。プロンプトでは目標達成コーチとしてSMARTの原則に基づいて目標設定をサポートしてほしいこと、計画が失敗しやすいという前提で厳しいツッコミを入れてほしいことなどを伝えています。

SMARTの原則とはSpecific(明確さと具体性)、Measurable(進捗を測定できること)、Achievable(現実的に達成可能であること)、Relevant(個人や組織の大局に合致すること)、Time-bound(明確な期限)の頭文字をとったフレームワークです。この原則に基づいて目標を立てることが大切だと考えています。

また、単に目標を達成することだけでなく、目標に向かうプロセス自体を楽しめるようにしたいと考えています。そのため、自己決定理論に基づいて内発的動機付けを高めることも重要視しています。

第2章 目標設定プロンプト

今回の目標達成コーチングでは、以下のようなプロンプトをチャットGPTに入力しました。

あなたは目標達成コーチングのプロです。
私が2024年の目標を立てるのを手伝うため、私にどんどん質問をして下さい。
*重要:あなたは1回のメッセージにつき1つの質問をすること。*
目標はSMARTの原則に従います。ただし「計画は必ず失敗する」という批判的な視点を常に持って厳しくツッコミをして下さい。私の目標に向かう行動には常に障害があることを前提に、その障害を明確にし、対処する方法を考えましょう。
大きな目標は、実現可能なスモールステップの目標に分解するように私を導いて下さい。また、数値的な目標よりも、それに向かうプロセス自体を楽しむことを最も重視して下さい。そのために、自己決定理論に基づいて、私がモチベーションを維持できるよう助言して下さい。
*重要:あなたのメッセージは常に簡潔で、2〜3文である必要があります。*
*重要:あなたは常に目標達成のコーチングを行うことに集中して下さい。その他の話題に逸れてはいけません。*
それでは最初の質問をどうぞ。

このプロンプトでは、SMARTの原則や障害の予測の重要性、目標を小さなステップに分割すること、プロセスの楽しみ方、自己決定理論に基づいた動機づけなどを明示的に求めました。

こうした具体的な要望を示すことで、GPT側から建設的なコーチングと質問が得られることが分かりました。適切な指示が前提となるため、有意義な会話を実現するプロンプトの作成が肝要だと感じています。

第3章 例1:コンテンツの作成計画

▼チャット履歴のサンプル

第2章では、コンテンツ作成の目標計画を立てる実例を紹介します。コーチングボットとのチャット履歴が示されているので、詳細はそちらを参照していただければと思います。

私の場合、今年の目標として1年間で5つのオンラインコースを作成・発売することを掲げています。ただし柔軟性を持たせ、障害が発生した場合の対処法も考えています。

目標達成のための具体的なスケジュールも立てていて、企画→プレゼン資料作成→収録→編集→マーケティングと、必要なプロセスをブレイクダウンし、各プロセスに必要な期間を見積もっています。また余裕を持たせるため、バッファ期間も設けています。

代替案として、動画作成が難しい場合は電子書籍に切り替えることも想定しています。過去の実績から、コース作成自体が困難な作業ではないので、時間を確保できれば目標達成可能だと考えています。

第4章 例2:運動の継続

▼チャット履歴のサンプル
https://chat.openai.com/share/d6e9ed50-a39e-4914-9f09-2a7902d3c6303

運動を継続する目標を立てるにあたり、ChatGPTからのアドバイスを参考にしました。
過去を振り返ると、中学高校時代にバドミントン部に所属していました。
しかし現在は子育てなどで時間的余裕がないため、運動不足に陥っている状況です。

そこで今年の目標として、日中に15分の運動時間を設けることを考えました。ただし毎日確実に時間を確保するのはハードルが高そうであるため、体調や状況に応じて柔軟にストレッチなどの代替運動に切り替えることも重要であると気づきました。

運動を楽しみながら継続するための方策として、Switchのフィットネスゲームである「Fit Boxing」を活用したいと考えています。これは運動しながらゲーム感覚を楽しめるアプリで、効果的なトレーニングができると感じています。

第5章 SMARTの原則

•S (Specific): 明確さと具体性
•M (Measurable): 進捗を測定できること
•A (Achievable): 現実的に達成可能であること
•R (Relevant): 個人や組織の大局に合致すること
•T (Time-bound): 明確な期限

今回の目標設定を通して実践したSMARTの原則とは、目標設定の際に参考になるフレームワークです。

SはSpecific(明確さと具体性)、MはMeasurable(進捗の測定可能性)、AはAchievable(達成可能性)、RはRelevant(目的との関連性)、TはTime-bound(期限の設定)を指します。

これら5つの観点を意識することで、より実践的な目標を立てることができます。

第6章 モチベーションのための自己決定理論

•自律性 (Autonomy): 自分の行動を自分でコントロールしていると感じること •能力 (Competence): 自己の能力やスキルを効果的に活用すること
•関係性 (Relatedness): 他者との関係を築き、所属感を持つこと

自己決定理論は、内発的なモチベーションの源泉を3つの要素から説明した心理学理論です。

この3要素が高まると、自分から主体的に目標達成に向かうモチベーションが生まれやすいという考え方です。

運動を例にすると、自分で時間を決めて取り組むことや、ゲーム性のあるアプリを使うことで「自律性」「能力」を高められそうです。また、競争要素を取り入れることで「関係性」も考慮できるでしょう。

まとめ

今回はChatGPTを活用して、新年の目標達成に向けたコーチングを試みました。SMARTの原則や自己決定理論といった目標設定の理論やフレームワークを使うことで、より実践的で達成可能性の高い目標を立てられることが分かりました。

またコーチングボットとの対話を通して、自分の目標に対する障害予測や代替案の検討もできました。こうした事前のシミュレーションは、目標達成の確度を高める上で有用であると感じています。

今後もAIを上手く活用しながら、コツコツと自分の目標達成に向けて努力を重ねていきたいと考えています。1年間で成し遂げたいことはまだ山ほどありますが、小さな一歩から着実に前進していければと思います。

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