#standing on the shoulders

「standing on the shoulders of giants」を大切に思考…

#standing on the shoulders

「standing on the shoulders of giants」を大切に思考。あらかじめ似た主張がないかnote内も適当に検索しますが、先に同じことを言っている方がいればお許しください。下手な文章と誤植の多さを自覚していますので、ご指摘は歓迎。

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standing on the shoulders of Giantsを忘れずに。 自分が呟く程度の内容はすでに多くの先人が語ったか決着済みのことでしょう。それを自覚しつつnoteに残すことにした。先人の偉業や埋もれた才能を紹介するだけになってもそこから何かが生まれればうれしい。

    • 人類の祖先は弱みを強みに変えて生き残った(放送大学 放送授業より)④

      放送大学 放送授業 「レジリエンスの諸相」第2回での山極教授の話をまとめてみました。山極先生の市販本をいろいろ読んでみましたが、この放送授業の山極先生の話が分かり易くまとまっているので、できるだけ忠実にメモしました。(カッコ内の記載は私のつぶやきです) 放送大学 シラバスリンク レジリエンスの諸相第2回 ノート① ノート② ノート③ 前回③の最後の話(山極先生)  200万年前に脳が大きくなった。実は直立二足歩行はその500万年前に始まっているわけです。脳が大きくなった時には

      • 人類の祖先は弱みを強みに変えて生き残った(放送大学 放送授業第2回より)つづき③

        放送大学 放送授業 「レジリエンスの諸相」第2回での山極教授の話をまとめてみました。山極先生の市販本をいろいろ読んでみましたが、この放送授業の山極先生の話が分かり易くまとまっているので、できるだけ忠実にメモしました。(カッコ内の記載は私のつぶやきです) 放送大学 シラバスリンク 前回②の続きからです。→人間の祖先というのは2つの類人猿の弱い特徴、つまり、子どもの発達が遅い、それから、胃が弱く未熟な果実や葉をたくさんは食べられないという特徴を持ってサバンナへと出ていった。そこか

        • 人類の祖先は弱みを強みに変えて生き残った(放送大学 放送授業より)②つづき

          前回①に続き、放送大学 放送授業 「レジリエンスの諸相」2回での山極教授の話をメモったものです。放送大学 シラバスリンク  人間の祖先というのは2つの類人猿の弱い特徴、つまり、子どもの発達が遅い、それから、胃が弱く未熟な果実や葉をたくさんは食べられないという特徴を持ってサバンナへと出ていった。そこから人間のイノベーションが始まる。 稲村先生) 類人猿は森から出られなかった、ヒトはそこから出られたということですね。サバンナ 森の外というのは非常に危険な場所であると そこにヒト

        • 固定された記事

        standing on the shoulders of Giantsを忘れずに。 自分が呟く程度の内容はすでに多くの先人が語ったか決着済みのことでしょう。それを自覚しつつnoteに残すことにした。先人の偉業や埋もれた才能を紹介するだけになってもそこから何かが生まれればうれしい。

          人類の祖先は弱みを強みに変えて生き残った(放送大学 放送授業より)①

          放送大学 放送授業 「レジリエンスの諸相」での山極教授の話をまとめてみました。山極先生の市販本をいろいろ読んでみましたが、この放送授業の山極先生の話が分かり易くまとまっているので、できるだけ忠実にメモしました。(カッコ内の記載は私のつぶやきです) 放送大学 シラバスリンク https://www.wakaba.ouj.ac.jp/kyoumu/syllabus/PU02060200211/initialize.do (山極先生の授業内での話) サバンナ(草原地帯)は森林に比

          人類の祖先は弱みを強みに変えて生き残った(放送大学 放送授業より)①

          人類は協力によって生き残ってきたけれど

          世の中では、チームワークが大事、協調、協力が大事というけれど。  それによって人類は進歩し生き残ったことも事実だと思う。人間は一人で成しうることは限られているから。  しかし、突き詰めると自分のグループ内での協調の話で、利害の対立する他のグループとの協調の話ではない。 歴史上の悲劇の多くはあるグループのチームワークの良さから生まれたと思う。

          人類は協力によって生き残ってきたけれど

          サピエンス全史から妄想あれこれ(4)

          ハラリ氏のまとめるチカラは勉強になる・・・でも  サピエンス全史の前半では、ホモ・サピエンスだけに起こった認知革命(7万年前から3万年前に見られた新しい思考と意思疎通の方法の登場)が、その後の急激な勢力拡大になったことが一大テーマとなっている。  認知革命によって、ホモ・サピエンスは全世界に進出し、他の人類種を駆逐した可能性が高く、ともかくも、認知革命により唯一生き残った人類種となったところが重要であると。  ハラリ氏は、何故ホモ・サピエンスだけに認知革命が起こったかはさほ

          サピエンス全史から妄想あれこれ(4)

          サピエンス全史から妄想あれこれ(3)

          ハラリ氏の徹底した「standing on the shoulders of giants」の姿勢 ユヴァル・ノア・ハラリ氏は人類の歴史に関するあらゆる分野の研究成果を学び、巨人の肩に乗って自身の独自の壮大な歴史観を展開している。ハラリ氏の姿勢はまさにstanding on the shoulders of giantsを地で行っている。  第1章「認知革命」第2章「農業革命」には、一般人にとってはおなじみのなかった人類学上の研究成果が凝縮されている。そこからの展開が面白い。

          サピエンス全史から妄想あれこれ(3)

          サピエンス全史から妄想あれこれ(2)

          ご本家の人類学者の方はこの本がベストセラーになったことをどう思っているかな? 「サピエンス全史」はある意味大衆向けの著作、どこからどこまでが著者のオリジナルの主張か?は問題ではない。出典の原文の紹介引用のような記述をしていない。ただし、参考文献の記載はありルールを外しているわけではない。研究論文ではないのだからこれで十分ではある。引用を文中に入れればこむつかしい表現になるところ、読み易さが重視されており、ベストセラーの秘訣かもしれない。  山極先生の本を読むとご本家の人類学

          サピエンス全史から妄想あれこれ(2)

          サピエンス全史から妄想あれこれ(1)

          訳者のあとがきがいい。  訳者あとがきがいい。なかでも「先入観や固定観念、常識を覆され、視野が拡がり、新しい目で物事を眺められるようになるという体験を楽しんでいただけたら」とある。  まさに、そのような楽しみ方をしたくなる本だ。訳者あとがきに書かれている要約もいい。訳者あとがきの感想がすべてかもしれない。さらに、多くを書評等で語りつくされていて、今頃さらにあれこれ書くのも気が引けるところ、 勇気を奮って、次回以後で、この本から広がった妄想を書いてみよう。

          サピエンス全史から妄想あれこれ(1)