見出し画像

㊉㊀恋の恋による恋のための恋



ちゃんと書くし久々に例の自己紹介を・・・


どうもこんにちは。未成年です。成人してます。(久々!)




今日はこちらの曲をご紹介・・・

恋の恋による恋のための恋 / 初音ミク

作詞曲、イラスト、動画:ピノキオピー
CG:YumaSaito

さくっと書いていきます!




まず、曲に関してはとにかくエモい。展開のし方は勿論のこと
2番Bメロの音⇒サビ⇒間奏がどこまでもエモい。
また、無駄な音が無く洗練されており、洒落ているわけでもないのに
下品さを全く感じさせません。どこまでも綺麗
と、こんな感じ。




また、曲として詞の良い点を挙げますと、
一文字での韻が非常に気持ち良い。
例えばサビを切り取ると、

あの日 恋に恋して あの日 恋に恋して
やがて 恋を殺して 殺して 殺して
溢れだす思い出 血まみれの夕焼け
ひとりぼっちの部屋で とどめ刺せないまま

"恋し""殺し""思い""夕焼""部屋"が全てeの音で終わりますね。
聴いていて耳がしっくりくる詞と言えます。
それだけではなく、最後の"とどめ刺せないまま"は強く発音して留めたい(印象に残したい)ので、aの音で終わります。
先日Twitterで話していた「詞を曲として考えて作る」という類のものですね。非常に素敵です。単純にピノキオピーはこういうのが上手い。







では最後に細かく意味を考えて詞を見ていきましょう。

ただ、この曲を100%全部解釈してしまうのは野暮なので1番Aメロのみ。




生きづらい彼岸花 蛆の湧いた心が

まず最初の1行。
彼岸花は別名『死人花』等と言われますね。綺麗ながらも毒を持ち、葉を生やす前に花を咲かせる異様な植物です。周りから疎まれる存在であったと考えられます。
また蛆虫は死人に湧く事も多くありますから、周りからは彼岸花のように疎まれ生きづらく、心も死人のように腐り果てている状態を上手く比喩しています。
それも自身を『死人花』と比喩していますから、心が腐った事に関しても自身のせいだとすら思っていそうです。



君の笑顔と声で また脈打ち始めた 

ここで脈打ち始めたと表現しています。死人のようだった心が蘇生していく様子ですね。
今回はテーマとしては【恋】ですが、笑顔と声をくれた""に対しての感情はもしかしたら「命の恩人」くらいの気持ちかもしれませんね。



そして次の歌詞に進みます。

宵闇の帰り道 一緒にアイス食べた
胸の奥に本音をしまいこんで

ここでいう"本音"とは何でしょうか。「好き」は当然そうでしょうけど、それだけでしょうかね。皆様の想像にお任せします。




ここまでです。
気になった方は是非聴いてください。
もう聴いたという方もまた聴いてもらえればと思います。


また、何かあれば何なりとお話しくださいませ。


恋の恋による恋のための恋 / 初音ミク
https://www.nicovideo.jp/watch/sm35340226

それではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?