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師匠シリーズ「怪物 結(上)」/朗読してみたよ

オカルトホラーの殿堂「師匠シリーズ」。
「僕」とオカルト道の「師匠」が体験する怪異譚を中心に語られるシリーズですが、さまざまな個性と能力を持ったキャラクターにスポットを当てた「スピンオフ」的な話が数多く展開します。
今回選んだ「怪物」は、「僕」が所属する魔術系オカルトサークルのメンバーで、異性としても少し気になる存在「山中ちひろ(HN:京介)」が高校1年生の時に巻き込まれたある事件について語られたものです。

自分が住むマチの中で「石が降る」「電柱が引っこ抜かれる」「道路に割れ目ができる」などの現象が連続して発生。同時に内容が酷似する『母親を殺す夢』を見る人が続出していることに気づいた山中ちひろは、同学年の間崎京子のアドバイスを受けながら、真相に迫ろうと動き始める。

今回公開する「結(上)」では、怪現象の根源に近づく2人の姿と、その裏で密かに進行しつづける「悪夢」の脅威について描かれています。
物語は「結(下)」&「幕のあとで」でひと段落となりますが、クライマックス前の緊迫感を楽しめるのが「結(上)」というところです。

最初から聞きたい!という方は、こちらからどうぞ!


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