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子どもの大学入試ですごく後悔したこと

3月中旬。

子どもの大学受験本命の学校が不合格と分かりました。

母親の私は、最近はもう、熟睡することができません。

私が高校生の時に志望校に落ちた気持ちと、春から希望じゃなかった大学にしぶしぶ通った気持ちがよみがえって、苦しい。子どもにもその重たい気持ちが圧し掛かっているかと思うと、さらに苦しい。

合否結果から数日経っても夜間睡眠時の中途覚醒が増え、食欲も低下、そうすると体重が落ちていく…。頑固に落ちないアラフィフの脂肪がですよ。お風呂に入った時、お腹周りが妙にすっきりしていて驚きました。いや、こんなダイエットなんてしたくなかったけど。

子どもは浪人しないと決めているので、どこかの大学に入学手続きをすすめなければいけない。すでに得ていた合格切符から進路を決めた子ども。そんな姿をみながら、私にも、いろんな後悔がうずまいています。塾の送り迎えをしたり進路の面談で子どもの話を聞いたり支えていたつもりだったけれど、結局力になれなかった。

行きたい大学はすべて落ちてしまったからなぁ。
子どもはこうなることを想定していなかったから、目の前に起こった現実が受け入れられないようで、合格発表が済んだ今も、落ち込んでいます。

こうならないためにはどうしておけばよかったか。

子どもが志望校を提示したとき、子どもに「この大学が落ちた場合」という話がちゃんとしておけばよかったのではないかと思ってます。

ワーストケースを事前に提示していれば、心の準備や、そうならないための手段を早期に考えるなど、方法はあったはず。子どもが出してきた志望校一覧で、合否パターンを確認し、細かくシミュレーションしていればよかったかもしれません。特に、浪人はしない、という気持ちが強いのであれば、しっかり志望校を考え抜く必要があったように思います。悪いケースを避けるために、もっと考えを広げておくべきだった。受験校を変更するとか、根本解決を目指し更に学力向上に努めるとか、話し合いを深める必要があったのです。

今、滑り止め大学に行くことになって、再度、その大学の学生の就職実績や学生生活紹介ページをじっくり見直ししてます。いくつもいい点があるようで、「いい大学だよ」と何度も子どもに伝えましたが、気持ちが向いたかな、と思ったら、また落ち込んだりを繰り返しています。

3月はこんな風に揺れながら過ぎていきそうです。


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