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日記6年目の気付き ~憧れの「ほぼ日」から、ノート2冊使いへ~

日記歴:6年

日記を始めて6年。
自分に合った日記使いが分かってきた気がする。

毎日を細やかに記録する「ほぼ日」

6年前、はじめに使い始めたのは「ほぼ日」だった。

特設売り場を通るたびいつかは使いたいと思っていた「ほぼ日」、
ついに購入してはじめて開いたときのワクワク感は今でも思い出せる。

「ほぼ日」には様々な種類がある。
ほぼ日手帳 全タイプ解説 - ほぼ日手帳とは (1101.com)
現在は7タイプが発売されている。

「ほぼ日」の魅力は毎日を細やかに記録できることだと思うので、
毎年、どのタイプにするか迷ってみるものの、
結局、定番のオリジナルを選んでいた。

オリジナルは、1ページが左右に区切られている。
左側には時間軸が振ってあるのでその日のスケジュールを書いて、
右側には印象に残った出来事をフリーで書いていた。

細やかな記録に疲れたのでツバメノートへ

「ほぼ日」を使って5年弱経ったころ、
空白を埋めたいが忘れっぽい自分と「ほぼ日」の相性に、私は悩み始めた。

「ほぼ日」を書くときに、何をしたか思い出せない時間があると、
たびたびイライラしているのである。

悩んだ私は年明けとともにツバメノート(B4 100枚綴)へお引越しをした
ツバメノートは、高級感のある罫線ノートである。

枠が定められていないシンプルなノートに、
書きたいときに、書きたいだけ書くようにした。

「ほぼ日」で行っていたスケジュールの記録は、
時間軸入りのスケジュール帳に切り離すことにした。

スケジュール帳は、記録というよりは予定管理のツールなので、
(「ほぼ日」と違って)空白があっても許せる
という理屈が自分のなかで通った。

嬉しかったことを忘れないためのサブ日記

ツバメノートを始めてから半年、
書き溜めた日記を読み返してみると、
なんとネガティブなことばかり書いていることか!!と驚いた。

「ほぼ日」を使っていたころは、空白のページを埋めるために、
ポジティブやネガティブを問わず、印象的な出来事を記していたが、
ツバメノートには、書く衝動が起きるようなネガティブな出来事があるときだけ書いていたのである。

そのとき、日記とは何か、初めて考えてみた。

まず、日記は感情や思考の整理のツールである。だから、ネガティブな感情や思考に振り回されているときに日記を書くと、すっきりする。
一方で、日記は、忘れていた出来事をよみがえらせて、懐かしさや自信を与えてくれるツールでもある。こんなこともあった、あんなこともあった、と思い出すことは素朴に楽しい。

そこで、嬉しかった出来事のみを記録するサブ日記を始めた。
サブ日記は、印象的な嬉しい出来事があった日のみ、その出来事の概要と抱いた感情を3~5行程度で記す。

ネガティブなことの方が記憶には残りやすいから、
ポジティブなことを取り分けて、ちゃんと残しておく。

意図せずに使い分けはじめた2冊の日記。

これから先、日記を続けるうち、また日記の使い方は変わっていくはず。
誰に見せるわけでもない、自分だけの日記を好きなように続けていく。

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