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きょうのラッキーオールドサン大分編④

ラッキーオールドサン

気配にはすぐ気がついた。私だけが全力で振り返っていた。
ライブが始まる前のBGMがかかった待ちぼうけの時間。
いつもとっても苦手だけど今日も苦手だった。

普通はBGMが鳴り止んでから2人が入ってくるだろうと、わたしも思っていたが、
30分以上経ったところで、ふと電撃が走って思わず振り返ると、2人がさあ今から行こうか
としている姿が目に入った。

誰も気づいてない。
横を通られて、お客さん驚いたろうな。
物音が僅かにあったけどスタッフも出入りするので。

初めの一声で、
声がきゅいーんと天に舞い上がったので
音量はもう少し欲しいけど ドキドキできた

身振り手振り?
歌いながらの動作が、ゆったり揺れていて、好き。
背伸びしながら歌っている、靴は黒いスニーカー。
たまに静止画のように正面を向いて、服の裾を握りしめながら。
おもちゃのような楽器は、たまに音が出なかった(動揺していない様子)
タンバリンもノリノリじゃないのに正確には叩いている。
ノリノリじゃないのに音楽にしっかりノれているのは自然。肩を高くしたり低くしたり、瞳は斜め上を向いたり横を見たり睨むようにマイクをガン見したり。

服は喫茶店ぽいレトロな花柄と横が水玉フリルワンピース、淡いピンクのスカート。
ネイルは緑、マイクとおなじ。
友達と色素は似ているのに、少し春らしいピンク色が似合うのかなぁと思った。

指が細くて長いのを、人差し指だけ突き出した形で、ニットに隠していた。
途中まで萌え袖だったけど、結婚指輪がチラッと見えた。
もたろん、篠原さんの結婚指輪は先に気になった。
(いつもギターやベースの人が結婚指輪してると気になってしまうやつ)

篠原さんは、こだわりのありそうなロン毛、
尖っている感じは無いけど、独特の感性を守るために、何かしらの他の人のようには生きられなさを感じる。
ジーンズ、思ったより細身に感じた。
太ももが細い?どういうこと。
もし検査場に現れたら、いい人そうだけど「なにか匂う」ので検査するかもしれない、ごめんね。ミュージシャンですって言われてもするかもしれない。

写真、大分じゃないやん!と思ったあなたへ。
ライブ会場の廊下で、open時間なのに
先頭の人が拒否られて(まだ入場しないで、待ってくださいーの声)
並んで待っていた時に
階段に置いてあったのです…

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