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一口馬主マスターB  ノート公開⑦ キャロットクラブ 2017年度募集編


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No.5 ディアデラノビアの16 (馬名:カウディーリョ、父キングカメハメハ、総額7,000万円)

募集時の評価

馬体バランス良い。
品のある顔、しなやかな首さし、素軽さ溢れる中でしっかりと発達している半腱半膜様筋を含むトモは好印象。
黒々していて澄んだ瞳から集中力が垣間見れる。
肩が立っていて、前駆の可動がやや小さくなるかもしれないが、そこは後躯でカバーできそう。
長い距離よりもマイル~中距離で力を発揮できる馬体構造。

競走期

2018/08/19 2歳新馬(札幌芝1800m 稍重) 1着
一番の良いスタートをきり、3番手からレースを進めて、4コーナーで先頭へ。
そのまま押し切った。
着差は1馬身だが、パンパンの馬場ではない中で最後まで前肢の振りは衰えず、しっかり走れている点は評価できる。
馬体からもこのクラスで終わる馬ではない。
次回以降、馬群の中でリラックスして走れるか注目である。


2018/10/20 アイビーS・リステッド(東京芝1800m 良) 7着
前走と打って変わって後方から(10頭中9番手から)レースを進めた。
最後の直線もじわじわと伸びてきているが、前が止まらない競馬となってしまった(道中4番手までの馬がそのまま上位4番目まで入線)。
展開が向かなかっただけで、このクラスを勝ち上がる能力はあるので、悲観せずに次のレースに期待。


2019/03/30 山吹賞 500万下(中山芝2200m 良) 1着
今回も後方からのレース。4コーナーで大外を走りながら最後はしっかり差し切った。
まだまだ伸びしろがあり、上のクラスでも通用する力はある。
身体は小さいが、バネがあるので芝の舞台では苦にならない。


2019/04/27 青葉賞GIII(東京芝2400m 稍重)) 11着
道中行きたがる素振りを見せながら、騎手に抑えられ、上手く折り合えなかった印象。
それが最後の直線の失速に繋がっている。頑張って走っているだけにスタミナのロスが痛かった。
このクラスで通用しないわけではない。
次にどんな走りを見せるか注目である。


2019/08/11 HTB賞・1000万下(札幌芝2000m 良) 1着
小回りの札幌競馬場だからなのか、久々に前々からの競馬(4~5番手)。
それでも途中騎手とケンカしているように見えるところもあり、リラックスして走れていなかったが、最後しっかり勝ち切るところは能力の証。
いつも2着に付ける着差はそれほど大きくないが、勝ち切るところは良い。
やはり前めからの競馬が良さそう。あと、右回りの方が良いだろう。


2019/10/20 菊花賞GI(京都芝3000m 良) 8着
驚いた…いくら前からの競馬が良さそうでも先頭でレースを引っ張るとは…。
良いレースで精いっぱい頑張っている。
最後の直線に入った時点で脚が上がらなくなっている。本馬にとっては距離が長く、力負けではない。



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No.6 グレースランドの16 (馬名スタックオンユー、父キングカメハメハ、総額2,200万円)

募集時の評価

馬体バランス悪くないが、トモの容量が足りないのが気になるところ。
頭から首の構造は柔軟性ありそうで良いが、パワー・スピードの推進力を生み出す後駆の力強さが欠ける点がどうか…。
胸の深さは良く、前駆の構造は良い。

競走期

2019/02/23 3歳新馬(中山芝2000m 良) 8着
道中も頭の位置が高く、騎手が押っつけて先頭集団にやっと付いていっていく競馬となった。
後躯の力が無いから前駆で走ろうとして力が入り、頭が高く、首も含めて窮屈そうな走りになる。
最後の直線も伸びず…このクラスを突破するのも厳しい印象。


2019/05/04 3歳未勝利(新潟芝1800m 良) 16着
出遅れのスタート。後躯の力がないからスタートダッシュがつかない。
中団やや後方からレースを進めるも、向こう正面で騎手の手応えが怪しくなり、そこから前の馬達に付いていくのに必死の競馬。
最後の直線では騎手が追うのをやめた。
勝ち上がるのは厳しい。

       ―中央登録抹消-


           (2019年11月10日時点)



※作者 一口馬主マスターB
Twitter  → https://twitter.com/onemouthmaster2



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