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一口馬主マスターB  ノート公開⑥ キャロットクラブ 2017年度募集編


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No.3   オリジナルスピンの16 (馬名:アップライトスピン、父ディープインパクト、総額5,000万円)

募集時の評価

馬体バランス良く、頭からお尻にかけての背のトップラインがきれいで身体のしなやかさを感じさせる。
品のある顔、落ち着いた表情から気性の難しさは感じられない。
ただ、左前肢管の背側(正面側)が腫れており、繊細な場所なだけに一過性のものなのか気になるところ。腫れが続くようなら痛みが生じる可能性も…。
大したことないことかもしれないが、この時点で出資するには勇気がいる。見送りか。

競走期

2018/11/18 新馬戦(東京芝1800m 良) 1着
左前肢の管は問題なかった模様。馬体重460kg台でちょうど良い大きさ。
あっさりと新馬勝ちするのは素晴らしい。
走りは柔らかいが、飛びが大きくモタれる若馬らしさも見せた。
先頭に立つと気を抜く素振りも今後強い相手と戦う時に集中して走れるか要チェック。


2019/02/16 フリージア賞・500万下(東京芝2000m 良) 4着
やはり飛びが大きく、瞬発力が秀でたタイプではないので、キレ味勝負には分が悪い。
最後までしっかり伸びてきているし、このクラスを勝ち上がる力があることは間違いない。
顔の表情から分かるように、これまでのレースを見る限り気は難しくなさそう。


2019/06/23 500万下(東京芝1800m 稍重) 1着
常にスムーズに好位につけレースをできるのは本馬の強み。しっかりとした形があり、徹底している。
前肢の出が素晴らしい馬。飛びが大きい分、前駆の柔らかさがはっきりと分かる。
逆に、小回りやコーナーが多い窮屈なコースは本馬の走法には向かないと考えられるので、陣営がこの後どういったレースを選択するか楽しみ。


2019/09/07 紫苑S・GIII(中山芝2000m 良) 11着
デビュー以来、数字上では初めて大敗を喫したが気にする必要はない。
クラスが上がったということはあるが、能力負けではない。
道中から窮屈そうに走っており、この舞台が合わないのはその時点で明白だった。
東京や新潟で仕切り直しのレースが観たい。



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No.4   クルソラの16 (馬名:クルミネイト、父ディープインパクト、総額5,600万円)

募集時の評価

馬体バランス悪くないが、トモの容量が少ないのと、全身の筋肉量が寂しく、全身のパンチ力に欠ける印象。
父の産駒は筋肉が強いものもおり、やや身体のボリュームが少なく見えても走る馬がいるが、可能性は少ない。
もし走っても、そういう馬に投資するにはリスクがある。
肩が立っており(角度が急)、前肢の動きも窮屈に写る。

競走期

2019/06/23 3歳未勝利戦(東京2400m 重) 14着
2歳時にデビューできずにこの時期で初出走。
スタート直後位から機敏さがなく、モッサリとした走り。1歳時点でのパンチ力の無さが表れている。
2400mの流れでも常に騎手の手が動いている様子からスピード力も欠ける印象。
気持ちがのらなかったの…能力なのか…次走次第である。


2019/08/25 3歳未勝利戦(札幌芝2600m 稍重) 3着
前走と同様にスタートで出負け。トモの容量が乏しいことがスタートのダッシュ力に影響していると考えられる。
走りは前走よりもやる気があるようでペースには付いていけている。相変わらず全身を上手く使えず硬い走りになっている。
3着に突っ込んできたのは評価できるが、勝たなければ中央競馬に今後残れるかを左右するレースだったので今後どうなるか。


2019/10/26 萬代橋特別・500万下(新潟芝2400m 稍重) 5着
重い走りは相変わらずだが、これまでよりも少しは全身を使った走りになってきている。
最後のキレる脚がないうえに、ズブく、騎手の指示にすぐに反応できない。
それでも最後はじりじりと脚を伸ばしてくるので、今回のような直線が長い舞台もしくはスタミナの消耗戦が向いている。


                  (2019年11月3日時点)


※作者 一口馬主マスターB
Twitter  → https://twitter.com/onemouthmaster2


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